たくさんの種類があって、どれを選べばいいか迷ってしまうミルボンのジェミールフラン。自分の髪に本当に合うのはどれだろう?とお悩みではありませんか。
ジェミールフランのシリーズは、それぞれの髪の悩みに応えるために細かく設計されています。例えば、猫っ毛や絡まりやすい髪にはハート、普通毛から硬毛でごわつく髪にはダイヤが適していると言われます。
また、くせ毛でまとまらない髪にはメルティバター、日々のドライヤーやアイロンによる熱ダメージが気になる髪にはヒートグロスがおすすめです。
この記事では、あなたの髪質だけでなく「なりたい仕上がり」からも最適なアイテムを見つけられるよう、詳しく解説していきます。サラサラで軽やかな仕上がりが理想ならどのシリーズを選ぶべきか、逆にしっとりうるおうまとまり感が欲しいなら何が最適か。
あるいは、ツヤと手触りの良さをとにかく重視するならどのラインナップがあなたの願いを叶えてくれるのか。さらに、日中のスタイリングも楽しみたいならヘアメイクアップシリーズも魅力的ですし、香りで選びたい方のためにシリーズごとの香りの違いもご紹介します。
オイルやバターといったアウトバス製品の選び方に迷っている方も、ぜひ参考にしてください。
この記事を最後まで読めば、「ジェミールフラン、どれがいい?」というあなたの疑問に対する答えは、あなた自身の理想の髪質の中にあるときっと見つかるはずです。さあ、一緒にあなただけのジェミールフランを探しにいきましょう。
- 猫っ毛や硬毛など自分の髪質に合う最適な一本が見つかる
- サラサラかしっとりか理想の仕上がりに合わせた選び方がわかる
- オイルやバターなどアウトバス製品の違いが明確になる
- 各シリーズの上品な香りの特徴を知って楽しく選べる
ジェミールフランはどれがいい?髪の悩み・髪質に合わせた選び方
- 猫っ毛・絡まりやすい髪には「ハート」
- 普通毛~硬毛でごわつく髪には「ダイヤ」
- くせ毛でまとまらない髪には「メルティバター」
- 熱ダメージが気になる髪には「ヒートグロス」
- 日中のスタイリングも楽しみたいなら「ヘアメイクアップ」シリーズ
猫っ毛・絡まりやすい髪には「ハート」
髪が細くて柔らかい、いわゆる「猫っ毛」の方や、すぐに髪が絡まってしまうとお悩みの方には、ジェミールフランシリーズの中でも「ハート」ラインがおすすめです。
このラインは、軟毛の方特有の悩みに着目して開発されており、髪を内側からやさしく補修しながら、ふんわりと軽やかで、指通りの良いサラサラな状態へと導いてくれます。
ただ単に軽さを出すだけでなく、髪に必要なうるおいと弾力を与えることで、扱いやすく美しい髪の土台を整えてくれるのが大きな魅力と言えるでしょう。

私も細くて絡まりやすい髪質なので、「ハート」にはとても助けられています!ドライヤーの後のサラサラ感は、一度体験すると手放せなくなりますよ。
ハートラインが軟毛・猫っ毛の悩みに応える理由
それでは、なぜハートラインが猫っ毛や絡まりやすい髪質の方に適しているのでしょうか。その理由は、配合されている独自の成分に秘密があります。
主な特徴として、髪の芯からうるおいと弾力を与える成分が挙げられます。例えば、シャンプーとトリートメントには、毛髪補修成分として「CMADK(カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン)」という成分が配合されているという情報があります。
CMADKは、毛髪との親和性が非常に高いケラチンタンパク質の一種とされています。髪のダメージ部分を見つけて吸着し、髪の強度を高めることで、健康な髪の状態に近づける働きが期待されています。
このCMADKが髪のダメージを補修し、髪一本一本を強くしてくれるため、切れ毛や絡まりを防ぐ効果が期待できるのです。さらに、「エラスティックコラーゲン」と呼ばれる成分が髪に弾力を与え、根元からふんわりと立ち上がるような、軽やかで動きのあるスタイルをサポートします。
このように、髪の内部を補修して強度を高め、同時に柔らかさと弾力を与えることで、猫っ毛特有の「ぺたんこ」と「絡まり」という二つの悩みに同時にアプローチしてくれるのです。
実際の使用感と仕上がりは?
ハートラインの魅力は、成分だけではありません。毎日のバスタイムが楽しみになるような、心地よい使用感も特徴の一つです。
シャンプーは、きめ細かく豊かな泡立ちで、髪と頭皮を優しく洗い上げます。軟毛の方は髪が絡まりやすいため、洗浄力の強すぎるシャンプーは避けたいところですが、ハートのシャンプーは洗い上がりのきしみが少なく、指通りも滑らかです。
トリートメントは、髪にするんとなじむ軽めのテクスチャーが特徴。重くなりすぎず、髪の内部にしっかりと成分を届け、洗い流した瞬間からつるんとした手触りを実感できるでしょう。
そして、多くの愛用者を虜にしているのが、「ピュアピオニー」の香りです。フルーティーなトップノートから、フローラルなミドルノート、そして落ち着いたラストノートへと変化する、甘すぎず上品な香りがふんわりと続きます。この優しい香りに癒されるという声も少なくありません。
ドライヤーで乾かした後の仕上がりは、根元は自然にふんわりと立ち上がり、毛先はスルンとまとまる理想的な状態。静電気も起きにくく、一日を通してサラサラ感が持続するのを体感できるはずです。
- 細毛・軟毛・猫っ毛の方に最適
- ふんわり軽く、サラサラな指通りを実現
- 上品で女性らしい「ピュアピオニー」の香り
ハートラインを選ぶ際の注意点
一方で、ハートラインを選ぶ際にはいくつかの注意点もあります。ここまでメリットを中心にお伝えしてきましたが、髪質によっては期待した効果が得られない可能性も否定できません。
ハートラインは、サラサラで軽い仕上がりをコンセプトにしています。そのため、髪が太くて硬い方や、しっとりとした重めの質感を求める方にとっては、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。また、髪のダメージが非常に大きい場合は、より補修力に特化した他のラインを検討する方が良い場合もあります。
髪が硬い・太い・量が多い方や、しっとりとした重めの仕上がりを好む方、ハイダメージ毛で高い補修力を求める方には、他のライン(例えば「ダイヤ」や「メルティバター」など)の方が相性が良いことがあります。
もしご自身の髪質に合うか不安な場合は、まずは少量のお試しサイズから使ってみるか、取り扱いのある美容室で相談してみることをおすすめします。
ミルボンの公式サイトでは、製品に関する詳しい情報が公開されていますので、そちらも参考にしてみてください。
(参照:ミルボン ジェミールフラン公式サイト)
製品タイプ | 特徴 | こんな悩みの方へ |
---|---|---|
シャンプー ハート | エラスティックコラーゲン配合。絡まらない動きやすい髪へ。 | 軟毛傾向で、髪が絡まりやすい |
トリートメント シルキー×シャイニー | キューティクルを整え、さらっとした質感とツヤを与える。 | さらツヤな質感を手に入れたい |
チャージング(ヘアマスク) | 週に一度のスペシャルケア。うるおいを補給し、まとまりをキープ。 | トリートメント効果を持続させたい |
このように、シャンプーとトリートメントをセットで使うことで、より効果を実感しやすくなります。もしあなたが髪の細さや絡まり、ボリュームのなさに悩んでいるのなら、ジェミールフランのハートラインは、日々のヘアケアを楽しく、そして髪を美しく変えてくれる心強い味方になってくれるでしょう。
普通毛~硬毛でごわつく髪には「ダイヤ」
髪が硬かったり、ごわついてまとまりにくかったりするお悩みはありませんか。そのような普通毛から硬毛の方にこそ試していただきたいのが、ジェミールフランの「ダイヤ」ラインです。このシリーズは、髪の内部構造にアプローチし、まるで生まれ変わったかのような、しなやかで扱いやすい髪へと導いてくれます。
なぜなら、「ダイヤ」ラインは髪の水分保持力に着目して開発されているからです。髪がごわつく大きな原因の一つは、内部の水分不足。ダイヤラインには、保水性の高い「微細ヒアルロン酸」という成分が配合されており、髪の芯までうるおいを届ける働きが期待できます。
さらに、毛髪補修成分「CMADK」がダメージ部分をしっかりとケアすることで、髪一本一本が健やかな状態に近づいていくのです。

髪が硬いと、どうしてもゴワゴワして見えがちですよね…。でも、ダイヤラインを使うと、ドライヤーの後で「あれ、私の髪ってこんなに柔らかかったっけ?」と驚くかもしれませんよ!
すっきりと洗い上げるシャンプー
ジェミールフランのダイヤシャンプーは、豊かな泡立ちが特徴です。きめ細かい泡が髪と頭皮の汚れを優しく、しかしすっきりと洗い流します。洗い上がりのキシみを感じにくく、シャンプーの段階から髪の絡まりを防いでくれるため、ストレスなくケアを進めることができるでしょう。
すすいだ後の指通りもなめらかで、次に使うトリートメントの効果を最大限に引き出す土台を整えます。
選べる2種類のトリートメントで理想の質感へ
ダイヤラインの魅力の一つは、シャンプーは共通ですが、トリートメントを髪質やなりたい質感に合わせて選べる点にあります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
トリートメントの種類 | 仕上がりの特徴 | こんな方におすすめ |
---|---|---|
ダイヤ | 普通毛~硬毛をしっとりとまとめ、すべすべで絡まらない髪に仕上げます。 | 髪の量が多くて広がりやすい方や、ゴワつきが特に気になる方。 |
ジューシーグロッシー | 髪に水分と油分をバランス良く与え、うるおいに満ちたツヤやかな髪に仕上げます。 | 髪のパサつきや乾燥が気になる方、みずみずしいツヤが欲しい方。 |
このように、同じダイヤラインでもトリートメントの選択によって仕上がりが異なります。「とにかく広がりを抑えたい」という方は「ダイヤ」を、「まとまりも欲しいけど、うるおいとツヤも重視したい」という方は「ジューシーグロッシー」を選ぶのがおすすめです。
ダイヤラインは、「ジューシーピオニー」の香りです。もぎたてのフルーツと華やかなピオニー(芍薬)が合わさった、甘くフレッシュな香りがバスルームいっぱいに広がります。毎日のお手入れが、心癒される特別な時間に変わるかもしれません。
使用する上での注意点
一方で、メリットばかりではありません。ダイヤラインを使用する際には、いくつか知っておきたいポイントもあります。
ダイヤラインは、しっとりとまとまりやすい仕上がりになるため、髪が細い方や柔らかい髪質(軟毛)の方が使うと、少し重たく感じてしまう可能性があります。ボリュームダウンしすぎて、ペタッとした印象になることも考えられます。
もし、あなたの髪質が細毛・軟毛であれば、同じジェミールフランシリーズの「ハート」ラインの方が、ふんわりとした軽い仕上がりになり、より相性が良いかもしれません。
また、洗浄力は比較的しっかりしているタイプです。そのため、頭皮が非常にデリケートな方や、乾燥しやすい方は、毎日の使用で少し乾燥を感じる場合も考えられます。もし不安な場合は、まずは少量から試してみるか、他のシャンプーと交互に使うなどの工夫をすると良いでしょう。
これらの理由から、ジェミールフランの「ダイヤ」ラインは、髪の硬さ、太さ、ごわつき、そして広がりに悩む方にとって、非常に心強い味方となってくれるシリーズです。自分の髪質を正しく理解し、適切なアイテムを選ぶことで、これまで諦めていた「するんとまとまる髪」を手に入れることができるはずです。
くせ毛でまとまらない髪には「メルティバター」
雨の日や湿気が多い日、朝どんなに時間をかけてセットしても、すぐに髪が広がってまとまらない…。そんなくせ毛特有の悩みを抱えている方に、ぜひ一度試していただきたいのが、ジェミールフランシリーズの洗い流さないトリートメント「メルティバター」です。
これは、夜のドライヤー前のひと手間で、翌朝のスタイリングが驚くほど楽になるアイテムとして、多くの方から支持されています。なぜ、メルティバターがくせ毛で悩む方の救世主となり得るのか、その理由と特徴を詳しく解説していきましょう。

私もくせ毛なので、この「まとまらない問題」には長年悩まされてきました…。メルティバターは、そんな私の朝の準備を大きく変えてくれたアイテムの一つなんですよ!
熱でとけて、冷えて固まる「形状記憶」の秘密
メルティバターがくせ毛をまとめやすくする最大の理由は、その独自のテクノロジーにあります。配合されている「モイストモリンガバター」という成分が、ドライヤーの熱によってとろりと溶け出し、髪の毛1本1本を均一にコーティングしてくれるのです。
そして、髪が乾いて体温や室温で冷えていく過程で、バターが再び固まります。この働きによって、夜のうちに整えたまとまりのある髪の状態を記憶し、朝までキープしてくれるという仕組みです。つまり、寝ている間の寝返りなどによる髪の摩擦や乱れを抑え、朝起きた時のうねりやハネを軽減する効果が期待できます。
メルティバターの働き
夜のドライヤーの熱でバターが溶けて髪になじみ、眠っている間に常温で固まることで、まとまりやすい髪の状態を記憶します。これにより、翌朝のスタイリングが格段に楽になります。
「メルティバターバーム」との違いは?
ジェミールフランには「メルティバターバーム」という、名前がよく似た製品もあります。どちらも人気ですが、役割や仕上がりが異なるため、自分の髪質や目的に合わせて選ぶことが大切です。
メルティバターは夜用の洗い流さないトリートメントであるのに対し、メルティバターバームは日中のスタイリングやハンドクリームとしても使える万能アイテムです。ここでは、両者の違いを表で比較してみましょう。
項目 | メルティバター | メルティバターバーム |
---|---|---|
主な用途 | 夜用(洗い流さないトリートメント) | 朝・日中用(スタイリング剤・ハンドクリーム) |
おすすめの髪質 | 普通毛~硬毛、くせ毛でまとまりにくい方 | 髪が細く、動きや束感を出したい方 |
期待できる効果 | 夜のまとまりを記憶し、朝の扱いやすさを向上 | ウェットな束感やツヤ感を演出し、スタイルをキープ |
香り | リラックスできるピュアピオニーの香り | さわやかなリフレッシュピオニーの香り |
このように、夜のケアで髪のベースを整えたいのであれば「メルティバター」、日中のスタイリングで動きや束感を出したい場合は「メルティバターバーム」と、使うタイミングによって選ぶのがおすすめです。
知っておきたい使い方と注意点
メルティバターの効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方を心がけることが重要です。基本的な使い方と、注意しておきたいポイントをご紹介します。
まず、タオルドライ後の少し濡れた髪に使用します。適量を手のひらに取り、両手でしっかりと温めてバターを溶かしてください。これが出来れば、髪に均一になじませやすくなります。その後、髪の中間から毛先にかけて、内側から手ぐしを通すようにやさしく塗布していきましょう。

最初は少し固めのテクスチャーなので、びっくりするかもしれません。でも、手のひらの熱でじわっと溶けてオイル状に変わる感覚が面白いですよ!しっかり伸ばしてから使うのがポイントです。
髪全体になじませたら、いつも通りドライヤーで乾かします。このとき、根元から毛先に向かって風を当てると、キューティクルが整い、よりまとまりとツヤのある仕上がりになります。
使用量の注意点
メルティバターは保湿力が高い分、つけすぎてしまうとベタつきや重さの原因になります。特に、髪が細い方や軟毛の方は、少量から試して自分の髪に合った量を見つけることをおすすめします。根元につけるとボリュームダウンにつながる可能性があるので、毛先を中心に使うようにしましょう。
これらの理由から、特にくせ毛の広がりやパサつきに悩んでいる方、そして朝のスタイリング時間を少しでも短縮したい方にとって、メルティバターは非常に心強い味方となってくれるでしょう。
熱ダメージが気になる髪には「ヒートグロス」
毎日使うドライヤーやヘアアイロン。スタイリングには欠かせない一方で、髪への熱ダメージが気になっている方も多いのではないでしょうか。もし、その熱をダメージの原因ではなく、美髪を育む味方に変えられるとしたら、とても嬉しいですよね。
今回ご紹介するジェミールフランの「ヒートグロス」シリーズは、まさにそんな願いを叶えてくれるヘアケアラインです。結論から言えば、このシリーズは、日々の熱ダメージを逆手にとって、髪にツヤとまとまりを与えたい方に最適な選択肢となるでしょう。

ドライヤーの熱で髪がツヤツヤになるなんて、まるで魔法みたいですよね!毎日アイロンが手放せない私には、まさに救世主のようなアイテムです。
熱を味方につける「ヒートグロスPPT」の仕組み
ヒートグロスシリーズが熱でツヤ髪を実現できる理由は、配合されている「ヒートグロスPPT」という毛髪補修成分にあります。この成分は、ドライヤーなどの熱が加わることで髪の表面で溶け、滑らかなヴェールを形成する特徴を持っています。
そして、髪が冷えると同時にそのヴェールが固まり、表面のキューティクルを整えてくれるのです。この一連の働きによって、光をきれいに反射するようになり、見た目のツヤ感がアップします。つまり、ドライヤーで髪を乾かすという日常的な行為が、そのままスペシャルなヘアケアの時間に変わるというわけです。
使い続けることで、日中の髪のまとまりや指通りの良さを実感できるようになるでしょう。
髪質で選べる3つのラインナップ
ヒートグロスシリーズの魅力は、自分の髪質に合わせて最適な仕上がりを選べる点にもあります。軟毛さん向けの「S」、普通毛さん向けの「M」、硬毛さん向けの「J」という3つのタイプが用意されているので、きっとあなたにぴったりの一本が見つかります。
それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
タイプ | おすすめの髪質 | 仕上がりの質感 | 香りの特徴 |
---|---|---|---|
S(さらさら) | 細毛・軟毛の方 | シルクのような、さらっとした指通り | ピュアピオニーの香り(爽やかで甘い印象) |
M(なめらか) | 普通毛の方 | 扱いやすく、なめらかな手触り | ロマンティックピオニーの香り(ベリー系の甘酸っぱい印象) |
J(しっとり) | 太毛・硬毛・クセ毛の方 | うるおいを感じる、しっとりとしたまとまり | リッチピオニーの香り(メロウで深みのある甘い印象) |
このように、仕上がりの質感だけでなく、香りもそれぞれ異なるため、好みに合わせて選ぶ楽しみもありますね。
ヒートグロス選びのポイント
どのタイプを選べば良いか迷った場合は、まず「M(なめらか)」から試してみるのがおすすめです。普通毛向けに作られているため、多くの方の髪質に合いやすいバランスの取れた使用感となっています。
ヒートグロスを使う上での注意点
多くのメリットがあるヒートグロスですが、いくつか知っておきたい注意点も存在します。購入してから後悔しないためにも、以下の点を理解しておきましょう。
熱を使わないと効果を実感しにくい
前述の通り、ヒートグロスはドライヤーの熱に反応して効果を発揮する処方です。そのため、普段から自然乾燥で済ませることが多い方の場合、このシリーズの魅力を最大限に引き出すことは難しいかもしれません。あくまで、ドライヤーやヘアアイロンを日常的に使用する方向けの製品と言えるでしょう。
ノンシリコン処方ではありません
指通りを良くし、ツヤ感を演出するためにシリコン(ジメチコンなど)が配合されています。もちろん、髪や頭皮に安全な成分が使用されていますが、ノンシリコン処方にこだわりのある方は、購入前に成分表示を確認することをおすすめします。
これらの特徴を理解した上で、ヒートグロスはあなたのヘアケアをより楽しく、効果的なものに変えてくれる可能性を秘めています。毎日のヘアドライが、ツヤ髪を育むエステタイムに変わる感覚を、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
日中のスタイリングも楽しみたいなら「ヘアメイクアップ」シリーズ
日中のヘアスタイルを美しく保ち、さらにアレンジを楽しみたい方には、ジェミールフランの「ヘアメイクアップ」シリーズが最適な選択肢となるでしょう。このシリーズは、朝のスタイリングを一日中キープするだけでなく、髪をケアしながら理想の質感や動きを簡単に作り出せるように設計されています。
なぜなら、単に髪を固めたり、形を整えたりするだけではないからです。保湿成分などが配合されており、スタイリング中も髪にうるおいを与え続けてくれる点が大きな魅力と言えます。そのため、パサつきや広がりを抑えながら、プロが仕上げたような軽やかで動きのあるスタイルを実現できるのです。
ここでは、豊富なラインナップの中から、あなたのなりたいスタイルや髪質に合ったアイテムを見つけるためのヒントをご紹介します。

「スタイリング剤って髪が傷みそう…」って思っている方にこそ、ぜひ試してほしいシリーズなんですよ!ケアしながらおしゃれを楽しめるなんて、嬉しいですよね。
まずは基本のベース作り!オイル&ミルク
スタイリングの基礎となるのが、髪の質感を整えるベースアイテムです。ヘアメイクアップシリーズでは、主に2種類のオイル系アイテムが用意されています。
ジェミールフラン オイルデュウは、サラッとした軽いテクスチャーが特徴のオイルです。オイル特有のベタつきが少なく、髪に自然なツヤと、なめらかな指通りを与えてくれます。
特に、髪が細い方や柔らかい髪質の方が使うと、重くなりすぎずに美しいツヤ感を演出できるでしょう。スタイリングの仕上げに少量なじませるだけで、光をまとったような上品な仕上がりになります。
一方で、ジェミールフラン オイルミルクは、しっとりとしたまとまりを求める方におすすめです。ミルクタイプのため、オイルよりも保湿力が高く、髪一本一本にうるおいを届けます。普通毛から硬めの髪質の方や、乾燥による広がりが気になる場合に使うと、扱いやすくまとまりのある髪へと導きます。
動きや束感をプラスするクリーム&ジェル
パーマスタイルやショートヘアに動きを出したい時には、クリームやジェルの使用が適しています。
ジェミールフラン クリームは、やわらかな束感と自然な動きを作り出すのに役立ちます。固めすぎずに程よいセット力があるため、作り込みすぎていないナチュラルなヘアスタイルが好きな方にぴったりです。手のひらでよく伸ばしてから髪にもみ込むように使うと、簡単にニュアンスのあるスタイルが完成します。
もっとはっきりとした束感や、ウェットな質感を表現したい場合はジェミールフラン ジェルクリームが良い選択です。ジェル特有のツヤと、クリームの操作しやすさを両立させています。ショートヘアの毛先を遊ばせたり、髪全体に濡れたようなツヤを与えたりと、トレンド感のあるスタイリングを手軽に楽しむことが可能です。
スタイルをキープするスプレータイプ
仕上げにスタイルを固定したいなら、スプレータイプの出番です。ジェミールフランには、キープ力や質感の異なる3種類のスプレーがあります。
- スプレー SW(ソフトワックス): ふんわりとした空気感や、やわらかな束感をキープしたい時に使います。固めすぎないので、手ぐしで直せるのが嬉しいポイントです。
- スプレー SD(セミドライ): ドライな質感で、ラフな動きを表現するのに適しています。作り込みすぎない無造作ヘアや、軽やかなスタイルにおすすめです。
- スプレー HD(ハード): アップスタイルや前髪など、しっかりと形をキープしたい部分に使用します。パリッと固まりすぎず、それでいて高いホールド力を発揮します。
ヘアメイクアップシリーズの選び方まとめ
どのアイテムを選べば良いか迷ったら、まずは「どんな質感になりたいか」を基準に考えてみましょう。ツヤが欲しいならオイル、まとまりが欲しいならミルク、動きが欲しいならクリームやジェル、そしてスタイルを維持したいならスプレー、というように目的別に選ぶと失敗が少なくなります。
アイテム名 | 特徴 | こんな方におすすめ |
---|---|---|
オイルデュウ | 軽い質感でベタつかない。なめらかなツヤ感をプラス。 | 細毛・軟毛の方、サラッとした仕上がりが好きな方 |
オイルミルク | しっとりとしたまとまりを与える。保湿力が高い。 | 普通毛~硬毛の方、乾燥や広がりが気になる方 |
クリーム | やわらかな束感と自然な動きを演出。 | パーマヘアの方、ナチュラルなスタイリングが好きな方 |
ジェルクリーム | ウェットな質感と、はっきりした束感を作る。 | ショートヘアの方、トレンドの濡れ髪スタイルにしたい方 |
スプレー各種 | 質感やキープ力の異なる3種類でスタイルを固定。 | 作ったスタイルを一日中キープしたい方 |
使用する上での注意点
どのアイテムにも共通して言えることですが、一度にたくさんつけすぎないことが重要です。最初は少量から試し、足りなければ少しずつ足していくようにしましょう。
特につけすぎてしまうと、ベタつきの原因になったり、髪が重くなってスタイルが崩れやすくなったりすることがあります。自分の髪の長さや量に合わせた適量を見つけることが、上手に使いこなすコツです。
なりたい仕上がりで解決!ジェミールフランはどれがいいかシリーズ別に解説
- サラサラで軽やかな仕上がりが理想なら
- しっとりうるおうまとまり感が欲しいなら
- ツヤと手触りの良さをとにかく重視するなら
- 香りで選びたい!シリーズごとの香りの違い
- オイル?バター?アウトバス製品の選び方
サラサラで軽やかな仕上がりが理想なら
結論から言うと、髪にサラサラとした軽やかな質感を求めるのであれば、「ジェミールフラン ヒートグロス S」のラインが最もおすすめです。この”S”は「シルキー」を意味しており、まさに絹のような、なめらかで指通りの良い髪へと導いてくれます。
なぜこのラインがサラサラヘアに最適なのか、その理由は独自の成分とテクノロジーにあります。ヒートグロスシリーズには、「ヒートグロスPPT」という毛髪補修成分が配合されているのです。これは、ドライヤーの熱に反応して髪の表面にヴェール(保護膜)を作るという画期的な特徴を持っています。
つまり、毎日何気なく使っているドライヤーの熱が、逆に髪のツヤと指通りを高める味方になるという仕組みです。このヴェールがキューティクルを整え、日中も続くサラサラとした手触りを実現します。
特にSラインは、重さを感じさせない軽やかな仕上がりに特化して開発されているため、軟毛の方や髪がペタッとしやすい方には理想的な選択肢と言えるでしょう。

ドライヤーの熱って髪を傷めるイメージが強いけど、それを逆手にとってツヤを出すなんて面白い発想ですよね!毎日のお手入れが楽しくなりそうです。
ヒートグロス Sが特にフィットする髪質とは
このシャンプーとトリートメントは、具体的にどのような髪質の方に合うのでしょうか。主に、以下のような特徴を持つ方に心地よい使用感を実感していただけるはずです。
- 髪が細く、ボリュームが出にくい軟毛の方
- 髪が絡まりやすく、クシが通りにくい方
- しっとり系よりも、ふんわりと軽い仕上がりを好む方
- 髪の表面をなめらかに整え、ツヤを出したい方
例えば、髪が細くてトリートメントをするとすぐに重くなってしまう、という経験はありませんか。ヒートグロス Sは、必要な潤いを補給しつつも余分な油分で髪を重くしないため、根元からふんわりとした自然な立ち上がりをキープしやすくなります。
ヒートグロス S ラインの基本情報
項目 | 特徴 |
---|---|
仕上がり | サラサラ、なめらか、軽やか |
おすすめの髪質 | 軟毛~普通毛の方 |
香り | イノセントピオニーフレグランス(甘く爽やかな香り) |
使用する上での注意点
一方で、メリットの多いヒートグロス Sですが、髪質によっては少し物足りなさを感じる可能性もあります。ここで注意点も確認しておきましょう。
ヒートグロス Sは軽やかな仕上がりが特徴であるため、髪が太い方、硬い方、あるいはくせ毛で広がりやすい方が使用すると、まとまりが少し足りないと感じる場合があります。また、ハイダメージ毛で、特にしっとりとした保湿感を最優先したい方にとっても、質感が軽すぎると感じられるかもしれません。
もし、あなたが髪のまとまりやしっとり感を重視するのであれば、同じヒートグロスシリーズの「M(メロウ)」や「J(ジューシー)」を検討する方が、より満足のいく結果を得られる可能性があります。
このように、ジェミールフランのヒートグロス Sは、ドライヤーの熱を利用してサラサラで軽やかな髪を目指す方にとって、非常に魅力的なアイテムです。自分の髪質と理想の仕上がりを照らし合わせながら、最適な一品を選んでみてください。
しっとりうるおうまとまり感が欲しいなら
髪のパサつきや広がりが気になり、「しっとりとして、うるおいのあるまとまり感が欲しい…」と感じている方も多いのではないでしょうか。ジェミールフランシリーズの中で、そんなお悩みに応えてくれるのが、シャンプー&トリートメントの「ダイヤライン」です。
ここでは、なぜダイヤラインがしっとりとしたまとまりヘアに導いてくれるのか、その理由と特徴を詳しく解説していきます。

特に乾燥しやすい季節や、湿気で髪が広がりやすい時期には、まとまり感って本当に重要ですよね!ダイヤラインはそんな時の強い味方になってくれますよ。
普通毛から硬毛の方に最適な保水力
ダイヤラインがしっとりとした質感を実現する最大の理由は、その優れた保水力にあります。このラインには、髪の内部からうるおいを保つための成分が配合されています。
具体的には、毛髪補修成分である「CMADK」が髪のダメージ部分に吸着し、うるおいを閉じ込める土台を作ってくれるのです。さらに、保水性の高いオイルが髪の表面をコーティングすることで、水分が逃げるのを防ぎ、うるおいに満ちた状態をキープします。
そのため、髪が硬かったり、太くてごわつきがちな方でも、毛先までやわらかく、扱いやすい髪質へと導く効果が期待できるでしょう。
ダイヤラインがおすすめなのはこんな人!
- 髪が普通毛~硬毛である
- 髪の量が多くて広がりやすい
- 乾燥やダメージによるパサつきが気になる
- ツヤがなく、ごわついて見える
- 毛先までスルンとまとまる質感が好き
甘くやさしい「ピュアピオニー」の香り
ジェミールフランシリーズは、香りの良さも人気の理由の一つです。ダイヤラインでは、フルーティーなトップノートから、フローラルなミドル、そしてムスクが香るラストノートへと変化する「ピュアピオニー」の香りが採用されています。
この甘くやさしい香りは、バスタイムをリラックスできる特別な時間に変えてくれます。強すぎず、ふんわりと上品に香るので、日中も心地よい気分で過ごせるでしょう。
「ハート」と「ダイヤ」どちらを選ぶ?
ジェミールフランのシャンプー&トリートメントには、ダイヤラインの他に「ハートライン」も存在します。どちらを選ぶか迷った際は、ご自身の髪質と目指す仕上がりで選ぶのがおすすめです。
このように言うと、どちらも魅力的に聞こえますが、それぞれの特徴を比較してみましょう。
ライン名 | 仕上がりの質感 | おすすめの髪質 | 香り |
---|---|---|---|
ハートライン | サラサラで絡まらない | 軟毛・細毛の方 | ロマンティックピオニー |
ダイヤライン | しっとりまとまる | 普通毛~硬毛の方 | ピュアピオニー |
もしあなたが軟毛で、ボリューム感を残しつつサラサラにしたいのであればハートラインが適しています。一方で、髪の広がりを抑え、しっとりとした落ち着きが欲しい場合は、ダイヤラインが最適と言えるでしょう。
使用する際の注意点
ダイヤラインは保湿力が高いため、髪が細い方や猫っ毛の方が使用すると、少し重たく感じてしまう可能性があります。もしボリュームダウンが気になる場合は、トリートメントを毛先中心につけるなど、使用量を調整してみてください。
さらに効果を高めるなら「メルティバター」との併用も
より一層のまとまりとうるおいを求めるなら、アウトバストリートメントの「メルティバター」や「メルティバターバーム」を併用するのも一つの方法です。
これらはドライヤーの熱で溶けて髪になじみ、常温で固まることで、夜のうちに作ったまとまりを翌朝まで記憶してくれるアイテムです。ダイヤラインで髪のベースを整えた後、メルティバターで仕上げることで、翌日のスタイリングが格段に楽になるのを実感できるかもしれません。
このように、ジェミールフランのダイヤラインは、髪のパサつきや広がりに悩み、しっとりとしたまとまり感を求めている方にぴったりのシリーズです。自分の髪質に合っていると感じたら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
ツヤと手触りの良さをとにかく重視するなら
日々のヘアケアで、なによりも髪のツヤと指通りの良さを手に入れたい、そうお考えの方も多いのではないでしょうか。結論から申し上げますと、そのような願いを叶えるために最もおすすめなのが、ジェミールフランの「ヒートグロス」シリーズです。
このシリーズは、毎日のドライヤーの熱を味方につけて、髪のツヤを高めていくという画期的な発想から生まれました。そのため、ヘアアイロンやコテを頻繁に使う方はもちろん、普段ドライヤーで乾かすだけという方でも、日々の習慣の中で自然と理想のツヤ髪を目指せるのが大きな魅力と言えるでしょう。

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ヒートグロスがツヤと手触りを叶える理由
ヒートグロスシリーズがなぜツヤと手触りを向上させるのか、その理由は配合されている特別な成分にあります。このシリーズには、熱に反応して髪の表面をなめらかに整える「ヒートグロスPPT(毛髪補修成分カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛))」が配合されていると、公式サイトでは説明されています。
ドライヤーで髪を乾かすとき、この成分が熱に反応して溶け出し、髪の表面に均一なヴェールを形成します。そして、髪が冷えると再び固まり、キューティクルを整った状態に導くのです。この繰り返しによって、使い続けるほどに髪のツヤが増し、光をきれいに反射するなめらかな手触りを実感できるようになります。
- シャンプーで髪を洗い、ヒートグロスPPTを補給します。
- ドライヤーの熱でヒートグロスPPTが溶け、髪表面をコーティングします。
- 髪が冷えるとヴェールが固まり、ツヤとなめらかな指通りが生まれます。
髪質で選べる2つのラインナップ「J」と「M」
ヒートグロスシリーズには、仕上がりの質感によって選べる2つのタイプ、「J(ジューシー)」と「M(メロウ)」が用意されています。どちらもツヤを出すという目的は同じですが、手触りやまとまり感が異なるため、ご自身の髪質や理想の仕上がりに合わせて選ぶことが大切です。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
タイプ | J(ジューシー) | M(メロウ) |
---|---|---|
おすすめの髪質 | 普通毛~硬毛の方 | 軟毛~普通毛の方 |
仕上がりの質感 | しっとりとしたうるおいとまとまり | なめらかでサラサラな指通り |
香り | ロマンティックピオニー(ベリー系の甘酸っぱい香り) | リッチピオニー(イノセントなフローラル系の香り) |
このように、しっとりとした重みのあるまとまりが欲しい方や、髪が硬く広がりやすい方は「J(ジューシー)」を選ぶと良いでしょう。一方で、サラサラとした軽い指通りを求める方や、髪が細くペタンとなりやすい方は「M(メロウ)」が適しています。

どちらの香りも女性らしくてとっても人気なんですよ。香りで選んでみるのも一つの手かもしれませんね!
ヒートグロスシリーズの注意点
多くのメリットがあるヒートグロスシリーズですが、いくつか注意しておきたい点もあります。
まず、このシリーズの最大の特徴は「熱を利用すること」です。そのため、ドライヤーを使わずに自然乾燥で済ませてしまうと、本来の効果を十分に発揮できない可能性があります。ツヤと手触りを最大限に引き出すためには、必ずドライヤーでしっかりと乾かすことを習慣にしてください。
- ドライヤーでしっかり乾かさないと、効果を実感しにくい場合があります。
- 髪質に合わないタイプを選ぶと、重く感じたり、逆に物足りなさを感じたりすることがあります。まずは自分の髪質を把握することが大切です。
- サロン専売品のため、ドラッグストアなどでは市販されておらず、美容室や正規取扱いのオンラインストアでの購入となります。
これらの点を理解した上で、ご自身の髪質に合ったタイプを選べば、ヒートグロスシリーズはきっとあなたの髪を理想のツヤ髪へと導いてくれるはずです。(参照:ミルボン ジェミールフラン公式サイト)
香りで選びたい!シリーズごとの香りの違い
ジェミールフランを選ぶ上で、大きな決め手となるのが「香り」です。毎日使うものだからこそ、自分の好きな香りに包まれるバスタイムは、一日の疲れを癒す特別な時間になりますよね。実は、ジェミールフランはシリーズごとに香りが異なり、それぞれに素敵なコンセプトが込められているのをご存知でしたか。
ここでは、あなたの「好き」を見つけるお手伝いができるよう、各シリーズの香りの特徴を詳しく解説していきます。香りで選ぶという新しい視点で、あなたにぴったりのジェミEルフランを見つけてみましょう。

仕上がりだけでなく、香りで選ぶのも楽しいですよ!気分や季節に合わせて使い分けるのもおすすめです。
主要ラインの香りの特徴
ジェミールフランの香りは、どれも女性らしく華やかな「ピオニー(芍薬)」を基調としていますが、シリーズによって全く異なる表情を見せてくれます。どのような違いがあるのか、具体的に見ていきましょう。
まず、軟毛さん向けの「ハートライン」と、普通毛~硬毛さん向けの「ダイヤライン」は、「ピュアピオニー」の香りが特徴です。これは、フルーツとグリーンが感じられる、みずみずしく可憐なイメージの香りとなっています。甘すぎず爽やかなので、誰からも好かれやすいでしょう。
次に、さらさらな仕上がりの「シルキーシャイニー」と、うるおい感のある「ジューシーグロッシー」は、「リッチピオニー」の香りが楽しめます。ピュアピオニーにベリー系の甘さをプラスした、より女性らしくロマンティックな印象です。少し大人っぽい雰囲気を演出したいときにぴったりかもしれません。
ヒートグロスシリーズの特別な香り
ドライヤーの熱を味方にするヒートグロスシリーズは、他のラインとは一線を画す、特別な香りの設計になっています。
ヒートグロスシリーズ(S・M・J)に共通しているのは、「イノセントピオニー」の香りです。この香りは、甘酸っぱいミックスベリーと穏やかなムスクが加わっており、ピュアな可愛らしさの中に、どこか上品さが漂います。フレッシュでありながら深みも感じられる香りは、多くの女性の心を掴んでいます。
香りが時間で変化する楽しみも
ジェミールフランの香りの魅力は、ただ良い香りがするだけではありません。シャンプー中、ドライ中、そして翌日と、時間の経過とともに香りが変化するように作られています。バスタイムのリラックス感から、日中のふとした瞬間に香る幸福感まで、一日を通して香りを楽しむことができます。
シリーズごとの香りを一覧で比較
それぞれの香りの特徴をより分かりやすく比較できるよう、表にまとめました。あなたの好みやなりたいイメージに合わせて、最適な香りを見つけてください。
シリーズ名 | 香りの名称 | 香りの特徴 |
---|---|---|
ハート / ダイヤ | ピュアピオニー | フルーツとグリーンが合わさった、みずみずしく可憐な香り。爽やかで親しみやすい印象を与えます。 |
シルキーシャイニー / ジューシーグロッシー | リッチピオニー | ベリー系の甘さを加えた、ロマンティックで華やかな香り。少し大人っぽく、女性らしい雰囲気をまとえます。 |
ヒートグロス S / M / J | イノセントピオニー | ベリーとムスクが調和した、甘酸っぱくも上品な香り。フレッシュで可愛らしいイメージが好きな方におすすめです。 |
香りの好みには個人差があります
香りの感じ方には個人差があるため、ここで紹介した表現が全ての方に当てはまるとは限りません。また、ジェミールフランの香りは比較的しっかりと香るタイプなので、強い香りが苦手な方や、職場などで香りの規定がある場合は注意が必要です。
もし可能であれば、美容室で実際に香りを試させてもらったり、お試しサイズのものを利用したりすることをおすすめします。
このように考えると、ジェミールフランは仕上がりの質感だけでなく、香りのバリエーションも非常に豊かです。自分の髪質に合うものを選ぶのはもちろん大切ですが、時には「この香りが好きだから」という理由で選んでみるのも、毎日のヘアケアをより楽しいものにしてくれるはずです。
オイル?バター?アウトバス製品の選び方
ジェミールフランの洗い流さないトリートメント(アウトバス製品)には、主に「オイル」と「バター」の2種類があり、どちらを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、あなたの髪質や、どんな仕上がりを理想とするかによって選ぶのが最適です。
なぜなら、オイルとバターではテクスチャや保湿力、そして髪に与える効果が大きく異なるためです。それぞれの特性を理解することで、まるでサロン帰りのような理想の髪に近づけるでしょう。
ここでは、オイルとバター、それぞれの特徴とどんな人におすすめなのかを詳しく解説していきます。

自分の髪にぴったりのアイテムを見つけると、毎日のお手入れがぐっと楽しくなりますよ!一緒に違いを見ていきましょう♪
オイルタイプ|サラッとした軽い質感を求めるあなたに
ジェミールフランのオイルタイプは、主に軽やかな指通りと、髪に自然なツヤを与えたい方におすすめです。
ベタつきが少なく、サラッとしたテクスチャが特徴で、髪一本一本をコーティングしてくれます。これにより、日中の乾燥や紫外線などの外的ダメージから髪を守る効果も期待できるのです。
例えば、髪が細くペタッとなりやすい方や、重たい仕上がりが苦手な方には最適な選択肢と言えるでしょう。
ジェミールフランシリーズでは、以下のようなオイル製品があります。
- ジェミールフラン オイルデュウ:サラッと軽い質感で、なめらかな指通りを求める方向け。
- ジェミールフラン オイルダイヤ:普通毛から硬毛の方で、まとまりとツヤ感を重視する方向け。
このように、同じオイルタイプの中でも、より軽い仕上がりか、まとまりを重視するかで選ぶことができます。
使用時の注意点
オイルタイプは手軽に使える反面、つけすぎてしまうと髪がベタついて見えることがあります。特に髪の細い方は、まず少量から試し、毛先を中心になじませるようにしてください。
バタータイプ|しっとりとしたまとまりと潤いを求めるあなたに
一方、バタータイプは髪の広がりやパサつきを抑え、しっとりとしたまとまりが欲しい方にぴったりのアイテムです。
常温では固形ですが、手のひらの熱でじんわりと溶けてオイル状に変化します。このこっくりとしたテクスチャが髪にしっかりと潤いを与え、乾燥しがちな毛先までしなやかにまとめてくれるのです。
特に「メルティバター」は、夜のドライヤーの熱で溶けて髪になじみ、朝のまとまりを記憶してくれるというユニークな特徴を持っています。そのため、寝癖がつきやすい方や、朝のスタイリング時間を短縮したい方に強く支持されています。
ジェミールフランシリーズのバター製品は以下の通りです。
- ジェミールフラン メルティバター:夜のケアに特化。朝、まとまりやすい髪へ導きます。
- ジェミールフラン メルティバター バーム:日中のスタイリングや、ハンドクリームとしても使える万能タイプ。
太くて硬い髪質の方や、くせ毛で髪が広がりやすいという悩みを持つ方であれば、バタータイプの高い保湿力とまとまりを実感しやすいでしょう。
使用時の注意点
保湿力が高い分、軟毛の方がつけすぎると髪が重たく感じられる場合があります。米粒大ほどの少量から手に取り、髪の内側から少しずつなじませていくのが上手に仕上げるコツになります。

メルティバターバームは、手に残ったバームをそのままハンドケアに使えるのが嬉しいポイント!お出かけ先での髪のお直しにも便利ですよ。
一目でわかる!オイルとバターの比較表
ここまで解説したオイルとバターの違いを、より分かりやすく表にまとめました。どちらが自分の髪に合っているか、チェックしてみてください。
比較項目 | オイルタイプ | バタータイプ |
---|---|---|
テクスチャ | サラッとした液体 | こっくりした固形(体温で溶ける) |
仕上がり | 軽やか・サラサラ・ツヤ感 | しっとり・まとまり・潤い感 |
保湿力 | 普通 | 高い |
おすすめの髪質 | 細毛・軟毛・猫っ毛・普通毛 | 硬毛・太毛・くせ毛・ダメージ毛 |
こんな人におすすめ | 髪がペタッとなりやすい ベタつくのが苦手 自然なツヤが欲しい |
髪が広がりやすい パサつきが気になる 朝のスタイリングを楽にしたい |
あなたに合うのはどっち?選び方の最終チェック
最終的にどちらを選ぶか迷ったら、以下の点を考えてみましょう。
- とにかく指通りの良いサラサラな髪になりたい → オイルタイプ
- 雨の日や乾燥する季節の髪の広がりを抑えたい → バタータイプ
- 朝のスタイリングを楽にしたい、寝癖をつけたくない → メルティバター
- 日中のスタイリング剤としても使いたい → メルティバター バーム
このように、ご自身のライフスタイルや髪に対する一番の悩みを基準に選ぶと、失敗が少なくなります。
いずれにしても、ジェミールフランのアウトバス製品は、毎日のヘアケアを楽しく、そして効果的にしてくれる素晴らしいアイテムです。今回の解説を参考に、あなたの髪を最高に輝かせる一本を見つけてみてください。
まとめ:「ジェミールフラン、どれがいい?」の答えはあなたの理想の髪質の中に
ジェミールフランは髪質や悩みに応じて選べる多彩なラインが魅力です。軟毛にはハート、硬毛にはダイヤ、くせ毛にはメルティバター、熱ダメージにはヒートグロスなど、あなたの理想を叶える一品がきっと見つかります。
- 細くて絡まりやすい猫っ毛にはふんわり軽い仕上がりのハートライン
- 上品なピュアピオニーの香りで髪を内側からやさしく補修します
- 普通毛から硬毛のごわつく髪はダイヤラインがしなやかにまとめます
- ダイヤラインは保水力の高い成分で髪の芯までうるおいを届けます
- くせ毛でまとまらない髪にはメルティバターが翌朝のセットを楽にします
- ドライヤーの熱で溶けて冷えて固まりまとまりやすい髪の状態を記憶
- 熱ダメージが気になる髪にはヒートグロスがツヤとまとまりを与えます
- ドライヤーの熱を味方に変えて髪表面に滑らかなヴェールを形成します
- ヒートグロスSは軟毛向けでシルクのようなサラサラな指通りに
- ヒートグロスMは普通毛向けで扱いやすく滑らかな手触りを実現
- ヒートグロスJは硬毛向けでうるおいのあるしっとりした質感に
- 日中のスタイリングにはケアもできるヘアメイクアップシリーズが最適
- サラサラ質感のアウトバスならベタつかないオイルタイプがおすすめです
- しっとりさせたいなら保湿力が高いバタータイプで広がりを抑えます
- シリーズごとに異なるピオニー系の香りで選ぶのも楽しみ方の一つです