アイプチとビューラー、どっちを先に使えばいいのか迷った経験はありませんか?せっかくアイプチで理想の二重を作っても、ビューラーでまつ毛を上げようとした瞬間に崩れてしまったり、逆にカールさせた後にアイプチをすると不自然になったりと、理想のぱっちりEYEを叶えるのは意外と難しいものですよね。
この記事では、そんなお悩みを解決するために、まず結論としてアイプチとビューラーはどっちが先なのかを解説。
ビューラーが先のメリットやデメリット、そしてアイプチが先のメリットやデメリットを比較しながら、基本的には初心者さんにおすすめなのはビューラーが先の方法であることや、まぶたのタイプによってはアイプチを先にする場合もあることなど、あなたに最適な順番を見つけるお手伝いをします。
さらに、アイプチが取れないための具体的なコツとして、まつ毛の根元を優しく挟むのがポイントであることや、ファイバーやテープタイプの場合の注意点、そしてのりやリキッドタイプの場合の注意点も詳しくご紹介。
より美しい仕上がりを目指すためのホットビューラーや部分用ビューラーの活用法から、もしアイプチが取れてしまった時の直し方まで、あらゆる疑問にお答えします。
さあ、この記事でアイプチとビューラーの正しい使い方をマスターして理想の目元へ、一歩踏み出しましょう。
- アイプチとビューラーはどっちが先かという長年の疑問が解決する
- 自分のまぶたのタイプに合った最適なメイク手順がわかる
- アイプチが剥がれたりヨレたりする失敗を防ぐ具体的なコツが身につく
- より自然でぱっちりとした理想の二重に仕上げる方法がわかる
アイプチとビューラーの正しい使い方|基本の順番はコレ!
- 結論!アイプチとビューラーはどっちが先?
- 【ビューラーが先】のメリット・デメリット
- 【アイプチが先】のメリット・デメリット
- 初心者さんにおすすめなのは「ビューラーが先」
- まぶたのタイプによってはアイプチを先にする場合も
結論!アイプチとビューラーはどっちが先?
二重メイクの定番アイテムであるアイプチと、ぱっちりとした目元を作るのに欠かせないビューラー。この二つを使う順番について、「どっちが先なの?」と迷った経験はありませんか。メイクの仕上がりを大きく左右するこの問題は、多くの人が抱える疑問の一つかもしれません。
結論からお伝えすると、使用するアイプチの種類やまぶたのタイプによって最適な順番は変わりますが、一般的にはビューラーを先に使う方法が推奨されています。なぜなら、先にまつげをカールさせておくことで、アイプチの仕上がりを崩さずに、より自然で美しい目元を作りやすくなるからです。
この記事では、なぜビューラーを先に使用するのが良いのか、その理由を詳しく解説します。また、逆にアイプチを先に使った方が良いケースや、アイプチの種類ごとの最適な順番についてもご紹介しますので、ぜひあなたのメイクの参考にしてください。

この順番問題、永遠のテーマですよね!それぞれのメリットとデメリットを知って、自分にぴったりの方法を見つけましょう!
なぜ「ビューラーが先」が基本なの?
多くの場合でビューラーを先に使用することが推奨されるのには、主に二つの理由があります。一つはアイプチで作った二重のラインを保護するため、そしてもう一つはまつげを美しくカールさせるためです。
アイプチで作った二重のラインは、非常にデリケートな状態です。特に接着タイプのアイプチの場合、完全に乾いた後でも、強い物理的な力が加わるとヨレたり剥がれたりする可能性があります。アイプチの後にビューラーでまつげの根元を挟むと、その圧力でまぶたが引っ張られ、せっかく作った二重のラインが崩れてしまうことがあるのです。
また、アイプチの液が誤ってまつげに付着してしまうと、まつげが固まってしまい、ビューラーで綺麗にカールさせることが難しくなります。先にビューラーでまつげを根元からしっかりと上げておくことで、アイプチの液が付着するのを防ぎ、ぱっちりとした上向きカールをキープしやすくなります。
それぞれの順番のメリット・デメリットを比較
「ビューラーが先」と「アイプチが先」、それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在します。どちらが自分に適しているか判断するために、両者の特徴を比較してみましょう。
順番 | メリット | デメリット・注意点 |
---|---|---|
ビューラーが先 | ・アイプチの膜やのりが崩れにくい ・まつげを根元からしっかりカールできる ・自然な仕上がりになりやすい |
・まぶたが重い場合、カールが下がりやすい ・ビューラーで持ち上げた形と二重のラインが合わないことがある |
アイプチが先 | ・重いまぶたでも二重をキープしやすい ・先に二重の形を決めてからメイクできる ・ビューラー時にまぶたを挟むリスクが減る |
・ビューラーの圧力でアイプチが剥がれるリスクがある ・まつげに液が付くとカールしにくい ・不自然な仕上がりになる可能性がある |
このように比較すると、やはり仕上がりの綺麗さや失敗のリスクの低さから、「ビューラーが先」の方が多くの方にとって実践しやすい方法と言えるでしょう。
ビューラーの使い方の注意点
アイプチを使う・使わないに関わらず、ビューラーでまぶたを強く挟んでしまうのはNGです。まつげの根元を狙う際は、鏡を少し下からのぞき込むようにして、まぶたを挟んでいないか確認しながら優しくカールさせましょう。ゴムが劣化しているとまつげが切れる原因にもなるため、定期的な交換をおすすめします。
例外!「アイプチが先」の方が良いケースとは?
基本は「ビューラーが先」ですが、まぶたのタイプによってはアイプチを先に使った方がうまくいくケースもあります。それは、まぶたが厚い、または重い一重の方です。
まぶたが重い場合、先にビューラーでまつげを上げても、まぶたの重みですぐにカールが下がってきてしまうことがあります。このようなケースでは、まずアイプチで二重の土台をしっかりと作り、まぶたを引き上げてからビューラーを使った方が、カールを長時間キープしやすくなるのです。
ただし、この順番でメイクする際は、ビューラーの圧力でアイプチが剥がれないように細心の注意を払う必要があります。アイプチが完全に乾いたことを確認してから、まつげの根元を優しく挟むようにしましょう。根元・中間・毛先の3回に分けてカールさせると、まぶたへの負担を減らしつつ、綺麗なカールを作れます。
アイプチの種類別おすすめの順番
ひとくちにアイプチと言っても、様々な種類があります。タイプによっても最適な順番は変わってきます。
- 接着タイプ(リキッド・テープ)
ビューラーを先に使うのが断然おすすめです。後からビューラーを使うと、のりがビューラーに付着したり、テープが剥がれたりする原因になります。 - 皮膜タイプ(折込式)
基本的にはビューラーが先の方が綺麗に仕上がります。ただし、このタイプはまぶたへの物理的な負担が比較的少ないため、重いまぶたの方はアイプチを先にする方法を試してみる価値はあるでしょう。
いずれのタイプを使用する場合でも、まずはパッケージに記載されているメーカー推奨の使い方を確認することが大切です。

最終的には、自分のまぶたの形や使っているアイテムとの相性が一番大事!両方の順番を試してみて、「こっちの方がやりやすいな」「仕上がりが綺麗だな」と感じる方法を見つけるのがベストですよ。
【ビューラーが先】のメリット・デメリット
アイプチとビューラー、どちらを先に使うべきか迷う方は非常に多いのではないでしょうか。結論から言うと、アイプチ初心者の方やまぶたへの負担を減らしたい方には、ビューラーを先に使う方法がおすすめです。
なぜなら、先にあげておくことで、理想の二重ラインをイメージしやすくなったり、アイプチの接着剤がビューラーに付着するのを防いだりできるからです。ここでは、ビューラーを先に使うことの具体的なメリットと、知っておきたいデメリットについて詳しく解説していきます。
ビューラーを先にする3つのメリット
アイプチの前にビューラーでまつげを上げておくことには、主に3つの大きな利点があります。
ビューラーを先にするメリット
- 理想の二重ラインを決めやすい
- まつげが自然なカールに仕上がる
- 衛生的で道具が傷みにくい
一つ目のメリットは、理想の二重ラインを定めやすくなる点です。まつげが根元からしっかりと上がっていると、まぶたのキワがはっきりと見え、どこに二重の線を作れば目がパッチリと見えるか、仕上がりを想像しやすくなります。特にアイプチを使い始めたばかりの段階では、この「ガイドライン」があるだけで、失敗する確率をぐっと減らせるでしょう。
二つ目は、まつげが自然なカールに仕上がりやすいことです。アイプチで二重を作った後にビューラーを使うと、接着された部分の皮膚が引っ張られて、まつげがカクンと不自然な角度で折れてしまうことがあります。しかし、先にカールを作っておけば、まぶたの動きに影響されることなく、なめらかで美しい上向きまつげをキープしやすくなります。
そして三つ目のメリットは、衛生的で道具が傷みにくいという点です。アイプチの後にビューラーを使用すると、接着剤やアイシャドウがビューラーのゴム部分に付着してしまいます。
これを放置すると雑菌が繁殖する原因になりかねませんし、ゴムの劣化を早めることにもつながります。先にビューラーを済ませておけば、道具を清潔に保ち、長持ちさせることができます。

ビューラーを清潔に保つことは、目のトラブルを防ぐためにもとっても大切だよ!毎回ティッシュで拭く習慣をつけるのがおすすめです。
知っておきたいデメリットと注意点
一方で、ビューラーを先に行う方法にはいくつかのデメリットも存在します。ご自身のまぶたの状態や、使っているアイプチの種類によっては、この方法が合わない可能性も考えられます。
ビューラーを先にするデメリット
- アイプチの種類によってはカールが取れやすい
- 二重の幅でまつげの根元が隠れることがある
- まぶたが重い人には効果が薄い場合も
最も大きなデメリットは、アイプチの種類によって、せっかく作ったカールが落ちてしまう可能性がある点です。特に、液体のりタイプのアイプチは水分を含んでいるため、乾く過程でまつげが下がりやすくなる傾向があります。また、アイプチを塗ってプッシャーでまぶたを押し込む際に、カールが崩れてしまうことも考えられるでしょう。
次に、作った二重の幅にまつげの根元が隠れてしまうケースです。幅の広い二重を作ろうとすると、まぶたの皮膚がまつげの生え際に覆いかぶさってしまい、結果的にカールが見えにくくなることがあります。これでは、せっかくビューラーをした意味が薄れてしまいます。
さらに、まぶたが厚い、あるいは重い一重の方の場合、先にまつげを上げても、アイプチで二重を作る力に負けて、カールが押しつぶされてしまう可能性があります。このような方は、アイプチでしっかりと二重の土台を作ってから、カールを調整する方がきれいに仕上がるかもしれません。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
仕上がり | 二重ラインを決めやすく、まつげのカールが自然 | カールが落ちたり、根元が隠れたりすることがある |
衛生面 | ビューラーが汚れにくく、清潔に保てる | 特になし |
相性 | アイプチ初心者、ナチュラルメイク派におすすめ | 重いまぶたの人、カールキープ重視派には不向きな場合がある |
このように、ビューラーを先に使う方法には一長一短があります。ご自身のまぶたのタイプや理想の仕上がりを考えながら、どちらの順番が自分に合っているか試してみるのが一番です。
【アイプチが先】のメリット・デメリット
アイプチとビューラー、どちらを先に使うべきかという疑問は、二重メイクをする上で多くの人が悩むポイントです。結論から言うと、アイプチを先にする方法は、作った二重のラインを一日中しっかりとキープしたい方に特におすすめできます。
ここでは、アイプチをビューラーより先に行うことのメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。

どちらを先にするかで、仕上がりの印象やメイクのしやすさが大きく変わるんですよ!それぞれの特徴を理解して、自分に合った順番を見つけるのが大切です。
メリット1:理想の二重ラインをくっきり作れる
アイプチを先に行う最大のメリットは、何と言っても二重のラインを強力に固定できる点にあります。メイク前の皮脂や汚れがない清潔なまぶたに直接アイプチを塗るため、接着力が最大限に発揮されるのです。
例えば、まぶたが厚めの方や、時間が経つと二重のラインが薄くなりがちな方でも、この方法なら理想のラインをくっきりと作り、長時間維持しやすくなります。ビューラーやアイシャドウの影響を受けずに、最初に二重の土台をしっかりと固められるため、メイク崩れの心配が軽減されるでしょう。
メリット2:ビューラーで二重が崩れる失敗を防げる
アイプチで二重を作った後にビューラーをすると、まぶたを引っ張ってしまい、せっかく作った二重の膜が剥がれたり、ラインが歪んだりする失敗が起こりがちです。しかし、先にアイプチで二重を完成させていれば、ビューラーによる物理的な影響を最小限に抑えることが可能です。
もちろん、ビューラーを使う際には注意が必要ですが、二重ラインそのものを壊してしまうリスクは、ビューラーを先にする場合よりも低くなります。そのため、「ビューラーをしたら二重が取れてしまった」という経験がある方には、安心感のある手順だと言えます。
アイプチが先のメリットまとめ
アイプチを先にする一番の魅力は、とにかくキープ力が高いことです。まぶたが厚い、汗をかきやすい、日中にお直しができない、といった状況でも、美しい二重ラインを保ちやすくなります。
デメリット1:まつ毛が上がりにくく、ビューラーが使いづらい
一方で、デメリットも存在します。最も大きなものが、ビューラーが使いにくくなるという点でしょう。アイプチによって作られた膜がまつ毛の生え際に覆いかぶさる形になるため、ビューラーで根元をしっかり挟むことが難しくなります。
無理に根元から上げようとすると、まぶたを挟んでしまったり、アイプチの膜を傷つけてしまったりする恐れがあります。結果として、まつ毛のカールが緩やかになったり、きれいなセパレートまつ毛にしにくかったりする場合があるのです。
デメリット2:アイシャドウがヨレたりムラになったりしやすい
アイプチを塗った上からアイシャドウを重ねると、仕上がりに影響が出ることがあります。アイプチのノリの部分とそうでない部分とでは、アイシャドウの付き方が変わってしまうためです。
具体的には、ノリの部分だけ色が濃く付いてしまったり、逆にパウダーがうまく乗らずに弾かれてしまったりして、アイメイクに不自然なムラができてしまう可能性があります。特に、ラメやパール感が強いアイシャドウは、アイプチの境目を目立たせてしまうこともあるため、注意が必要です。
デメリット3:アイプチの境目が目立ちやすい
この手順では、アイシャドウでアイプチのテカリや境目をカバーすることが難しくなります。素のまぶたに直接アイプチを塗るため、どうしても「いかにもアイプチをしています」という質感が目立ちやすくなる傾向にあります。
もちろん、上からマット系のアイシャドウを重ねることで多少はカモフラージュできますが、ナチュラルメイクを好む方にとっては、仕上がりに違和感を覚えてしまうかもしれません。
デメリットをカバーする工夫
- ビューラー:まつ毛の根元を無理に挟まず、毛の中間から毛先にかけてカールをつける、または部分用ビューラーを活用する。
- アイシャドウ:ラメ感を抑えたマットなパウダーアイシャドウを選び、ブラシでふんわり乗せるか、指でポンポンと優しく叩き込むように塗る。
これらの工夫で、デメリットをある程度軽減させることが可能です。
このように、アイプチを先にする方法は、強力なキープ力という大きなメリットがある反面、アイメイクのしやすさや仕上がりの自然さという点ではいくつかの課題があります。ご自身のまぶたの状態や、メイクで何を一番重視したいかに合わせて、最適な順番を見つけてみてください。
初心者さんにおすすめなのは「ビューラーが先」
アイプチとビューラー、どちらを先に使うべきか迷った経験はありませんか。特にメイク初心者さんにとっては、仕上がりを左右する重要なポイントになりますよね。
結論からお伝えすると、アイプチに慣れていない初心者さんには、まず「ビューラーから先」に使う方法が断然おすすめです。

アイメイクの順番って、本当に悩みますよね。私も最初はよく失敗していました…。でも、この順番を意識するだけで、仕上がりが格段にきれいになりますよ!
なぜなら、先にまつ毛をカールさせることで、二重にしたいラインの「アタリ」をつけやすくなるからです。まつ毛が上向きになることで、まぶたの皮膚がどこで折り込まれるのが自然かを見極めやすくなり、アイプチを塗る位置で失敗するリスクを減らせます。
また、アイプチを塗って乾かした後にビューラーを使うと、せっかく作った二重の膜を引っ張ってしまったり、まぶたを挟んでしまったりするトラブルも起こりがちです。そのため、安全面や仕上がりのきれいさを考慮すると、まずはビューラーから始めるのが安心でしょう。
ビューラーを先に行う3つの大きなメリット
ビューラーをアイプチの前に使うことには、初心者さんにとって嬉しいメリットがたくさんあります。主な利点を3つご紹介します。
メリット1:二重ラインを決めやすい
前述の通り、最大のメリットはこれです。まつ毛を根元からしっかり上げることで、まぶたが持ち上がり、理想の二重ラインがどこなのかを視覚的に捉えやすくなります。「どこにアイプチを塗ればいいか分からない」という悩みを解消できるでしょう。
メリット2:アイプチの失敗を防げる
アイプチが完全に乾いていない状態でビューラーを使うと、液がビューラーにくっついてしまい、二重のラインが崩れる原因となります。先にビューラーを済ませておけば、そのような心配は一切ありません。
メリット3:まぶたへの負担が少ない
アイプチ後のまぶたは、皮膚が引っ張られて少しデリケートな状態です。そこにビューラーを当てると、まぶたを挟んでしまう危険性が高まります。先にビューラーを使うことで、まぶたへの物理的な刺激を避けられます。
「ビューラーが先」の具体的なメイク手順
それでは、実際にビューラーを先に使う場合の手順を見ていきましょう。簡単な4ステップで、きれいな二重メイクが完成します。
- ステップ1:まぶたの油分をオフする
まずは、コットンなどでまぶたの余分な油分や汚れを優しく拭き取ります。このひと手間で、ビューラーのカール持ちとアイプチの接着力が格段にアップします。 - ステップ2:ビューラーでまつ毛を上げる
次に、ビューラーでまつ毛を根元から挟み、中間、毛先へと3段階に分けて優しくカールさせてください。ここでしっかりとまつ毛を上げておくことが、後の工程をスムーズに進めるカギとなります。 - ステップ3:二重にしたいラインを決める
鏡を見ながら、プッシャーなどを軽くまぶたに当て、どこで折り込むと自然な二重になるかを確認します。ステップ2でまつ毛を上げているので、理想のラインが見つけやすいはずです。 - ステップ4:決めたラインにアイプチを塗る
決めたラインに沿って、アイプチを薄く均一に塗布しましょう。製品の指示に従って、半乾きになるまで待ってからプッシャーで二重を形成すれば完成です。
知っておきたい注意点と「アイプチが先」のケース
ビューラーを先に使う方法はメリットが多い一方で、いくつか注意したい点も存在します。また、アイメイクに慣れてきた方向けに「アイプチが先」の場合についても触れておきましょう。
注意点:アイプチの液がまつ毛につかないように!
ビューラーで上げたまつ毛の根元にアイプチの液が付着してしまうと、せっかくのカールが落ちてしまうことがあります。塗る際には、まつ毛につかないよう、少し上を意識して塗るのがコツです。綿棒などを用意しておくと、万が一ついてしまった時もすぐに修正できます。
一方で、アイプチに慣れている方の中には「アイプチが先」を好む人もいます。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
順番 | メリット | デメリット・注意点 |
---|---|---|
ビューラーが先 (初心者におすすめ) |
・二重ラインを決めやすい ・アイプチが崩れる心配がない ・まぶたを挟むリスクが低い |
・アイプチの液がまつ毛につき、カールが落ちることがある |
アイプチが先 (上級者向け) |
・ビューラーでまつ毛を上げると同時に二重ラインがくっきりしやすい ・まつ毛カールの持ちが良い場合がある |
・アイプチが乾く前に挟むと崩れる ・まぶたを挟みやすい ・二重ラインが歪む可能性がある |
豆知識:ホットビューラーの活用
もしホットビューラーをお持ちであれば、「アイプチが先」でもきれいに仕上げることが可能です。アイプチで二重を作った後、熱でまつ毛を上げるホットビューラーなら、まぶたを挟む心配がなく、作った二重を崩さずにカールをつけられます。マスカラを塗った後の仕上げにも使えるので、一つ持っておくと便利なアイテムです。

このように、どちらの順番にも良い点があります。まずは「ビューラーが先」でアイプチに慣れて、自信がついたら「アイプチが先」の方法やホットビューラーの活用も試してみて、自分に一番合ったやり方を見つけてくださいね!
いずれにしても、一番大切なのはご自身のまぶたの形や、使っているアイプチの種類に合わせて、やりやすい方法を見つけることです。今回ご紹介した「ビューラーが先」の方法は、多くの初心者さんが失敗しにくいと感じる手順ですので、ぜひ明日からのメイクで試してみてはいかがでしょうか。
まぶたのタイプによってはアイプチを先にする場合も
アイメイクの基本的な順番は「ビューラーが先、アイプチが後」とされていますが、実はまぶたのタイプによってはこの順番を逆にした方がうまくいくケースが存在します。特に、まぶたが重めの一重や奥二重の方にとっては、アイプチを先に使うことが理想の目元を作る近道になるかもしれません。
その理由は、重いまぶたの場合、先にビューラーでまつ毛を上げても、まぶたの重みですぐにカールが取れてしまうことが多いためです。しかし、先にアイプチで二重のラインをしっかりと作り、まぶたを引き上げて固定することで、まつ毛の生え際が露出し、ビューラーで根元からしっかりとカールをつけられるようになります。
このように言うと、どんな人がアイプチを先にすべきか気になりますよね。具体的には、以下のような特徴を持つまぶたの方におすすめです。
アイプチを先に使った方が良いまぶたのタイプ
- まぶたに厚みがある、重い一重の方
- 二重の幅が狭く、まつ毛の生え際が隠れがちな奥二重の方
- アイプチで作った二重のラインが、まばたきなどですぐに取れてしまいやすい方
これらのタイプの方は、アイプチでまぶたの土台を整えてからビューラーを使うことで、パッチリとした上向きまつ毛と、くっきりとした二重の両方をキープしやすくなるでしょう。

私もまぶたが重いので、この方法を試しています!先に二重を作ってしまうと、ビューラーでまつ毛の根元を狙いやすくなるので、カールが一日中持つようになりましたよ。
アイプチを先にする場合の正しい手順とコツ
それでは、実際にアイプチを先に使用する際のメイク手順と、きれいに仕上げるためのコツを見ていきましょう。焦らず、一つひとつの工程を丁寧に行うことが大切です。
まず、メイクを始める前に、コットンなどでまぶたの上の皮脂や汚れを優しく拭き取ってください。まぶたが清潔な状態だと、アイプチの接着力が高まり、二重が長持ちします。
次に、普段通りにアイプチを使って、理想の二重ラインを作ります。このとき、欲張って幅を広げすぎると不自然になったり、ラインが定着しにくくなったりするので、自分の目の形に合った自然なラインを見つけるのがポイントです。
そして最も重要なのが、アイプチが完全に乾くまでしっかりと待つことです。生乾きの状態でビューラーを使うと、のりがビューラーにくっついてしまったり、せっかく作った二重のラインが崩れたりする原因になります。ドライヤーの冷風を軽く当てて乾かすと、時間を短縮できます。
アイプチが完全に乾いたことを確認したら、いよいよビューラーの出番です。まぶたを軽く引き上げながら、まつ毛の根元を優しく挟み、数回に分けて毛先に向かってカールをつけていきます。このとき、アイプチで固定したまぶたを強く引っ張りすぎないように注意しましょう。
アイプチを先にする際の注意点
メリットの多い方法ですが、いくつか注意すべき点も存在します。これを理解した上で、自分に合った方法か判断してください。
ビューラーを使う際の注意点
アイプチでまぶたが固定されているため、いつもより慎重にビューラーを扱う必要があります。誤ってまぶたを挟んでしまうと、痛みを感じるだけでなく、アイプチが剥がれてしまう可能性も考えられます。手鏡を使い、まつ毛の根元をしっかり確認しながら作業を進めることをおすすめします。
また、使用するアイプチの種類によっては、ビューラーの圧力で接着力が弱まることもあります。もし、この方法で二重が取れやすくなるようであれば、ビューラーを先にする従来の方法に戻すのが良いでしょう。
このように、まぶたのタイプによっては、アイプチとビューラーの順番を変えるだけで、アイメイクの仕上がりが格段に向上することがあります。これまで「カールがすぐ落ちる」「二重が安定しない」といった悩みを抱えていた方は、一度この方法を試してみてはいかがでしょうか。
アイプチが取れない!ビューラーのきれいな使い方とコツ
- まつ毛の根元を優しく挟むのがポイント
- 【ファイバー・テープタイプ】の場合の注意点
- 【のり・リキッドタイプ】の場合の注意点
- ホットビューラーや部分用ビューラーの活用法
- もしアイプチが取れてしまった時の直し方
まつ毛の根元を優しく挟むのがポイント
アイプチをしている時のビューラー使いで、最も大切なことはまつ毛の根元を優しく挟むことです。これを意識するだけで、アイプチの仕上がりを崩さずに、くるんとした上向きまつ毛を手に入れることが可能になります。
なぜなら、まぶたに強い力を加えると、せっかく作った二重のラインが崩れたり、アイプチの接着部分が剥がれたりする原因となるからです。また、まつ毛の生え際は非常にデリケートなため、強い力で引っ張るとまつ毛が抜けたり、切れたりする恐れもあります。
例えば、慌ててビューラーを使い、まぶたの皮膚まで挟んでしまった経験はありませんか。アイプチをしているときは、まぶたの感覚が少し普段と違うこともあるため、より一層の注意が求められます。このように、「優しく、丁寧に」を心がけることが、アイプチメイクを成功させる秘訣と言えるでしょう。

私も最初はアイプチが取れそうで怖かったけど、根元を優しく挟むようにしたら、全然崩れなくなったよ!
ビューラーを当てる正しい位置とは?
まずは、ビューラーをまぶたのどこに当てるかが重要です。鏡をまっすぐ見て、ビューラーのカーブを目元のカーブに合わせ、フレームをまつ毛の生え際にそっとフィットさせます。
このとき、アイプチのラインにビューラーの金属部分が強く食い込まないように位置を調整してください。まぶたの皮膚を挟んでいないか、まつ毛の根元がしっかりとビューラーのゴムの上に乗っているかを、鏡で横から見るなどして確認すると失敗が少なくなります。
力を入れすぎない!「3段階カール法」のすすめ
根元の位置が決まったら、いよいよまつ毛を挟んでいきます。しかし、ここで一度に「ぎゅっ」と力を込めるのはNGです。まつ毛が直角に折れ曲がった、いわゆる「カックンまつ毛」になってしまうだけでなく、まぶたへの負担も大きくなります。
そこでおすすめなのが、力を3回に分けてカールさせる方法です。
- 根元:ごく軽い力で優しく挟み、まつ毛を「くいっ」と持ち上げるイメージでカールさせます。
- 中間:ビューラーを少し毛先側にずらし、根元よりもさらに軽い力で挟みます。
- 毛先:最後に毛先を挟み、ほとんど力を入れずにスッと抜くようにカールを整えます。
このように段階的にカールを作ることで、なめらかで自然な曲線を描く美しい仕上がりを目指せます。
それぞれの工程で力を入れすぎず、リズミカルに挟んでいくのがコツです。慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、この方法をマスターすれば、アイプチをしていても安心してビューラーを使えるようになります。
強い力で一度にカールさせようとすると、アイプチが剥がれるリスクが高まるだけでなく、まつ毛や毛根にダメージを与えてしまう可能性があります。特に、まつ毛が抜けやすくなったと感じる場合は、ビューラーの使い方を見直してみることをおすすめします。
ビューラーのゴムは消耗品です。古いゴムを使い続けると、弾力が失われてカールがつきにくくなったり、亀裂にまつ毛が挟まって切れたりする原因になります。一般的に、2〜3ヶ月に一度は交換するのが理想とされています。新しいゴムに替えるだけで、軽い力でも驚くほど綺麗にカールがつくこともありますので、ぜひチェックしてみてください。
【ファイバー・テープタイプ】の場合の注意点
ファイバータイプやテープタイプのアイプチは、まぶたに貼るだけで手軽に二重を作れるため人気があります。しかし、多くの方が悩むのが「ビューラーをいつ、どのように使うか」という点ではないでしょうか。結論からお伝えすると、これらのタイプのアイプチを使用する際は、ビューラーを使うタイミングと力加減に細心の注意が必要です。
使い方を誤ると、せっかく作った二重のラインが崩れたり、アイプチが剥がれてしまったりする原因になりかねません。ここでは、ファイバー・テープタイプのアイプチとビューラーを上手に併用するための注意点を詳しく解説していきます。
ビューラーはアイプチの前?それとも後?
ファイバーやテープタイプのアイプチを使う場合、ビューラーはアイプチを装着する前に使用するのが基本です。
なぜなら、アイプチを貼った後にビューラーを使うと、器具がファイバーやテープに直接触れてしまう可能性が非常に高いからです。これが原因で、粘着力が弱まって剥がれたり、ファイバーが切れてしまったりするトラブルにつながります。
そのため、まず先にまつ毛をカールさせてからアイプチを装着する手順が、最も失敗しにくい方法と言えるでしょう。
ただし、アイプチの前にビューラーを使う際にもコツがあります。あまり根元から強くカールさせすぎると、まぶたの皮膚が持ち上がり、かえって二重のラインが作りにくくなることがあります。あくまで自然なカールを心がけ、まぶたの形を大きく変えない程度に留めておくのがポイントです。
ビューラーのタイミングまとめ
原則として、ビューラーはアイプチを装着する前に済ませておきましょう。まつ毛を軽く上げておくだけで、アイプチが貼りやすくなる効果も期待できます。
剥がれやヨレを防ぐビューラーの具体的な使い方
アイプチの接着力を最大限に活かし、一日中きれいな二重をキープするためには、ビューラーの使い方にも工夫が求められます。特に重要なのは、まぶたのコンディションを整えることと、器具を慎重に扱うことです。
具体的なステップを見ていきましょう。
まず、アイメイクを始める前に、コットンやティッシュでまぶたの余分な油分・皮脂を優しく拭き取ってください。まぶたがサラサラの状態であるほど、ファイバーやテープの密着度は格段に向上します。このひと手間をかけるだけで、持ちが大きく変わるのを実感できるはずです。
次にビューラーを使いますが、まつ毛の根元を強く挟むのは避けましょう。まぶたを引っ張り上げすぎないよう、毛の中間から毛先にかけて、数回に分けて優しくカールさせていきます。こうすることで、まぶたへの負担を減らしつつ、自然な上向きまつ毛を作ることが可能です。

せっかく綺麗に貼れたのに、ビューラーで台無しに…なんて経験、私も何度もあります(泣)。特にファイバータイプは、ピンっと張った糸が命なので、ビューラーが当たると一瞬で切れちゃうんですよね。
どうしても後からカールを足したい場合の対処法
アイプチを装着した後で、「もう少しカールが欲しい」と感じることもあるかもしれません。そのような場合に、通常タイプのビューラーを使うのはリスクが高いため、別の方法を検討することをおすすめします。
一つの有効な手段は、ホットビューラーの活用です。熱でカールを作るホットビューラーなら、まつ毛に直接熱を伝えるため、まぶたを挟み込む必要がありません。アイプチに触れないように、毛先だけをそっと撫でるように使えば、剥がれるリスクを最小限に抑えながらカールを調整できます。
また、部分用ビューラーを使うのも良い方法です。目頭や目尻など、特定の箇所のカールを強調したいときに便利で、アイプチが付いている部分を避けながら細かく作業できます。
ファイバー・テープタイプでのビューラー使用リスク
- ビューラーにファイバーが引っかかり、切れてしまう。
- テープの端がビューラーに当たり、めくれて剥がれてくる。
- まぶたを強く引っ張ることで、二重のラインが崩れたり、不自然なシワができたりする。
これらのリスクを避けるためにも、アイプチ装着後のビューラー使用は慎重に行いましょう。
いずれにしても、アイプチを装着した後のまつ毛は非常にデリケートな状態です。もし後からカールを足すのであれば、「アイプチには絶対に触れない」という意識を持って、細心の注意を払って行ってください。
【のり・リキッドタイプ】の場合の注意点
のりやリキッドでまぶたを接着して二重を作るタイプのアイプチをお使いの場合、ビューラーをどのタイミングで使えば良いか迷った経験はありませんか。
実は、この順番を間違えてしまうと、せっかくのアイメイクが台無しになるだけでなく、デリケートなまぶたに負担をかけてしまう恐れもあります。
この順番が推奨されるのには、明確な理由が存在します。ここでは、なぜアイプチの前にビューラーを使うべきなのか、そして注意すべき点について詳しく解説していきます。

私もアイプチを始めたばかりの頃、順番を適当にしたらアイプチがよれて大失敗したことがあります…。正しい手順を知っておくのは本当に大切ですよ!
アイプチの「後」にビューラーを使うリスク
もし、アイプチを塗って二重を作った後にビューラーを使うと、どのような問題が起こりうるのでしょうか。主に3つのリスクが考えられます。
一つ目は、まぶたへの物理的な負担です。アイプチで接着された状態のまぶたをビューラーで挟むと、皮膚を無理に引っ張ることになります。これを繰り返していると、まぶたの皮膚が伸びてしまったり、炎症やかぶれの原因になったりする可能性も考えられるでしょう。
二つ目のリスクは、美しい二重ラインが崩れてしまうことです。アイプチののりや液体が乾いて形成された膜は、外部からの力にそれほど強くありません。そのため、ビューラーで圧力をかけると、接着面が剥がれたり、ラインが歪んでしまったりします。一度崩れると修正するのは非常に難しく、メイクを最初からやり直すことにもなりかねません。
そして三つ目は、衛生面の問題です。アイプチの粘着成分がビューラーのゴム部分に付着し、ベタベタになってしまいます。汚れたビューラーではまつ毛をきれいにカールできないばかりか、雑菌が繁殖する温床となり、目のトラブルを引き起こす原因にもなるのです。
のり・リキッドタイプ使用時の絶対的な注意点
アイプチが完全に乾ききる前にビューラーを使用するのは、絶対に避けてください。のりがまぶたやまつ毛の意図しない部分にくっついてしまったり、アイメイク全体が崩壊してしまったりする最悪の事態を招きます。
理想的なメイク手順とカールが落ちた時の対処法
それでは、きれいな二重と上向きカールを両立させるための理想的な手順を確認しましょう。
まず、洗顔後の清潔なまぶたの油分や汚れを、コットンなどで優しく拭き取ります。次に、アイプチを塗る前にビューラーでまつ毛を根元からしっかりとカールさせてください。この段階で、理想のカールを作っておくことが重要です。その後、アイシャドウなどのアイメイクを施し、最後にアイプチを使って二重のラインを形成します。
ただ、時間が経つとまつ毛のカールが落ちてきてしまうこともあるでしょう。そのような場合に、後からカールを足したいと感じるかもしれません。
アイプチ後にカールを足したい時は?
どうしてもカールを復活させたい場合は、まぶたに直接触れにくい「ホットビューラー」の活用をおすすめします。熱の力で優しくまつ毛を上げられるため、アイプチの接着面への影響を最小限に抑えることが可能です。または、まぶたを挟まないように細心の注意を払いながら、「部分用ビューラー」で毛先だけを軽く整える方法もあります。
このように、のり・リキッドタイプのアイプチとビューラーを併用する際は、「ビューラーが先、アイプチが後」という順番を徹底することが、美しい仕上がりとまぶたの健康を守るための鍵となります。使用する製品の取扱説明書も併せて確認し、自分に合った正しい使い方をマスターしましょう。
ホットビューラーや部分用ビューラーの活用法
アイプチで二重を作った後、「ビューラーがうまく使えない…」と感じたことはありませんか?まぶたの形が変わることで、いつものビューラーではまつ毛の根元をしっかり挟めなかったり、アイプチのラインを崩してしまったりすることがあります。
しかし、諦めるのはまだ早いです。ホットビューラーや部分用ビューラーといった特別なツールを活用すれば、アイプチ後のデリケートなまぶたにも対応し、理想のカールを手に入れることが可能になります。ここでは、それぞれの特徴と上手な使い方を詳しく解説していきましょう。

普通のビューラーだと、アイプチののりが取れちゃいそうで怖いんですよね…。そんな悩みを解決してくれるアイテムがあるんです!
ホットビューラーで叶える、なめらかな上向きカール
ホットビューラーは、熱の力を使ってまつ毛をカールさせるアイテムです。ヘアアイロンのように、熱でクセづけをすることで、長時間美しいカールをキープできるのが最大の魅力と言えるでしょう。まぶたを挟み込むタイプではないため、アイプチ使用者にとって心強い味方となります。
基本的な使い方は、マスカラを塗って乾かした後に、まつ毛の根元にホットビューラーのコーム部分を数秒間当てます。その後、毛先に向かってゆっくりとまつ毛をとかすように動かすことで、自然でなめらかなカールが完成します。アイプチの接着部分に直接熱が当たりにくいので、安心して使える点も嬉しいポイントです。
ホットビューラーのメリット
熱でカールを固定するため、湿気にも強く、一日中上向きまつ毛を保ちやすいです。また、まつ毛を挟まない構造なので、まつ毛が抜けたり切れたりするリスクを低減できます。カクンと折れ曲がった不自然なカールではなく、まるでパーマをかけたような美しい曲線を描けるのも大きな利点です。
使用上の注意点
一方で、熱を扱うため、まぶたや目に近づけすぎると火傷の危険が伴います。使用する際は、必ず鏡で位置を確認しながら慎重に操作してください。また、アイプチの接着剤の種類によっては、熱に弱いものもあるかもしれません。接着部分には長時間熱を当て続けないよう、注意深く使用することが大切です。
部分用ビューラーで狙い撃ち!目頭・目尻のまつ毛をキャッチ
部分用ビューラーは、その名の通り、目頭や目尻といった特定の箇所のまつ毛を上げるために設計された小さなビューラーです。全体の幅が狭いため、小回りが利き、通常のビューラーでは届きにくい部分のまつ毛もしっかりとキャッチしてくれます。
アイプチを使うと、目頭側のまぶたが持ち上がりにくいと感じる方も少なくありません。そのような場合でも、部分用ビューラーなら狙った部分だけを的確に挟み、上向きにカールさせることが可能です。まず全体のビューラーで軽くカールさせた後、上がりにくかった目頭や目尻のまつ毛を部分用ビューラーで仕上げる、という使い方がおすすめです。
部分用ビューラーのメリット
最大のメリットは、自分の目の形やアイプチの状態に合わせて、カールを細かく調整できる点にあります。一重や奥二重の方、目の横幅が狭い方でも、まつ毛を残さずカールさせやすいでしょう。アイプチのラインを避けながら、根元からまつ毛を持ち上げられるため、アイプチメイクのクオリティを格段に上げてくれます。
使用上の注意点
ただし、幅が狭いため、まつ毛全体を一度にカールさせることはできません。一本一本仕上げていくような感覚になるので、少し時間がかかる場合があります。また、慣れないうちはまぶたを挟んでしまう可能性もあるため、手元が安定する場所で、鏡を見ながら丁寧に行うようにしてください。

どっちのビューラーも一長一短ですね!自分のなりたいまつ毛のイメージや、不満に感じているポイントに合わせて選ぶのが良さそうです。
このように、ホットビューラーと部分用ビューラーは、それぞれに異なる特徴と利点があります。自分の目の形やまつ毛の状態、そしてアイプチの仕上がりに合わせて、これらのツールを使い分けることで、メイクの悩みはきっと解消されるはずです。下の表にそれぞれの特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
種類 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
ホットビューラー | 熱の力でカールをキープ。自然でなめらかな仕上がりに。 | カールが落ちやすい人、自然な仕上がりが好みの人、まぶたを挟むのが怖い人 |
部分用ビューラー | 目頭・目尻など細かい部分をピンポイントでカール。 | 目頭や目尻のまつ毛が上がりにくい人、カールを細かく調整したい人、一重・奥二重の人 |
これらのアイテムをアイプチメイクに取り入れて、理想のぱっちりとした目元を演出してみてはいかがでしょうか。
もしアイプチが取れてしまった時の直し方
お出かけ先で鏡を見たら、「アイプチが取れかけてる!」なんて、焦った経験はありませんか。せっかくキレイに二重を作っても、時間が経つと汗や皮脂で取れてしまうことは誰にでも起こり得ます。
しかし、そんな時でも慌てる必要はありません。正しい直し方を知っていれば、短時間で元通りのキレイな二重に復活させることが可能です。ここでは、万が一アイプチが取れてしまった時のための、スマートな直し方とポーチに入れておきたい便利アイテムをご紹介します。
ポーチに常備したい!お直しマストアイテム
外出先でアイプチをキレイに直すためには、いくつかのアイテムをポーチに忍ばせておくと非常に心強いです。
アイプチお直しセット
- いつも使っているアイプチ
- 綿棒(数本)
- 乳液やポイントメイクリムーバー
- プッシャー
- コンシーラーやアイシャドウ
特に便利なのが、乳液やポイントメイクリムーバーを事前に染み込ませた綿棒です。市販のクレンジング綿棒を利用するか、小さなチャック付きの袋に数本入れておくと、かさばらずに持ち運べます。

私もポーチに綿棒と乳液は絶対入れています!アイメイクが崩れた時にも使えるから、一石二鳥なんですよ。
基本の直し方!一度オフしてやり直すのが正解
アイプチが取れてしまった場合、最もキレイに仕上がる方法は、一度取れた部分を完全にオフしてからやり直すことです。なぜなら、取れかけた上からアイプチを重ね塗りすると、ダマになったり、ノリが白く浮いてしまったりと、かえって不自然な仕上がりになる可能性が高いためです。
手順1:取れた部分を優しくオフする
まずは、乳液やポイントメイクリムーバーを染み込ませた綿棒で、取れてしまった部分のアイプチやアイメイクを優しく拭き取ります。このとき、ゴシゴシ擦ると肌を傷つけたり、赤みの原因になったりするので、あくまでも優しくオフすることを心がけてください。
手順2:まぶたの油分を拭き取る
次に、乾いた清潔な綿棒で、先ほど拭き取った部分に残っている油分を丁寧に拭き取ります。まぶたに油分が残っていると、新しく塗るアイプチがうまく接着せず、再び取れやすくなる原因となってしまいます。
手順3:アイプチを塗り直す
まぶたが乾いたことを確認したら、いつも通りアイプチを薄く塗っていきましょう。お直しの際は、広範囲に塗りすぎず、二重を作りたいラインに沿ってピンポイントで塗るのがコツです。
手順4:メイクとなじませる
アイプチが乾いたら、プッシャーで二重のラインを整えます。その後、綿棒や指先にコンシーラーやアイシャドウを少量取り、アイプチを塗った部分と周りの肌との境目をぼかすようにポンポンとなじませてください。こうすることで、お直しした箇所が目立たなくなり、自然な仕上がりになります。
時間がない時の応急処置
どうしても時間がない、という場面では応急処置も有効です。これは、二重のラインが部分的に浮いてしまった場合に使えるテクニックになります。
浮いてしまった部分の隙間に、つまようじの先などでごく少量のアイプチを流し込み、乾く前にプッシャーでそっと押さえて接着する方法です。手軽にできますが、あくまで一時的な処置と考えましょう。
重ね塗りの注意点
この応急処置は、手軽な一方でデメリットもあります。アイプチを重ね塗りすることになるため、どうしても厚塗り感が出てしまったり、乾いた時にノリが白く目立ってしまったりすることがあります。根本的な解決にはならないため、時間に余裕がある場合は、一度オフしてから直す方法をおすすめします。
いずれにしても、アイプチが取れてしまう主な原因は汗や皮脂です。お直しをする前には、ティッシュやあぶらとり紙でまぶたの皮脂を軽くオフしておくと、よりキレイな状態を長くキープできるでしょう。
まとめ:アイプチとビューラーの正しい使い方をマスターして理想の目元へ
アイプチとビューラーは基本的にビューラーが先ですが、まぶたのタイプで最適な順番は変わります。種類別の注意点や正しい使い方、補助ツールの活用法、お直し方法を理解し、自分に合った方法で理想の目元を手に入れましょう。
- 基本はビューラーを先に使いアイプチの崩れを防ぎ自然に仕上げる
- まぶたが厚く重い人はアイプチで土台を作ってからカールさせる
- ビューラーを先に使うと理想の二重ラインを決めやすくなるメリット
- アイプチを先に使う最大の利点は二重のラインを強力に固定できる点
- メイク初心者は失敗しにくいビューラーを先に使う方法から試そう
- 接着タイプやテープはビューラーの圧で剥がれやすいので先に使う
- アイプチの液がまつげに付着するとカールが落ちる原因になるので注意
- ビューラーはまぶたを強く挟まずにまつげの根元を優しくカールする
- 根元から毛先へ3段階に分けてカールさせると自然な曲線が作れる
- ファイバーやテープは装着後に器具が触れると剥がれるので注意
- のりやリキッドタイプは後にビューラーを使うとラインが崩れやすい
- アイプチ後はホットビューラーならラインを崩さずカールを足せる
- 目頭や目尻の上げにくい部分は部分用ビューラーで細かく調整する
- アイプチが取れたら重ね塗りせず一度オフして直すのが綺麗になる
- 乳液を染み込ませた綿棒はお直し時にアイプチを優しくオフできる