「久しぶりに3DSで遊びたいけど、ダウンロードソフトを入れる容量が足りない」「新しいSDカードが必要だけど、一体どこで買えるの?」とお困りではありませんか。最近では見かける機会も減り、どこで手に入るのか迷ってしまいますよね。
実は、3DSのSDカードは今でも様々なお店で購入可能です。お近くの家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど)や、意外と品揃えのあるゲオやブックオフなどの中古ゲームショップ、そしてドン・キホーテなどのディスカウントストアでも見つけることができます。
もちろん、手軽に探せるAmazonや楽天市場などのネット通販サイトも有力な選択肢ですが、メルカリやヤフオクでの個人間取引は注意が必要な点も忘れてはいけません。
しかし、ただ買える場所が分かれば良いというわけではありません。3DSシリーズで使えるSDカードの種類と容量を正しく理解し、快適に遊ぶための最適な一枚を選ぶことが重要です。
この記事では、なぜおすすめは32GBまでのSDHCカードなのか、そしてもしmicroSDカードを使うなら変換アダプタを忘れずに準備する必要があること、さらに安心して購入するために任天堂公式サイトの動作確認済みリストをチェックする方法や、偽物や粗悪品を避けるためのポイントまで、詳しく解説していきます。
この記事を最後まで読めば、3DSのSDカードがどこで買えるかを知り、自分に合ったお店で購入しようと決断できるはずです。さあ、あなたにぴったりのSDカードを見つけて、3DSのゲームライフをさらに楽しみましょう。
- 自分に合ったSDカードの購入場所が見つかる
- 3DSに対応するカードの種類や容量で失敗しない
- 店舗ごとのメリットや注意点を比較できる
- 偽物や粗悪品を避けるための知識が身につく
3DSのSDカードはどこで買える?【実店舗からネット通販まで紹介】
- 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど)
- ゲオやブックオフなどの中古ゲームショップ
- ドン・キホーテなどのディスカウントストア
- Amazonや楽天市場などのネット通販サイト
- メルカリやヤフオクでの個人間取引は注意
家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど)
ニンテンドー3DSで使うSDカードを探している場合、ヨドバシカメラやビックカメラといった家電量販店は、最も手軽で確実な購入場所の一つです。
その理由は、実際に商品を手に取って確認できるだけでなく、専門知識を持った店員さんに直接相談できるという大きな利点があるからです。特に、どのSDカードが3DSに対応しているか不安な方にとっては、これ以上ない安心感を得られるでしょう。

「3DSで使えるSDカードを探しています」と一言伝えるだけで、最適な商品を案内してくれるので、初心者の方でも迷うことがありませんよ!
家電量販店で購入するメリット
家電量販店でSDカードを購入することには、いくつかの明確なメリットが存在します。
まず第一に、購入後すぐに手に入ることが挙げられます。例えば、ダウンロードソフトを今すぐ購入したいのに容量が足りない、といった急な要望にも応えることが可能です。ネット通販のように配送を待つ必要がないのは、大きな強みと言えるでしょう。
そしてもう一つは、品揃えの豊富さです。多くの店舗では、複数のメーカーから発売されている様々な容量のSDカードが陳列されています。そのため、価格や性能を直接見比べながら、ご自身の予算や用途に合った一枚をじっくりと選ぶことができます。
さらに、多くの家電量販店では独自のポイント制度を導入しています。SDカードの購入でポイントが貯まりますし、貯まったポイントを使ってお得に購入することもできるため、普段から利用している店舗があればより経済的になります。
お近くの以下の店舗などで探してみると良いでしょう。
※店舗の規模によっては、SDカードの品揃えが限られている場合もあります。
知っておきたい注意点やデメリット
一方で、家電量販店での購入にはいくつかの注意点も存在します。これを理解した上で、購入を検討することが大切です。
一つ目の注意点は価格面です。一般的に、家電量販店の店頭価格は、オンラインショップの最安値と比較するとやや割高になる傾向があります。手軽さや安心感とのトレードオフになりますが、少しでも安く購入したい場合は、他の購入方法も視野に入れると良いかもしれません。
また、店舗によっては在庫状況にばらつきがあることも考慮しておく必要があります。特に、現在ではあまり主流ではない2GBや4GBといった小容量のSDカードは、すでに取り扱いが終了している店舗も少なくありません。
ニンテンドー3DSシリーズ本体が公式に動作を保証しているのは、容量が32GBまでの「SDHCカード」です。
64GB以上の「SDXCカード」は、パソコンを使って「FAT32」という形式でフォーマットすれば認識される場合もあります。しかし、これは任天堂の公式サポート外の使い方であり、データの破損や予期せぬエラーが発生する可能性も否定できません。安心して長く使いたいのであれば、必ず32GB以下のSDHCカードを選ぶようにしてください。
このように、家電量販店はすぐに手に入り、専門家に相談できるという大きなメリットがあります。ただし、価格や対応規格の確認といったポイントをしっかり押さえた上で、賢く利用することが求められます。
ゲオやブックオフなどの中古ゲームショップ
ニンテンドー3DSで使うSDカードは、ゲオやブックオフといった身近な中古ゲームショップでも見つけることができます。ゲーム機本体やソフトを扱うこれらの店舗では、関連する周辺機器としてSDカードが置かれている場合が多いのです。
新品だけでなく、中古の3DS本体から取り出されたSDカードが、単体で安価に販売されていることもあります。そのため、ゲームを探しに行くついでに、SDカードの在庫もチェックしてみる価値は十分にあるでしょう。

ゲームを買いに行ったときに、SDカードも一緒に揃えられるのは便利ですよね!私もよく、ついでに周辺機器コーナーを覗いています。
中古ゲームショップで購入するメリット
中古ゲームショップを利用する最大の魅力は、その手軽さと価格にあります。多くの店舗では、ゲームソフトや本体と同じフロアに周辺機器コーナーが設けられており、買い物のついでに気軽に立ち寄ることが可能です。
また、運が良ければ中古品やジャンク品として、非常に安価なSDカードに出会えるかもしれません。特に「少しだけ容量を増やしたい」といった目的であれば、中古の小容量SDカードはコストを抑える上で魅力的な選択肢になります。
さらに、店舗のスタッフはゲームに詳しい方が多いため、どのSDカードが3DSに対応しているかといった相談に乗ってくれる場合があるのも心強い点です。
中古ゲームショップの利点
ゲーム関連の買い物のついでに探せる手軽さが魅力です。中古品が見つかれば、新品よりもずっと安く手に入れることができる可能性があります。
店舗ごとの特徴と探し方のポイント
ゲオとブックオフでは、SDカードの取り扱いや在庫状況に少し違いが見られます。それぞれの店舗の特徴を理解しておくと、より効率的に探せるようになります。
例えば、ゲオでは新品のSDカード(任天堂公式ライセンス商品ではない、一般的なメーカー品)を周辺機器コーナーで販売しているケースが多く見受けられます。一方で、ブックオフ、特に「スーパーバザール」などの大型店舗では、中古ゲーム機本体のショーケース周辺や、ジャンク品をまとめたワゴンの中に中古のSDカードが見つかることがあります。
店舗名 | 主な取り扱い | 探す場所のヒント |
---|---|---|
ゲオ | 新品(汎用品)、中古品(稀にあり) | ゲーム周辺機器コーナー、中古メディアのショーケース |
ブックオフ | 中古品、ジャンク品 | ゲーム機本体のショーケース、レジ横の小物コーナー、ジャンク品ワゴン |
購入前に知っておきたい注意点
手軽で安価な可能性がある一方で、中古ゲームショップでの購入にはいくつか注意すべき点が存在します。まず、家電量販店と比較すると、SDカードの品揃えは豊富ではありません。特に32GBなどの大容量モデルは、見つからない可能性が高いです。
そして、最も注意したいのが中古品のコンディションです。中古のSDカードは、前の所有者のデータが残っている可能性や、長年の使用によって劣化が進んでいるおそれがあります。言ってしまえば、いつ壊れてもおかしくない状態のものも含まれるのです。
特に「ジャンク品」として売られているものは、動作の保証が一切ないことがほとんどです。購入する際は、価格の安さだけでなく、そうしたリスクも十分に理解した上で判断することが重要になります。
中古SDカード購入時のチェックポイント
中古品、特にジャンク品を購入する際は、以下の点を念頭に置いておきましょう。
- 動作保証の有無を必ず確認してください。
- カードの端子部分に目立つ傷や汚れがないか、できる範囲でチェックしましょう。
- 購入後は、大切なデータを保存する前に必ず3DS本体でフォーマット(初期化)することをおすすめします。
これらの理由から、もし大切なセーブデータやダウンロードソフトを長期間安心して保存したいのであれば、中古品ではなく新品の購入を検討する方が賢明だといえるでしょう。
ドン・キホーテなどのディスカウントストア
「急に3DSのSDカードが必要になった!」そんな時に頼りになるのが、ドン・キホーテをはじめとするディスカウントストアです。結論から言うと、ドン・キホーテでも3DS用のSDカードを購入することは可能であり、その最大の魅力は思い立った時にすぐ手に入れられる手軽さにあります。
なぜなら、多くの店舗が深夜まで営業しており、全国各地に展開しているため、仕事帰りや急な休日に必要になった場合でもアクセスしやすいからです。家電量販店が閉まっている時間帯でも、ドン・キホーテなら開いているというケースも少なくありません。
ここでは、ディスカウントストアでSDカードを選ぶ際のメリットや注意点について、詳しく解説していきます。

夜中に突然「あのダウンロードソフトがやりたい!」ってなった時、近所のドンキが開いてて助かった経験があるよ!
ディスカウントストアで購入するメリット
ドン・キホーテのようなディスカウントストアでSDカードを購入する利点は、主に「即時性」と「価格」の2点に集約されます。
まず、何と言ってもその場ですぐに手に入ることが大きなメリットです。オンライン通販のように配送を待つ必要がなく、購入したその日からすぐに3DSで使えます。データがいっぱいで新しいゲームがダウンロードできない、といった緊急事態にも迅速に対応できるでしょう。
また、ディスカウントストアならではの価格設定も魅力の一つ。有名メーカーの製品がセール価格で販売されていたり、比較的安価なプライベートブランドのSDカードが置かれていたりすることもあります。少しでも費用を抑えたい方にとっては、有力な選択肢となるはずです。
- 深夜でも営業している店舗が多く、急な必要にも対応しやすい。
- 購入してすぐに持ち帰り、使用できる即時性がある。
- セール品やプライベートブランドなど、安価な製品が見つかる可能性がある。
購入前に知っておきたい注意点
手軽さが魅力の一方で、ディスカウントストアでの購入にはいくつかの注意点も存在します。これを理解した上で、賢く利用することが大切です。
最も注意したいのは、店舗によって品揃えに大きな差があることです。
大型店舗であればデジタル家電コーナーが充実していることが多いですが、小規模な店舗ではSDカードの取り扱い自体がなかったり、種類が極端に少なかったりする可能性があります。そのため、訪れる前にお店の規模を確認するか、電話で在庫を問い合わせてみるのが確実かもしれません。
加えて、家電量販店の店員さんのように、製品に詳しい専門スタッフが常駐しているとは限りません。
「このカードは3DSで使えますか?」といった専門的な質問に、的確な回答を得るのは難しい場合があるでしょう。購入する際は、自分自身で必要なSDカードの種類や規格を把握しておく必要があります。
ディスカウントストアでは、必ずしも全ての店舗で希望のSDカードが手に入るとは限りません。また、製品に関する詳しい説明を受けられない可能性も考慮しておきましょう。自分の3DSに必要なカードの種類を事前に調べておくことが、失敗しないためのカギになります。
自分の3DSに合うSDカードを確認しよう
前述の通り、自分で正しい製品を選ぶ知識が重要になります。ニンテンドー3DSは、モデルによって対応するSDカードの種類が異なります。間違ったものを購入しないよう、下の表でご自身の機種を確認してください。
特に重要なのは、初期の3DS/3DS LLが通常の「SDカード」であるのに対し、New 3DS/New 3DS LL以降のモデルは「microSDカード」に対応している点です。カードの物理的なサイズが全く違うため、間違えると挿入することすらできません。
ニンテンドー3DS モデル | 対応するSDカードの種類 | 公式推奨容量 |
---|---|---|
ニンテンドー3DS / 3DS LL | SDHCカード | 4GB~32GB |
Newニンテンドー3DS / New 3DS LL / 2DS / New 2DS LL | microSDHCカード | 4GB~32GB |
3DSシリーズで公式に動作が確認されているのは、最大32GBまでのSDHCカード(またはmicroSDHCカード)です。たくさんのダウンロードソフトやセーブデータを保存したい場合でも、32GBあれば十分な容量と言えます。ドン・キホーテの店頭で選ぶ際も、この「32GB」という数値を一つの目安にすると良いでしょう。
このように、ドン・キホーテなどのディスカウントストアは、3DS用SDカードの緊急購入先として非常に便利です。ただし、店舗の品揃えや専門知識の面での注意点も存在します。事前に自分の機種に対応するカードの種類と容量をしっかり把握した上で、お店に足を運ぶことをおすすめします。
Amazonや楽天市場などのネット通販サイト
3DSで使うSDカードを探すなら、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ネット通販サイトの利用が最も手軽で便利な方法です。結論から言うと、品揃えの豊富さや価格の比較しやすさから、多くの方にとって第一の選択肢となるでしょう。
自宅にいながら、スマートフォンやパソコン一つで多種多様なSDカードを比較検討できるのが、ネット通販最大の魅力と言えます。

私もゲームのダウンロードソフトが増えてきたから、大容量のSDカードをネットで探したよ!色々なメーカーのものが一度に見られて、とっても便利だったな。
ネット通販で購入する3つの大きなメリット
ネット通販で3DS用のSDカードを探すことには、実店舗にはない多くの利点があります。ここでは、主なメリットを3つご紹介します。
ネット通販のメリット
- 圧倒的な品揃え
- 価格比較が簡単
- 購入者レビューを参考にできる
第一に、圧倒的な品揃えが挙げられます。家電量販店では取り扱いが少ない特定のメーカーや、少し前の規格であるSDHCカードも、ネット通販なら簡単に見つけ出すことが可能です。特に3DSで公式にサポートされているのは32GBまでのSDHCカードという規格なので、この条件に合う商品をピンポイントで探せるのは大きな強みです。
第二に、価格比較が非常に簡単な点も見逃せません。同じ商品であっても、出店しているショップによって価格が異なることは珍しくないです。複数のサイトやショップの価格を一覧で比べられるため、最もお得な条件で購入できる可能性が高まります。セール期間やポイントアップキャンペーンを狙うことで、さらに安く手に入れることもできるでしょう。
そして第三に、購入者のレビューを参考にできることです。実際にそのSDカードを3DSで使った人の感想や評価は、購入を判断する上で非常に貴重な情報となります。
例えば、「このメーカーのSDカードは問題なく認識された」「速度も十分で快適に遊べている」といった生の声を確認できるため、購入後の「こんなはずじゃなかった」という失敗を減らすことができます。
知っておきたいデメリットと注意点
多くのメリットがある一方で、ネット通販には注意すべき点もいくつか存在します。便利さの裏側にあるデメリットを理解した上で、賢く利用することが大切です。
ネット通販の注意点
最も注意したいのは、信頼性の低い出品者から購入してしまうリスクです。特に海外製のノーブランド品や、相場より極端に安い価格で販売されているSDカードの中には、偽物や粗悪品が紛れている可能性があります。
容量が偽装されていたり、すぐにデータが破損したりするケースも報告されているため、購入する際は出品者の評価を必ず確認しましょう。
また、送料の存在も忘れてはいけません。商品自体の価格は安くても、送料を加えると結果的に実店舗で買うより高くなってしまうことがあります。Amazonプライム会員であれば送料無料の対象商品が多いですが、そうでない場合は「〇円以上で送料無料」といった条件を確認する必要があります。
さらに、手元に届くまでに時間がかかる点もデメリットと言えるかもしれません。「今すぐSDカードの容量を増やしたい」という場合には不向きです。注文してから商品が到着するまで、通常は数日かかることを念頭に置いておきましょう。
主要な通販サイトの特徴を比較
ここでは、代表的な3つの通販サイトの特徴を簡単にまとめてみました。ご自身の利用スタイルに合ったサイトを選ぶ参考にしてください。
通販サイト | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
Amazon | 世界最大級の品揃え。プライム会員ならお急ぎ便や送料無料の特典が豊富。 | すぐに商品が欲しい人、プライム会員の人。 |
楽天市場 | 楽天ポイントが貯まりやすく、ポイントアップのキャンペーンが頻繁に開催される。 | 楽天のサービスをよく利用する人、ポイントを貯めたい人。 |
Yahoo!ショッピング | PayPayでの支払いに強く、関連キャンペーンが充実。ソフトバンクユーザーはさらにお得。 | PayPayやソフトバンクのサービスを頻繁に利用する人。 |

どのサイトも一長一短があるんだね!自分の使い方に合わせて選ぶのが賢い方法みたい。購入するときは、必ず「SDHC」で「32GB以下」のカードを選ぶのを忘れないでね!
このように、ネット通販は3DS用のSDカードを探す上で非常に有効な手段です。メリットと注意点をしっかり理解し、信頼できるショップから、ご自身の3DSに合ったSDカードを見つけてみてください。
メルカリやヤフオクでの個人間取引は注意
メルカリやヤフオクといったフリマアプリやネットオークションは、様々な商品を安価に手に入れられる便利なサービスです。もちろん、ニンテンドー3DS用のSDカードも数多く出品されています。しかし、手軽に購入できる反面、個人間取引ならではの、見過ごせないリスクが潜んでいることを理解しておく必要があります。
結論から言うと、大切なデータを扱うSDカードを個人間取引で購入することは、あまり推奨できません。なぜなら、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性が、新品を店舗で購入する場合に比べて格段に高くなるからです。

少しでも安く済ませたい気持ちはよく分かります…。でも、SDカードのトラブルは、セーブデータというお金には代えられないものを失うことにつながりかねません。
偽物や粗悪品が紛れている可能性
個人間取引で最も警戒すべきなのは、「偽物」や「粗悪品」の存在です。特に海外製の安価なSDカードには、一見しただけでは本物と見分けがつかない模倣品が紛れていることが少なくありません。
これらの製品には、主に次のような問題があります。
偽物SDカードに潜む危険なワナ
容量偽装
「32GB」と記載されていても、実際には数GBしかデータを書き込めないようにプログラムが改ざんされているケースです。一定の容量を超えてデータを保存しようとするとエラーが発生し、最悪の場合はそれまでに保存したデータごと破損する恐れがあります。
転送速度の偽装
パッケージに記載された通りの速度が出ず、ゲームの読み込みが異常に遅くなったり、プレイ中に処理が追いつかずフリーズしたりする原因となります。快適なゲームプレイが大きく損なわれるでしょう。
耐久性の低さ
品質の低いパーツで作られているため、非常に壊れやすいです。ある日突然3DSがSDカードを認識しなくなり、ダウンロードしたソフトや大切なセーブデータが全て消えてしまうという悲劇も起こり得ます。
このように、偽物のSDカードは「安物買いの銭失い」になるだけでなく、あなたの大切な思い出まで奪ってしまう危険性をはらんでいるのです。
中古品ならではの隠れたリスク
たとえ本物のSDカードであっても、中古品には注意が必要です。SDカードは精密な電子部品であり、言ってしまえば消耗品でもあります。
前の所有者の使い方によっては、見た目では分からない問題を抱えている可能性があります。例えば、何度も抜き差しを繰り返したことによる端子部分の劣化や、内部的な損傷などが考えられます。このようなSDカードを使用すると、接触不良を起こしてデータが正常に読み込めなくなるばかりか、3DS本体のスロットを傷つけてしまうかもしれません。
また、データが完全に消去されていないケースも考えられます。前の所有者のセーブデータが残っている程度ならまだしも、万が一、不正なデータなどが含まれていた場合、予期せぬトラブルに発展する可能性もゼロではないでしょう。
どうしても利用するなら確認すべきこと
これらのリスクを理解した上で、どうしてもフリマアプリなどを利用したい場合には、少なくとも以下の点を確認することが重要です。
購入前に確認したいチェックリスト
出品者の過去の取引における「評価」を必ず確認し、信頼できる相手かどうかを判断しましょう。「悪い」評価が多い出品者からの購入は避けるのが賢明です。
商品説明や写真を隅々までチェックし、「国内正規品」「新品未開封」といった記載があるか、パッケージの印字が不鮮明でないかなどを確認します。
そして、市場価格と比べて極端に安い価格で出品されているものには、偽物や何らかの問題がある可能性が高いと考え、手を出さないようにしてください。
もし購入した場合は、商品が届き次第、すぐに3DS本体で正常に認識されるか、そしてパソコンのチェックツールなどを使って実際の容量に偽りがないかを確認することをおすすめします。
いずれにしても、個人間取引には常にリスクが伴います。これらの理由から、3DSのSDカードに関しては、信頼できる家電量販店やオンラインストアで新品を購入するのが、最も安全で確実な選択と言えるでしょう。
3DSのSDカードがどこで買えるか分かった後に知るべき選び方
- 3DSシリーズで使えるSDカードの種類と容量
- おすすめは32GBまでのSDHCカード
- microSDカードを使うなら変換アダプタを忘れずに
- 任天堂公式サイトの動作確認済みリストをチェック
- 偽物や粗悪品を避けるためのポイント
3DSシリーズで使えるSDカードの種類と容量
ニンテンドー3DSシリーズでゲームをたくさん楽しむためには、データを保存するためのSDカードが欠かせません。しかし、どのようなSDカードでも使えるわけではなく、実は対応する種類や容量には決まりがあります。
ここでは、あなたの3DSにぴったりのSDカードを選ぶために知っておくべき、カードの種類と容量について詳しく解説していきます。これを理解しておけば、購入後に「カードが認識されない!」といったトラブルを防げるでしょう。

せっかく買ったダウンロードソフトが容量不足で保存できない…なんて悲しいですよね。SDカード選びは、3DSライフを快適にするための最初のステップですよ!
3DSで使えるSDカードは3種類
3DSシリーズで公式に使用が認められているSDカードは、大きく分けて2つの規格に分類されます。それは「SDカード」と「SDHCカード」です。
現在、市場で主に見かけるのはSDHCカードの方でしょう。また、スマートフォンなどで広く使われている、より小型のmicroSDカードやmicroSDHCカードも、専用の「SDカードアダプター」に差し込むことで、通常のSDカードと同じように使用することが可能です。
Newニンテンドー3DS/2DSシリーズはmicroSDカードが標準
ニンテンドー3DSや3DS LLといった初期のモデルでは、本体側面にSDカードスロットが搭載されています。
一方で、Newニンテンドー3DS、New 3DS LL、ニンテンドー2DS、New 2DS LLの4機種は、microSDカードスロットが標準装備されています。これらのモデルをお持ちの場合は、SDカードアダプターは不要で、microSDカードを直接挿入して利用します。
容量選びのポイントは「最大32GB」
SDカード選びで最も重要なのが容量です。結論から言うと、3DSシリーズで任天堂が公式に動作を保証しているのは最大32GBまでとなります。
その理由は、3DS本体のシステムが「SDHC」という規格までしか対応していないためです。SDHC規格は、容量が4GBから32GBまでのカードを指します。そのため、お店でSDカードを探す際は、「SDHC」というロゴがあり、容量が32GB以下のものを選ぶのが最も確実な方法です。
容量ごとの使い方の目安は以下のようになります。
- 4GB~8GB: パッケージ版ソフトのセーブデータ保存がメインで、たまに体験版をダウンロードする程度の方。
- 16GB: ダウンロードソフトを数本遊びたい方や、追加コンテンツをいくつか購入する予定の方。
- 32GB: ダウンロードソフトをたくさん購入して遊びたい方。容量を気にせず快適に楽しみたいなら、このサイズがおすすめです。
64GB以上のSDXCカードは使えるの?
家電量販店などでは、64GBや128GBといった大容量の「SDXCカード」も販売されています。しかし、これらのSDXCカードは、原則として3DSシリーズでは使用できません。
なぜならば、SDXCカードは「exFAT」というファイルシステム(データを管理する仕組み)を採用しているのに対し、3DSは「FAT32」というファイルシステムにしか対応していないからです。そのため、SDXCカードをそのまま3DSに挿入しても、本体がカードを認識できずエラーが表示されてしまいます。
SDXCカードの使用は自己責任で
インターネット上には、パソコンを使ってSDXCカードを「FAT32」形式でフォーマット(初期化)し、3DSで認識させるという非公式な方法も紹介されています。しかし、この方法は任天堂が推奨しているものではなく、サポートの対象外です。
無理な使用は、セーブデータの破損や、最悪の場合本体の故障につながる危険性も否定できません。大切なデータを守るためにも、公式にサポートされている32GBまでのSDHCカードを選ぶことを強く推奨します。
3DSシリーズの各モデルと対応SDカードの関係を、以下の表にまとめました。
機種名 | 対応カードの種類 | 公式サポート最大容量 |
---|---|---|
ニンテンドー3DS / 3DS LL | SDカード / SDHCカード (microSDはアダプター経由で可) |
32GB |
Newニンテンドー3DS / New 3DS LL | microSDカード / microSDHCカード | 32GB |
ニンテンドー2DS | SDカード / SDHCカード (microSDはアダプター経由で可) |
32GB |
Newニンテンドー2DS LL | microSDカード / microSDHCカード | 32GB |
※本表は任天堂公式サイトの情報を基に作成しています。(参照:3ds/sdcard.html” target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>任天堂公式サイトQ&A)

このように、自分の持っている3DSの機種によって、直接使えるカードの形(サイズ)が違うので注意が必要ですね。迷ったら、「32GBのmicroSDHCカード」を買っておけば、アダプターの有無でどの機種にも対応できるので安心ですよ!
これらの理由から、3DSシリーズで使うSDカードは、対応規格と容量をしっかり確認して選ぶことが大切です。安心してゲームを楽しむためにも、任天堂が公式にサポートしている範囲内で、自分のプレイスタイルに合った容量のカードを選んでください。
おすすめは32GBまでのSDHCカード
ニンテンドー3DSで遊ぶ上で欠かせないSDカードですが、「どの容量を選べばいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に、ダウンロードソフトやバーチャルコンソールをたくさん楽しみたい場合、容量選びは非常に重要です。
結論からお伝えすると、ニンテンドー3DSシリーズで使うSDカードは、32GBまでのSDHC(エスディーエイチシー)カードが最もおすすめです。なぜなら、これが最もトラブルが少なく、安心して使える選択肢だからです。

最近はもっと容量の大きいカードも安く売ってるけど、どうして32GBまでがいいの?
確かに、現在では64GBや128GBといった大容量のSDカードも手頃な価格で手に入ります。しかし、3DSで使う場合には、ただ容量が大きければ良いというわけではないのです。ここでは、なぜ32GBまでのSDHCカードが最適なのか、その理由を詳しく解説していきます。
公式に動作が確認されている安心感
32GBまでのSDHCカードをおすすめする最大の理由は、任天堂が公式に動作確認を行っている最大容量である点です。
任天堂の公式サイトでも、ニンテンドー3DSシリーズで使用できるSDカードは「SDHCメモリーカード32GBまで」と明記されています。(参照:任天堂公式サイト サポート情報)
公式にサポートされているということは、予期せぬエラーやデータの破損といったトラブルが発生するリスクが極めて低いことを意味します。大切なセーブデータや購入したダウンロードソフトを守るためにも、この「公式サポートの範囲内」という安心感は非常に大きなメリットと言えるでしょう。
SDカードの規格と3DSの仕様
SDカードには、容量によっていくつかの規格が存在します。この規格の違いを理解することが、適切なカード選びの鍵となります。
規格名 | 最大容量 | 初期フォーマット形式 |
---|---|---|
SDカード | 最大2GB | FAT16 |
SDHCカード | 4GB~32GB | FAT32 |
SDXCカード | 64GB~2TB | exFAT |
この表の通り、カードの種類によって「フォーマット形式」というデータの管理方法が異なります。ニンテンドー3DSは、標準で「FAT32」という形式にしか対応していません。
32GB以下のSDHCカードは、最初からこの「FAT32」でフォーマットされているため、購入してそのまま3DSに差し込むだけで使用できます。一方で、64GB以上のSDXCカードは「exFAT」という別の形式でフォーマットされているため、そのままでは3DSが認識してくれないのです。
64GB以上のSDXCカードは本当に使えない?
「じゃあ、64GB以上のカードは絶対に使えないの?」と疑問に思うかもしれません。結論を言うと、特殊な方法を用いれば使用できる可能性はあります。
具体的には、パソコンを使って64GB以上のSDXCカードを「FAT32」形式で強制的にフォーマットし直すことで、3DSに認識させることが可能です。しかし、この方法にはいくつかの注意点が存在します。
64GB以上のSDカードを使用する際の注意点
- 任天堂の動作保証外です: この方法はメーカーが推奨する使い方ではないため、何らかの不具合が発生しても自己責任となります。
- データ消失のリスク: フォーマットの失敗や、ゲームのプレイ中に突然データが読み込めなくなる、セーブデータが破損するといったリスクが伴います。
- 専門的な知識が必要: パソコンでのフォーマット作業に慣れていない方にとっては、手順が複雑で難しいと感じるかもしれません。
このように、多くのダウンロードソフトを保存したいという理由で大容量カードを使いたい気持ちも分かりますが、それには相応のリスクと手間が伴うことを理解しておく必要があります。特別な理由やこだわりがない限りは、無理をせず公式サポート範囲内の32GBを選ぶのが賢明です。
32GBでどれくらい保存できるの?
「32GBで容量は足りるの?」と心配になる方もいるでしょう。実際には、32GBあればかなりの数のゲームやデータを保存できます。
例えば、ニンテンドー3DSのダウンロードソフトは、小規模なものであれば数十MB、大規模なタイトルでも2GB~3GB程度のものがほとんどです。仮に1本の容量を平均1GBと見積もっても、単純計算で30本近くのソフトを保存することが可能です。
32GBでできることの目安
- パッケージ版のソフトを中心に遊び、ダウンロード版は数本というプレイスタイルの方。
- バーチャルコンソールのゲームをたくさん集めたい方。
- 体験版を気軽にダウンロードして試したい方。
- ゲームのセーブデータや追加コンテンツを安心して保存したい方。
もちろん、動画をたくさん撮影したり、全てのソフトをダウンロード版で購入したりするようなヘビーユーザーの方にとっては、32GBでは物足りなく感じる場面もあるかもしれません。しかし、一般的な使い方であれば、32GBはコストパフォーマンスと安心感のバランスが最も取れた容量だと言えるでしょう。

なるほど!よく分からないまま大容量のカードを買って、使えなくて困る…なんてことにならなくて済むね!
その通りです。これらの理由から、ニンテンドー3DSのSDカードを選ぶ際は、まず32GBのSDHCカードを検討することをおすすめします。これが、あなたの3DSライフを最も快適で安心なものにしてくれる選択です。
microSDカードを使うなら変換アダプタを忘れずに
結論から申し上げますと、現在お店で広く販売されているmicroSDカードを、旧型のニンテンドー3DSやニンテンドー3DS LLなどで使用したい場合には、「SDカード変換アダプタ」というアイテムが絶対に必要です。その理由は、ニンテンドー3DSシリーズが、機種によって対応しているカードの「サイズ」そのものが異なるためです。
なぜ、変換アダプタが不可欠なのでしょうか。これは、SDカードとmicroSDカードの物理的な大きさに違いがあるからです。
旧型のニンテンドー3DS、ニンテンドー3DS LL、そしてニンテンドー2DSには、サイズの大きい「SDカード」を挿入するためのスロットが備わっています。一方で、現在、家電量販店などで主流となっているのは、爪の先ほどの大きさしかない「microSDカード」の方です。
この小さなmicroSDカードを、そのまま旧型3DSの大きなSDカードスロットに入れようとしても、もちろんサイズが合わず、中で固定されずに認識すらされません。そこで活躍するのが、SDカード変換アダプタなのです。これを使うことで、小さなmicroSDカードを大きなSDカードとして本体に認識させることができます。
変換アダプタとは一体どんなもの?
SDカード変換アダプタは、見た目や大きさはSDカードとそっくりです。しかし、よく見ると側面にmicroSDカードを「カチッ」と音がするまで差し込める、小さな挿入口が付いています。ここにmicroSDカードをセットすることで、SDカードと全く同じサイズ・形状に変身させられる便利な道具です。
このように言うと、何か特別なパーツを探さなければならないように感じるかもしれません。ですが、実際にはmicroSDカードを購入すると、多くの場合、この変換アダプタが付属品として最初からセットになっています。購入する前に、パッケージの記載を少し確認してみることをお勧めします。
もし付属していなくても、100円ショップや家電量販店のメモリーカード売り場などで、アダプタ単体でも簡単に見つけることが可能です。

パッケージに「SDカードアダプター付」といった記載があるか、ぜひチェックしてみてくださいね!
参考までに、お使いの3DSシリーズと対応しているカードの種類をここで整理しておきましょう。
3DS本体のシリーズ | 対応するカードの種類 | 備考 |
---|---|---|
Newニンテンドー3DS Newニンテンドー3DS LL Newニンテンドー2DS LL |
microSDカード | SDカードはサイズが大きすぎて使用できません。 |
ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS LL ニンテンドー2DS |
SDカード | microSDカードを使うには変換アダプタが必要です。 |
変換アダプタを使う際の注意点
非常に便利な変換アダプタですが、利用する上で知っておきたい注意点もいくつか存在します。快適にゲームを遊ぶために、以下の点を少しだけ頭に入れておくと、いざという時に安心です。
変換アダプタ利用時の注意点
- 接触不良のリスク: 変換アダプタを介すると、カードと本体の接点が物理的に増えます。そのため、ごくまれに接触が悪くなり、カードが認識されにくくなる可能性があります。抜き差しは丁寧に行うことを心がけましょう。
- 品質による差: 非常に安価なアダプタの中には、品質が安定せず、データの読み書き速度が遅くなったり、動作が不安定になったりする製品も存在するという情報があります。可能であれば、信頼できるメーカーの製品を選ぶとより安心です。
- 紛失のしやすさ: アダプタ自体はSDカードと同じサイズです。microSDカード単体よりは大きいものの、やはり小さなパーツなので紛失には注意が必要です。使わないときは、専用のケースなどに保管しておくと良いでしょう。
もちろん、これらの注意点はあくまで可能性の一つです。実際には、ほとんどのケースで問題なく使用できますから、過度に心配する必要はありません。ただ、もし「SDカードが読み込まれない」といったトラブルに見舞われた際には、一度変換アダプタの接触を確かめてみる価値はあるでしょう。
このように、旧型の3DSシリーズで現在主流のmicroSDカードを使いたい場合でも、SDカード変換アダプタさえ準備すれば、全く問題なく利用できます。
microSDカードを購入する際には、パッケージに変換アダプタが付属しているかを確認し、もしなければ別途忘れずに用意しましょう。これさえ押さえておけば、カード選びで困ることは少なくなるはずです。
任天堂公式サイトの動作確認済みリストをチェック
ニンテンドー3DSシリーズで使うSDカードを選ぶとき、最も確実で安心な方法は、任天堂の公式サイトに掲載されている「動作確認済みリスト」を確認することです。
なぜなら、市場には無数のSDカードが存在しますが、すべての製品が3DSで正常に動作するとは限らないからです。互換性のないSDカードを使用すると、ゲームの読み込みが遅くなったり、最悪の場合、大切なセーブデータが破損したり、認識されなくなったりする危険性があります。
その点、公式サイトのリストに載っている製品は、任天堂が実際に3DS本体で動作テストを行い、問題なく使えることを確認しています。いわば「任天堂のお墨付き」が得られている製品なので、安心して購入できるというわけです。

「せっかく買ったのに使えなかった…」なんて悲しい事態を避けるためにも、まずは公式サイトの情報をチェックするのが一番の近道ですよ!
公式サイトのリストを確認する方法
動作確認済みのSDカードリストは、任天堂の公式サイト内にあるサポートページで公開されています。以下のリンクから直接確認することが可能です。
ニンテンドー3DSシリーズ 動作確認済みSDカード
(参照:任天堂公式サイト)
こちらのページで、どのメーカーのどの型番が対応しているか具体的に確認できます。
リストには、過去に動作が確認された主要なメーカーの製品が掲載されています。例えば、以下のようなメーカーのSDカードが挙げられています。
メーカー名 | 主なシリーズ・特徴 |
---|---|
SanDisk | 世界的にシェアが高く、入手しやすいメーカーの一つです。 |
東芝 (現:KIOXIA) | 信頼性の高い国内メーカーとして知られています。 |
Panasonic | こちらも品質に定評のある国内メーカーです。 |
※上記は一例です。詳細な型番は公式サイトでご確認ください。
リストを見る際の注意点
公式サイトのリストは非常に有用ですが、確認する際にはいくつか知っておくべき点があります。
一つは、リストに掲載されているモデルの中には、現在生産が終了している古い製品も含まれていることです。もしお目当ての型番が見つからない場合は、同じメーカーの現行モデルの中から、同等のスペックを持つ製品を探してみるのも一つの方法でしょう。ただし、その場合も動作は自己責任となります。
そしてもう一つは、3DSが公式にサポートしているSDカードの種類と容量です。この点を理解しておくことが、トラブルを避ける上で非常に重要になります。
3DSの推奨は「32GBまでのSDHCカード」です
ニンテンドー3DS/2DSシリーズが、特別な設定なしでそのまま使えるのは「SDHC規格」の最大32GBまでのSDカードです。
64GB以上の「SDXC規格」のカードも使用は可能ですが、そのためにはパソコンを使ってSDカードを「FAT32」という形式でフォーマット(初期化)し直す必要があります。この作業は少し専門的な知識を要するため、パソコン操作に不慣れな方にはあまりおすすめできません。

もちろん、リストに載っていないSDカードでも問題なく使えるものはたくさんあります!ただ、万が一のトラブルを考えると、やはり公式リストを参考にするのが一番の安全策と言えるでしょう。
これらの理由から、SDカード選びで迷ったら、まずは任天堂公式サイトの情報を道しるべにすることをおすすめします。リストを基準に、現在手に入れやすい製品の中から、あなたの使い方に合った容量のカードを選んでみてください。
偽物や粗悪品を避けるためのポイント
3DSで使うSDカードは、セーブデータやダウンロードソフトなど、大切な情報を保存する重要なアイテムです。だからこそ、偽物や粗悪品を選んでしまうと、後で大変なトラブルに見舞われる可能性があります。ここでは、安心して使えるSDカードを選ぶために、偽物や粗悪品を避けるための具体的なポイントを解説していきます。

せっかく進めたゲームのデータが消えてしまったら、本当にショックですよね…。そうならないためにも、SDカード選びは慎重に行いましょう!
なぜ偽物のSDカードを避けるべきなのか?
まず結論から言うと、偽物のSDカードは「容量偽装」や「低品質な部品の使用」といった問題を抱えていることがほとんどだからです。そのため、以下のような深刻なトラブルを引き起こす原因となります。
- 表示されている容量までデータを保存できない
- データの読み書き速度が極端に遅い
- 突然データが破損したり、消失したりする
- 3DS本体がSDカードを認識しなくなる
このように、安さに惹かれて粗悪品に手を出してしまうと、お金を失うだけでなく、これまでプレイしてきた大切なゲームの思い出まで失いかねません。だからこそ、これから紹介するポイントをしっかり押さえておく必要があるのです。
信頼できる販売店で購入することが基本
偽物を避けるための最も確実な方法は、信頼できる販売店で購入することです。いくら見た目が本物そっくりでも、出所が怪しい場所ではリスクが伴います。具体的には、以下のような場所での購入をおすすめします。
安心して購入できる場所の例
大手家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラなど)の実店舗や公式オンラインストア、Amazon.co.jpが直接販売・発送する商品、SDカードメーカーの公式サイトなどが挙げられます。
一方で、個人間取引が中心となるフリマアプリやネットオークションは、偽物が紛れ込んでいる可能性が比較的高いため、注意が必要です。もちろん、全ての出品者が偽物を販売しているわけではありませんが、万が一トラブルになった際の補償などを考えると、初心者の方にはあまり推奨できません。
フリマアプリやオークションのリスク
フリマアプリなどでは、「海外パッケージ版」「バルク品」といった名目で、相場より安く販売されていることがあります。これらが全て偽物とは限りませんが、正規品と比べて品質が劣っていたり、保証が受けられなかったりするケースが少なくありません。購入する場合は、出品者の評価をよく確認し、自己責任で行う覚悟が必要です。
パッケージと価格で見分けるチェックポイント
信頼できるお店でも、万が一ということがあります。そこで、購入する前に自分自身の目で確認できるポイントを知っておくと、さらに安心です。特に、価格とパッケージには偽物の特徴が現れやすいので、注意深く観察しましょう。
まず、市場価格からかけ離れた、異常に安い価格設定のものは警戒が必要です。安いのには何かしらの理由があると考え、飛びつかないようにしてください。
次に、パッケージです。正規品は細部までしっかり作られていますが、偽物はコストを削っているため、作りが雑なことが多いです。以下の表に、見分けるポイントをまとめました。
チェック項目 | 正規品の特徴 | 偽物の可能性が高い特徴 |
---|---|---|
パッケージの印刷 | 鮮明でくっきりしている。文字のズレや滲みがない。 | 全体的にぼやけている。色が薄かったり、文字が潰れていたりする。 |
ロゴやフォント | メーカー公式の正しいロゴとフォントが使われている。 | ロゴの形が微妙に違う。見たことのないフォントが使われている。 |
ホログラムシール | 角度によって光り方が変わる、精巧なシールが貼られている。 | シールがない。または、ただの銀色のシールで立体感がない。 |
SDカード本体の印字 | くっきりと綺麗に印字されている。 | 文字がかすれていたり、簡単に剥がれたりする。 |
補足:購入後の最終チェック
もし購入後に不安を感じた場合は、パソコンを使ってSDカードの実際の容量をチェックできるフリーソフト(例:H2testwなど)で確認する方法もあります。また、まずは3DS本体に挿入し、設定メニューから正しくフォーマットできるか、そして少量のデータを保存・読み込みできるか試してみるのも有効な手段です。
これらのポイントを総合的に判断することで、偽物や粗悪品を手にしてしまうリスクを大幅に減らすことができます。大切なデータを守るためにも、購入時は少しだけ注意深く商品を選んでみてください。
まとめ:3DSのSDカードがどこで買えるかを知り、自分に合ったお店で購入しよう
3DS用SDカードは家電量販店やネット通販、中古店などで購入可能です。それぞれに価格や品揃えのメリット・デメリットがあるため、特徴を理解することが大切です。公式推奨の32GBまでのSDHC規格を確認し、信頼できる店舗で自分の使い方に合った一枚を選びましょう。
- 家電量販店は専門知識を持つ店員に直接相談できる安心感がある
- 家電量販店で購入する大きなメリットは商品をすぐに持ち帰れること
- 家電量販店の店頭価格はオンラインの最安値より割高な場合がある
- 中古ゲームショップではタイミングが合えば格安でSDカードが見つかる
- 中古SDカードは劣化している可能性がありデータ消失のリスクを伴う
- ドン・キホーテは深夜営業が多く急に必要になった時にとても便利
- ネット通販なら自宅にいながら多種多様な商品を簡単に比較できる
- ネット通販では購入者のレビューを参考にできるので失敗しにくい
- 通販サイトでは信頼性の低い出品者からの偽物購入リスクに注意
- フリマアプリは容量偽装など粗悪品のリスクが非常に高いので注意
- 3DS本体が公式に動作保証しているのは32GBまでのSDHCカード
- Newニンテンドー3DS以降のモデルはmicroSDカードに標準対応
- 旧型3DSでmicroSDカードを使うには変換アダプタが別途必要になる
- 偽物を避けるには大手家電量販店や公式通販サイトでの購入が安全
- どのカードか迷ったら任天堂公式の動作確認済みリストを参考に