アイプチで二重を作った後、ビューラーを使うとラインが崩れてしまったり、逆にビューラーが先だとアイプチがうまく付かなかったり…。「アイプチとビューラー、一体どっちが先なの?」と、毎日のメイクで悩んでいませんか?この順番を間違えるだけで、理想のぱっちり二重から遠ざかってしまうかもしれません。
この記事では、まず基本はビューラーが先というその理由とは何か、そしてもしアイプチが先だと起こる失敗例を具体的に解説します。
さらに、お使いのアイプチの種類別、のりタイプとテープタイプの順番の違いや、そもそもビューラーでまつ毛を上げる前の下準備、二重ラインを崩さないアイプチの塗り方や貼り方といった基本を丁寧にお伝えします。
後半では、アイプチが乾いてからビューラーを優しく使うコツや、根元からしっかり上がるホットビューラーの活用法、細かい部分の仕上げに役立つ目頭や目尻に便利な部分用ビューラーの使い方といった、ワンランク上のテクニックもご紹介。
マスカラ下地とマスカラでカールを長持ちさせる方法から、いざという時のために外出先で二重ラインが崩れた時の簡単お直し術まで、あなたの知りたい情報がきっと見つかります。
さあ、この記事を読んで、アイプチとビューラーを正しく使って理想の二重を手に入れましょう。もうメイクの度に悩むのは終わりです。
- アイプチの種類に合わせた最適なメイク手順がわかる
- 二重ラインが崩れる・よれるといった失敗を防げる
- まぶたへの負担を減らし綺麗なカールを作るコツがわかる
- 外出先で二重が崩れた時の簡単なお直しテクニックが身につく
アイプチとビューラーの順番は?きれいな二重をキープする基本
- 基本はビューラーが先!その理由とは
- アイプチが先だと起こる失敗例
- アイプチの種類別|のりタイプとテープタイプの順番
- ビューラーでまつ毛を上げる前の下準備
- 二重ラインを崩さないアイプチの塗り方・貼り方
基本はビューラーが先!その理由とは
アイプチとビューラー、どちらを先に使うべきか迷った経験はありませんか。メイクの仕上がりを左右する重要なポイントですが、結論から言うと、基本的にはビューラーを先に使用するのがおすすめです。
なぜなら、アイプチの後にビューラーを使うと、せっかく作った二重のラインが崩れてしまったり、デリケートなまぶたに余計な負担をかけてしまったりする可能性があるからです。先にまつげをカールさせておくことで、実は二重メイクそのものがやりやすくなるというメリットもあります。

私も最初は順番を間違えて、何度もやり直した経験があります…。先にビューラーを使うだけで、メイクの時短にも繋がりますし、仕上がりの綺麗さが全然違ってくるんですよ♪
ここでは、ビューラーを先に使うべき3つの具体的な理由を、さらに詳しく解説していきます。
理由1:美しい二重のラインを崩さないため
最も大きな理由は、アイプチで作った二重のラインをキープするためです。特に、のりタイプやファイバータイプのアイプチは、まぶたに定着して乾くまでに少し時間がかかります。完全に乾ききる前にビューラーでまつげの根元を挟むと、まぶたが引っ張られてしまうのです。
すると、せっかく綺麗に作った二重のラインがよれたり、ガタガタになったりする原因になります。最悪の場合、アイプチが剥がれてしまい、一からやり直し…なんてことにもなりかねません。このような失敗を防ぐためにも、アイプチを塗る前の綺麗なまぶたの状態で、先にまつげを上げておくことが大切です。
理由2:デリケートなまぶたへの負担を減らすため
アイプチで固定された状態のまぶたは、皮膚が少し突っ張っています。その上からビューラーを当てて力を加えると、健康な状態のときよりも皮膚が引っ張られやすくなります。
デリケートな目元の皮膚に繰り返し負担をかけることは、痛みを感じるだけでなく、将来的なたるみやシワの原因に繋がる可能性も考えられます。まぶたの健康を長く保つためにも、まぶたに余計な力を加えないメイク手順を習慣にするのが良いでしょう。
理由3:理想の二重ラインを見つけやすくなる
実は、ビューラーを先に使うことには、失敗を防ぐだけでなく、より綺麗な二重を作る手助けになるというメリットもあります。
まつげが下がっている状態だと、まぶたが重く見え、どこに二重のラインを作れば目がぱっちりと見えるのか、イメージがしにくいことがあります。そこで、先にビューラーでまつげを根元からしっかりとカールさせておきましょう。
すると、まつげがまぶたをぐっと持ち上げてくれるため、自然な二重のラインが入りやすい場所や、理想のラインがどこなのかを見つけやすくなるのです。アイプチを塗る前に「完成形のイメージ」がしやすくなるため、メイクの精度が格段に上がります。
ビューラーを先に使う際の注意点
ビューラーを先にするメリットは大きいですが、一つだけ注意点があります。それは、まつげを根元から上げすぎると、カールがアイプチを塗る際の邪魔になってしまうことがある点です。ビューラーを使う際は、まぶたを挟み込まないように注意しながら、あくまで自然なカールを意識すると、その後のアイプチがスムーズに行えます。
アイプチが先だと起こる失敗例
二重メイクの必須アイテムであるアイプチとビューラー。あなたはどちらを先に使っていますか?もし「アイプチが先」と答えたなら、もしかしたらメイクがうまくいかない原因は、その順番にあるのかもしれません。
結論から言うと、アイプチを塗ってからビューラーを使うのは、多くの失敗を引き起こす原因となります。せっかく時間をかけて作った二重が崩れてしまったり、最悪の場合まぶたを傷つけてしまったりする危険性もあるのです。</ここでは、アイプチを先に使った場合に起こりうる具体的な失敗例を、理由とともに詳しく解説していきます。

えっ、そうなの!?今までずっとアイプチを先に使ってたかも…。どうしてダメなんだろう?
せっかく作った二重ラインが台無しに
アイプチを先に使用した場合に最も起こりやすいのが、完成したはずの二重ラインが崩れてしまう失敗です。
その理由は、ビューラーでまつ毛を挟み込む際の圧力にあります。アイプチで作られた二重の膜は、非常にデリケートです。ビューラーでまつ毛の根元をぐっと持ち上げる力は、この薄い膜に直接かかってしまいます。
そのため、膜がよれたり、部分的に剥がれてしまったりして、二重のラインがガタガタになったり、最悪の場合は完全に消えてしまうこともあるでしょう。
また、アイプチの液が完全に乾ききっていない状態でビューラーを使うと、ノリがビューラーのゴム部分に付着します。これが原因でまぶたが引っ張られ、二重ラインが崩れるだけでなく、メイク全体が汚く見えてしまう結果を招きます。
まつ毛がキレイにカールできない
アイプチを先に使うと、主役であるはずのまつ毛のカールもキレイに仕上がりにくくなります。
なぜなら、アイプチの膜がまつ毛の根元を覆ってしまい、ビューラーの力が均一に伝わりにくくなるためです。膜が邪魔をして、まつ毛が部分的に上がらなかったり、変な角度でカクンと折れ曲がってしまったりすることがあります。これでは、ぱっちりとした美しい目元を作ることは難しくなってしまいます。
このように、アイプチの膜が障害物となり、理想的なカールを作るのを妨げてしまうのです。
まぶたを傷つけてしまうリスクも
仕上がりの問題だけでなく、アイプチを先に使うことは、デリケートなまぶたの皮膚に大きな負担をかける可能性があります。前述の通り、アイプチのノリがビューラーに付着すると、まぶたの皮膚が強く引っ張られてしまいます。このとき、痛みを感じるだけでなく、繰り返すことで皮膚が伸び、まぶたのたるみの原因になることも考えられます。
さらに、無理に引っ張ることで皮膚にダメージを与え、かぶれや炎症といった肌トラブルを引き起こすリスクも高まるため、注意が必要です。
アイプチが先だと起こる失敗例まとめ
これまでに解説した失敗例を、分かりやすく表にまとめました。改めて確認してみましょう。
失敗の種類 | 具体的な現象 |
---|---|
二重ラインの崩壊 | ビューラーで押さえた部分のノリが剥がれ、ラインが消えたりガタガタになったりする。 |
アイプチのヨレ・剥がれ | ノリがビューラーに付着し、メイクが汚くなる。まぶたが引っ張られて剥がれることもある。 |
まつ毛のカールの失敗 | アイプチの膜が邪魔をして、まつ毛が均一に上がらない。変な角度で折れ曲がることも。 |
まぶたへのダメージ | 皮膚が引っ張られて痛みを感じる。繰り返すことで、まぶたのたるみや炎症の原因になる可能性も。 |

うわぁ…こんなにたくさんの失敗例があるんだね。仕上がりが悪くなるだけじゃなくて、まぶたにも良くないなんて知らなかった!これからは絶対に順番を守ろうっと!
このように、アイプチを先に使用することは、美しい仕上がりを遠ざけるだけでなく、まぶたへの負担も増やしてしまいます。これらの失敗を避けるためにも、正しい順番を理解してメイクすることが非常に重要です。
アイプチの種類別|のりタイプとテープタイプの順番

アイプチで二重を作る時、「ビューラーっていつ使えばいいの?」って悩みますよね。順番を間違えると、せっかくの二重が崩れたり、まつ毛が変な方向を向いてしまったり…。私も何度も失敗しました。
実は、アイプチとビューラーの正しい順番は、お使いのアイプチの種類によって全く異なります。毎日使うものだからこそ、正しい順番をマスターして、理想のパッチリ二重をストレスなく手に入れたいものです。
ここでは、アイプチの代表的な2つのタイプ、「のり(リキッド)タイプ」と「テープタイプ」それぞれに最適なビューラーのタイミングを、理由とともに詳しく解説していきます。この記事を読めば、もう順番で迷うことはなくなるでしょう。
のり(リキッド)タイプは「ビューラーが先」が鉄則
結論から言うと、のり(リキッド)タイプのアイプチを使う場合、ビューラーはアイプチを塗る前に済ませておくのが正解です。
その理由は、アイプチの接着面にビューラーが触れるのを防ぐためにあります。もしアイプチを塗って乾かした後にビューラーを使うと、のりがビューラーのゴム部分にくっついてしまい、せっかく作った二重のラインが崩れたり、最悪の場合、まぶたを傷つけたりまつ毛が抜けたりする原因にもなりかねません。
先にまつ毛をしっかりとカールさせておくことで、他にも嬉しい効果が期待できます。上向きになったまつ毛が、アイプチで作った二重のラインを内側から支える役割を果たしてくれるのです。これにより、よりぱっちりとした印象的な目元を長時間キープしやすくなるでしょう。
のり(リキッド)タイプの正しい手順
- まぶたの油分や汚れをコットンなどで優しく拭き取ります。
- ビューラーでまつ毛を根元からしっかりとカールさせます。
- 理想の二重ラインを決め、アイプチを塗って二重を作ります。
- 最後にアイシャドウなどのアイメイクを施して完成です。
どうしても後からカールを足したい時は?
アイメイクの最後に「もう少しカールが欲しい」と感じることもあるかもしれません。そのような場合は、通常のビューラーを使うのは避けてください。代わりに、熱でカールさせるホットビューラーをまつ毛の根元に優しく当てる方法がおすすめです。これなら、二重ラインに直接的なダメージを与えることなく、カールの調整ができます。
テープタイプは「アイプチが先」がおすすめ
一方で、ファイバーやテープタイプのアイプチを使用する場合は、ビューラーよりも先にアイプチで二重を作ってしまうのがおすすめです。
なぜならば、先にビューラーでまつ毛を上げてしまうと、カールしたまつ毛が邪魔になってしまい、テープを狙った位置に正確に貼るのが難しくなるからです。特に、まぶたに食い込ませるファイバータイプの場合、まつ毛が視界を遮って作業がしにくくなることもあります。
先にテープでしっかりと二重の土台を作ってからビューラーを使いましょう。そうすることで、まつ毛を根元からしっかりと捉え、安定した状態でカールさせることが可能です。テープがまぶたを支えてくれるため、かえってまつ毛が上がりやすいと感じる人もいるようです。
テープタイプの正しい手順
- まぶたの油分や汚れをコットンなどで優しく拭き取ります。
- 理想の二重ラインに沿って、テープやファイバーを貼り付けます。
- テープがしっかり定着したら、ビューラーでまつ毛を根元から上げます。
- アイメイクを施して完成させます。
ビューラーを使う際の注意点
テープの上からビューラーを使う際は、あまり強く引っ張りすぎないように注意が必要です。力を入れすぎると、テープの端が剥がれたり、位置がずれたりする可能性があります。まつ毛の根元を優しく挟み、ゆっくりとカールさせることを意識してください。

なるほど!タイプによって順番が真逆なんですね。これでスッキリしました!それぞれの特徴をまとめた表も見てみましょう。
アイプチのタイプ | ビューラーの順番 | 主な理由とメリット |
---|---|---|
のり(リキッド)タイプ | アイプチの前 | のりがビューラーに付着するのを防ぎ、二重ラインが崩れるのを予防する。 |
テープタイプ | アイプチの後 | カールしたまつ毛に邪魔されず、テープを正確な位置に貼りやすくなる。 |
どちらのタイプでも共通する成功のコツ
アイプチとビューラーの順番はタイプによって異なりますが、どちらの場合でも共通している成功のコツがあります。
それは、メイクを始める前にまぶたの油分をしっかりオフしておくことです。まぶたに皮脂や化粧下地の油分が残っていると、アイプチの接着力が弱まり、すぐに取れてしまう原因となります。
メイク前にティッシュやあぶらとり紙で軽く押さえるか、化粧水を含ませたコットンで優しく拭き取るひと手間を加えるだけで、二重の持続力は格段にアップするでしょう。
自分のまぶたに合った方法を見つけるのが一番
今回ご紹介したのは、あくまで一般的なセオリーです。人のまぶたの厚さや目の形は千差万別。もしかしたら、セオリーとは逆の順番の方がやりやすい、という方もいるかもしれません。基本のやり方を試した上で、自分にとって一番きれいに仕上がる方法を探求していくのも大切です。
ビューラーでまつ毛を上げる前の下準備
アイプチできれいな二重を作っても、まつ毛がしっかり上向きにカールしていないと、どこか物足りない印象になってしまうことがあります。そして、その美しいカールを一日中キープするためには、ビューラーを手に取る前の「下準備」が何よりも大切です。
ただ何となくビューラーでまつ毛を挟んでいるだけでは、理想のカールは手に入りにくいかもしれません。ここでは、ビューラーの効果を最大限に引き出し、ダメージを防ぐための正しい下準備について詳しく解説していきます。

このひと手間を加えるだけで、まつ毛カールの仕上がりと持ちが劇的に変わるんですよ!
下準備がカールを左右する3つの理由
そもそも、なぜビューラーの前に下準備が必要なのでしょうか。それには、主に3つの大切な理由が存在します。
第一に、カールキープ力を格段に向上させるためです。まつ毛にスキンケアの油分や水分が残っていると、髪の毛と同じでカールがつきにくく、すぐに落ちてしまう原因になります。下準備でまつ毛をサラサラの状態に整えることで、カールがしっかりと形状記憶されやすくなるのです。
第二に、まつ毛へのダメージを軽減する目的があります。湿ったままのまつ毛にビューラーで圧力をかけると、キューティクルが傷つき、切れ毛や抜け毛につながる可能性があります。また、汚れたビューラーを使い続けることも、衛生的によくありません。
そして最後に、仕上がりの美しさを高めるという理由が挙げられます。まつ毛が絡まったままビューラーをすると、変な方向に折れ曲がったり、束になったりしてしまいます。事前に毛流れを整えることで、一本一本がキレイに分かれた、放射線状の美しいまつ毛を目指せるでしょう。
今日からできる!ビューラー前の簡単4ステップ
それでは、具体的にどのような準備をすれば良いのか、4つのステップに分けて見ていきましょう。どれも簡単なことばかりなので、ぜひ毎日のメイクに取り入れてみてください。
ステップ1:まつ毛とまぶたの油分・水分をオフする
まず最初に、まつ毛とまぶた周辺を清潔な状態に整えます。洗顔後のスキンケアで使った化粧水や乳液の油分が、意外とまつ毛に残っていることが多いものです。
コットンやティッシュを使い、まぶたの上からまつ毛を優しく挟むようにして、余分な油分や水分を丁寧に拭き取ってください。このとき、ゴシゴシ擦ると目元への刺激になるため、あくまで優しく押さえるのがポイントです。
フェイスパウダーをブラシに取り、まつ毛やまぶたに軽くはたいておくと、よりサラサラの状態になりカールがつきやすくなります。アイシャドウを塗る前にこの工程を挟むのもおすすめです。
ステップ2:まつ毛をしっかり乾かす
前述の通り、水分はカールの大敵です。特に洗顔後やお風呂上がりはまつ毛が水分を含んで湿っています。ティッシュで拭き取るだけでなく、完全に乾かすことを意識しましょう。
もし時間があれば、ドライヤーの冷風を顔から20〜30cmほど離した位置から、下から上に向かって優しく当てて乾かすのも効果的な方法です。まつ毛が完全に乾いていることを確認してから、次のステップに進んでください。
ドライヤーを使う際は、必ず冷風に設定してください。温風は目や肌を乾燥させる原因となり、やけどの危険もあります。また、目に直接風が当たらないように注意しましょう。
ステップ3:コームやブラシで毛流れを整える
まつ毛が乾いたら、まつ毛用のコームやスクリューブラシを使って、根元から毛先に向かって優しくとかします。この工程には、以下のようなメリットがあります。
- まつ毛同士の絡まりをほどき、一本一本をセパレートさせる
- ホコリや小さなゴミを取り除く
- 毛流れを一定の方向に整え、ビューラーで挟みやすくする
これをすることで、ビューラーをかけたときにまつ毛が均一に上がり、ダマのない美しい仕上がりになります。
ステップ4:ビューラー本体の状態をチェックする
最後に、使用するビューラー本体の準備も欠かせません。意外と見落としがちですが、とても重要なポイントです。
まず、ビューラーにアイシャドウの粉やマスカラの塊などが付着していないか確認し、汚れていればティッシュなどで拭き取って清潔にしてください。
そしてもう一つは、ゴムの状態をチェックすることです。ゴムに亀裂が入っていたり、弾力がなくなっていたりすると、まつ毛をうまく挟めないばかりか、まつ毛が切れてしまう原因にもなりかねません。定期的に新しいゴムに交換することをおすすめします。

もし時間に余裕があれば、ビューラーの金属部分をドライヤーで軽く温めてから使うと、ホットビューラーのようにカールがつきやすくなりますよ。ただし、やけどには本当に気をつけて!必ず腕の内側などで温度を確認してから使ってくださいね。
これまでのステップをまとめると、美しいカールを作るための下準備の要点は以下の3つです。
1. 清潔にする:まつ毛とまぶたの油分・水分をオフ
2. 乾かす:まつ毛が完全に乾いた状態にする
3. 整える:コームで毛流れを整え、ビューラーも清潔に保つ
この3つを意識するだけで、ビューラーの仕上がりは大きく変わります。
このように、ほんの少しの手間をかけるだけで、まつ毛は驚くほどキレイに、そして長時間上向きの状態を保ってくれるようになります。アイプチで作った理想の二重をさらに引き立てるためにも、ぜひ今日からビューラー前の下準備を習慣にしてみてはいかがでしょうか。
二重ラインを崩さないアイプチの塗り方・貼り方
「せっかくアイプチで二重を作ったのに、ビューラーを使ったらラインが崩れてしまった…」という経験はありませんか。アイプチとビューラーは二重メイクに欠かせないアイテムですが、使い方を間違えると、理想の目元から遠ざかってしまいます。
結論からお伝えすると、二重ラインを崩さずに綺麗なカールをキープするには、アイプチの種類に合わせた正しい手順と、ちょっとした塗り方・貼り方のコツが重要になります。
なぜなら、アイプチが完全に乾いていなかったり、接着が不十分だったりする状態でビューラーの圧力がかかると、ラインがよれたり剥がれたりする原因となるからです。また、まぶたの油分もアイプチの持続力を下げる大きな要因の一つといえるでしょう。
ここでは、アイプチの種類別に、二重ラインを崩さないための具体的な方法を詳しく解説していきます。
メイク前の下準備が成功のカギ
まず、どのタイプのアイプチを使う場合でも共通する、最も大切なポイントがあります。それは、メイク前にまぶたの油分や汚れをしっかりオフすることです。まぶたに皮脂やファンデーションの油分が残っていると、アイプチの接着力や皮膜の密着度が著しく低下してしまいます。
アイシャドウを塗る前に、コットンに含ませた化粧水や、何もついていない綿棒でまぶたを優しく拭き取りましょう。この一手間を加えるだけで、アイプチの持続力が格段にアップし、崩れにくい二重ラインを作ることが可能です。
アイシャドウを塗るタイミングは?
アイシャドウを塗るタイミングも重要です。一般的に、皮膜式(非接着タイプ)の場合はアイプチの後に、接着式やテープタイプの場合はアイプチの前にアイシャドウを塗ると綺麗に仕上がるといわれています。ただし、製品によって推奨される順番が異なるため、お手持ちのアイプチの説明書を確認するのが最も確実でしょう。
【タイプ別】アイプチの塗り方・貼り方のコツ
アイプチには大きく分けて、まぶたをくっつけない「皮膜式」、まぶたをくっつける「接着式」、そして「テープ・ファイバー式」があります。それぞれの特徴に合わせて、塗り方や貼り方、そしてビューラーを使うタイミングを調整することが大切です。

自分の使っているアイプチがどのタイプか分からない…という方は、パッケージを確認してみてくださいね!「非接着」や「折式」と書かれていれば皮膜式、「接着」と書かれていれば接着式ですよ。
皮膜式(非接着タイプ)の場合
皮膜式は、塗った液体が乾くと人工的な皮膜を作り、まぶたを折り込ませて二重を作るタイプです。まぶたを貼り付けないため、比較的自然な仕上がりになるのが特徴といえます。
このタイプの場合、おすすめの順番は「アイプチ → ビューラー → マスカラ」です。
まず、二重にしたいラインの下にアイプチを薄く均一に塗布します。ここで大切なのは、液体が完全に透明になるまでしっかりと乾かすこと。ドライヤーの冷風を遠くから当てると、時短になります。乾いたらゆっくりと目を開けて、二重のラインがしっかりできているか確認してください。
その後、ビューラーを使います。まぶたに作った皮膜を傷つけないよう、まつげの根元を優しく挟むようにカールさせましょう。まぶたを強く引っ張ったり、ビューラーを皮膜に押し付けたりしないように注意が必要です。
接着式の場合
接着式は、のりでまぶたとまぶたを直接貼り付けて二重のラインを作る、昔ながらの定番タイプです。接着力が強く、くっきりとした二重を作りやすいのがメリットとなります。
こちらも基本的な順番は「アイプチ → ビューラー → マスカラ」がおすすめです。
二重にしたいラインに沿って、アイプチ液を細く塗ります。そして、液が半乾き(少し透明になってきた状態)になったら、付属のプッシャーでラインを押し込みながら目を開けて二重を形成します。このときも、完全に接着するまで少し時間を置くことがポイントです。
ビューラーを使う際は、接着した部分にビューラーの金属部分が当たらないように細心の注意を払いましょう。まつげの生え際ギリギリを狙って、優しく挟むのがコツです。
テープ・ファイバー式の場合
テープやファイバーをまぶたに食い込ませて二重を作るタイプです。水や汗に強く、上からアイシャドウを重ねやすい製品が多いのが魅力です。
このタイプでも「テープを貼る → ビューラー → マスカラ」の順番が基本となります。
まず、プッシャーで二重のラインを決め、そのラインに沿ってテープやファイバーをしっかりと食い込ませるように貼り付けます。両端の余分な部分は、眉用のハサミなどでカットしてください。
ビューラーは、テープの端が剥がれないように、まつげの根元だけを狙ってかけていきます。テープにビューラーが引っかかると、せっかく貼ったテープが浮いてしまう原因になるので気をつけましょう。
ビューラーを先に行う方法も
これまでアイプチを先にする方法を紹介してきましたが、逆に「ビューラー → アイプチ」の順番で行う方法もあります。
この方法のメリットは、先にまつげを上げておくことで、アイプチの液やテープがまつげに付着するのを防げる点です。また、ビューラーによる二重ラインへのダメージを完全に避けることができます。
一方で、先にまつげをカールさせることで、まぶたが持ち上がり、アイプチを塗る・貼るスペースが見えにくくなるというデメリットも存在します。特に一重や奥二重の方は、かえって二重が作りにくくなる可能性もあるため、ご自身の目の形やまぶたの厚さに合わせてやりやすい方法を見つけるのが良いでしょう。
順番 | メリット | デメリット・注意点 |
---|---|---|
アイプチが先 | ・二重ラインを作ってからまつげを上げるため、バランスが見やすい ・まぶたが持ち上がっていない状態で作業できる |
・ビューラーで二重ラインを崩してしまうリスクがある ・アイプチが完全に乾いていないと失敗しやすい |
ビューラーが先 | ・ビューラーで二重ラインを崩す心配がない ・アイプチの液がまつげに付きにくい |
・カールしたまつげが邪魔でアイプチが塗りにくいことがある ・まぶたが持ち上がり、二重を作りにくくなる場合がある |
ビューラーを使う上での共通の注意点
どの順番で行うにしても、ビューラーのゴムは定期的に交換しましょう。汚れていたり、劣化していたりするゴムは、まつげを綺麗にカールさせられないだけでなく、まぶたやアイプチのラインを傷つける原因にもなります。また、力を入れすぎず、数回に分けて優しくカールさせることを心がけてください。
このように、アイプチとビューラーの使い方にはいくつかの方法があります。ご自身の使っているアイプチの種類や、まぶたの状態、そしてメイクのしやすさを考慮して、最適な手順を見つけてみてください。大切なのは、焦らず丁寧に、各工程をしっかり行うことです。
アイプチが取れない!ビューラーでぱっちり二重を叶えるテクニック
- アイプチが乾いてから!ビューラーを優しく使うコツ
- 根元からしっかり上がるホットビューラーの活用法
- 目頭・目尻に便利!部分用ビューラーの使い方
- マスカラ下地とマスカラでカールを長持ちさせる
- 外出先で二重ラインが崩れた時の簡単お直し術
アイプチが乾いてから!ビューラーを優しく使うコツ
アイプチで二重を作った後、「ビューラーはいつ、どうやって使えばいいの?」と悩んだ経験はありませんか。せっかく作った二重のラインを崩さずに、くるんと上向きのまつ毛を手に入れるには、実はちょっとしたコツが必要です。
結論からお伝えすると、アイプチ後のビューラーはアイプチが完全に乾いてから、優しく使うのが最大のポイントになります。この一手間をかけるだけで、二重の仕上がりと一日中のキープ力が格段に向上するでしょう。

私も最初は焦って乾く前にビューラーを使ってしまい、アイプチがヨレてやり直し…なんて失敗を繰り返していました。でも、この基本を守るだけで本当に仕上がりが変わるんですよ!
ここでは、なぜアイプチを乾かす必要があるのか、そして具体的なビューラーの使い方から注意点まで、詳しく解説していきます。
なぜアイプチが乾いてからでないとダメなの?
アイプチが乾ききる前にビューラーを使うと、いくつかのトラブルが起こりやすくなります。主な理由は、まだ固まっていないアイプチの液がビューラーに付着してしまうことにあります。
例えば、ビューラーのゴム部分にアイプチの液がついてしまうと、まぶたを離すときにせっかく作った二重の膜まで一緒に引っ張ってしまいかねません。その結果、二重のラインがガタガタになったり、最悪の場合はアイプチが剥がれてしまったりするのです。
また、半乾きの状態でまぶたに圧力をかけると、皮膚が不自然に引っ張られてしまい、綺麗な二重のラインが形成されにくくなる可能性も出てきます。まつ毛やまぶたへの余計な負担を避け、美しい仕上がりをキープするためにも、アイプチをしっかり乾かす工程は非常に重要だと言えるでしょう。
アイプチを乾かす重要性
アイプチが乾く前にビューラーを使うと、二重ラインの崩れやアイプチの剥がれ、まぶたへの負担増加といったトラブルの原因になります。美しい仕上がりとキープ力のために、「しっかり乾かす」ことを徹底しましょう。
二重を崩さない!ビューラーの正しい使い方
アイプチが完全に乾いたことを確認したら、いよいよビューラーの出番です。ここでは、二重を崩さずに綺麗なカールを作るための手順を、ステップごとにご紹介します。
ステップ | 内容 | ポイント |
---|---|---|
STEP1:乾いたか最終チェック | 指の腹で軽くまぶたに触れてみる | ベタつきや湿り気がなく、表面がサラッとしていればOKです。 |
STEP2:ビューラーでまつ毛を挟む | まつ毛の根元を優しく挟む | 鏡を下に持ち、顎を少し上げて行うと根元を挟みやすくなります。 |
STEP3:3段階でカールを作る | 「根元→中間→毛先」の順に、場所をずらしながら数回に分けて挟む | 力を入れすぎず、手首を返すように少しずつ角度をつけるのがコツです。 |
特に大切なのは、一度に力を込めてギュッと挟まないこと。まぶたに強い圧力がかかると、アイプチの膜に負担がかかり、ひび割れやラインの崩れにつながる恐れがあります。「優しく、小刻みに」を意識するだけで、まぶたへの負担を最小限に抑えながら、自然で美しいカールを作ることが可能になります。
部分用ビューラーの活用もおすすめ
全体のカールが作りにくい場合や、目頭・目尻のまつ毛だけを上げたいときは、部分用ビューラーがとても便利です。ピンポイントでまつ毛を捉えられるため、まぶたへの負担をさらに軽減できます。
これはNG!アイプチ使用時のビューラー注意点
良かれと思ってやっていることが、実は二重の崩れや目元のトラブルを招いているかもしれません。アイプチをしているときに特に気をつけたい、ビューラー使用時の注意点をまとめました。
アイプチメイクでのNG行動
以下の行動は、二重のクオリティを下げたり、まぶたやまつ毛にダメージを与えたりする可能性があるため注意が必要です。
-
力任せに挟む・引っ張る
前述の通り、強い力は二重ラインの崩れや、まつ毛が抜けたり切れたりする原因になります。 -
ビューラーを温めすぎる
ホットビューラーや、ドライヤーで温めたビューラーを使う際は温度に注意してください。熱によってアイプチの膜が溶けたり、変質したりする可能性があります。 -
汚れたゴムを使い続ける
汚れたゴムは衛生的でないだけでなく、まつ毛をうまく挟めず余計な力が必要になります。アイプチの液やマスカラが付着したら、こまめに拭き取り、ゴムは2〜3ヶ月に一度は交換するのがおすすめです。
これらの点に気をつけるだけで、アイメイクの仕上がりは大きく変わります。せっかく時間をかけて作った二重を長持ちさせるためにも、ぜひ意識してみてください。

特にビューラーのゴム交換は見落としがちですよね。新しいゴムに変えるだけで、驚くほど軽い力でまつ毛が上がるようになることもありますよ!大切な目元に使うものだからこそ、清潔に保ちたいですね。
このように、アイプチとビューラーは正しい順番と使い方を守ることで、お互いの効果を最大限に引き出すことができます。焦らず、一つひとつの工程を丁寧に行うことが、理想のぱっちりとした目元への近道となるのです。
根元からしっかり上がるホットビューラーの活用法
アイプチや二重のりを使っていると、「ビューラーでまつ毛がうまく上がらない…」と感じることはありませんか。まぶたの膜を挟んでしまったり、せっかく作った二重のラインが崩れてしまったりと、悩みは尽きないものです。しかし、ホットビューラーを上手に活用すれば、そのような悩みを解決できるかもしれません。
ここでは、アイプチをしていてもまつ毛を根元からしっかりとカールさせる、ホットビューラーの効果的な使い方を詳しく解説していきます。

普通のビューラーだと、のりの部分を挟んじゃって二重が崩れるのが怖いのよね…。ホットビューラーなら、その心配が少ないからアイプチ派の強い味方になってくれるわ!
なぜアイプチ派にホットビューラーがおすすめなのか
そもそも、なぜアイプチを使っている方にホットビューラーが適しているのでしょうか。その理由は、熱を利用する特性にあります。
通常のビューラーは、まつ毛を「挟んで」物理的な力で折り曲げることでカールを作ります。このため、アイプチの膜やまぶたにくい込んだ部分まで一緒に挟んでしまうリスクがありました。
一方で、ホットビューラーは熱を帯びたコームでまつ毛を「とかし上げる」ようにしてカールを形成します。つまり、まぶたを挟み込むことなく、まつ毛だけにアプローチできるのです。
さらに、熱の力でカールを形状記憶させるため、湿気にも強く、美しい上向きまつ毛を長時間キープしやすいという利点も持ち合わせています。
アイプチ派のためのホットビューラー基本の使い方
それでは、実際にホットビューラーを使う手順を見ていきましょう。いくつかのポイントを押さえるだけで、仕上がりが格段に変わります。
STEP1:準備を丁寧に行う
まず、アイプチや二重のりが完全に乾いていることを確認してください。のりが乾ききっていない状態で熱を加えると、接着力が弱まったり、ヨレの原因になったりすることがあります。アイメイクの最初に、ホットビューラーの電源を入れて温め始めておくと、スムーズに作業を進められるでしょう。
STEP2:根元にしっかり熱を伝える
温まったコームを、まつ毛の生え際にそっと当てます。このとき、まぶたに直接コームが触れないように注意しながら、3秒ほどキープして根元をしっかりと立ち上げます。ここを丁寧に行うことで、カールが長持ちしやすくなります。
STEP3:中間から毛先へ滑らせる
根元を立ち上げたら、コームをゆっくりと毛先に向かって滑らせていきます。髪をブローするように、優しくとかし上げるイメージです。理想のカールになるまで、この工程を2~3回繰り返しましょう。
STEP4:マスカラで仕上げる
カールが完成したら、マスカラを塗って仕上げます。カールをキープしてくれるタイプのマスカラ下地を先に塗っておくと、より効果的です。マスカラが乾いた後、仕上げに再度ホットビューラーを軽く当てると、ダマを取り除き、さらにセパレートされた美しいまつ毛が完成します。
ホットビューラー活用のコツ
ホットビューラーは、マスカラを塗った後に使うことも可能です。マスカラが半乾きの状態で軽く熱を加えると、カールの固定力が高まります。ただし、マスカラがコームに付着しやすくなるため、使用後のお手入れは欠かさないようにしましょう。
知っておきたい注意点とデメリット
非常に便利なホットビューラーですが、使用する上で知っておくべき注意点も存在します。安全に、そして効果的に使うために、以下の点を心に留めておいてください。
ホットビューラー使用時の注意点
- アイプチが完全に乾いてから使用する
前述の通り、のりが乾いていない状態での使用は避けてください。二重メイクが崩れる原因となります。 - 熱の当てすぎに注意
同じ場所に長時間熱を当て続けると、まつ毛が傷む原因になります。各工程は数秒ずつを目安に行いましょう。 - まぶたのやけどに気をつける
コーム部分が直接まぶたに触れないよう、鏡でしっかり確認しながら慎重に操作することが大切です。 - 電池交換や充電の手間
電動であるため、電池式のものは交換が、充電式のものは充電が必要になります。使いたいときに電池切れ、ということがないように管理しておきましょう。
補足:ホットビューラーの種類
ホットビューラーには、主にコームが付いた「スティックタイプ」と、通常のビューラーのような形をした「カーラータイプ」があります。アイプチとの併用であれば、根元や細かい部分にアプローチしやすいスティックタイプが特におすすめです。
このように、いくつかの注意点を守りさえすれば、ホットビューラーはアイプチメイクのクオリティを格段に上げてくれる頼もしいアイテムです。これまでビューラーで苦戦していた方も、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
目頭・目尻に便利!部分用ビューラーの使い方
「普通のビューラーだと、どうしても目頭や目尻のまつ毛が上がらない…」「頑張ってもすぐにカールが落ちてきてしまう…」そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、いつものメイクにひと手間加えるだけで、アイメイクの完成度を格段に上げてくれるアイテムがあります。それが、今回ご紹介する「部分用ビューラー」です。
ここでは、部分用ビューラーの基本的な使い方から、さらに美しいまつ毛に仕上げるためのコツまで、詳しく解説していきます。

私も最初は「小さいビューラーって使いにくそう…」と思っていましたが、一度使うとその便利さに驚きました!今では手放せないアイテムの一つです。
部分用ビューラーが「秘密兵器」と呼ばれる理由
部分用ビューラーがなぜこれほどまでに便利なのか、その理由は通常のビューラーとの役割の違いにあります。
通常のビューラーは、まつ毛全体を一度に挟んで扇状に広げるのが得意です。一方で部分用ビューラーは、その小さなヘッドで、狙った部分のまつ毛だけを的確にカールさせることを目的としています。
このように言うと、両方のビューラーの長所と短所が見えてくるのではないでしょうか。それぞれの特徴を理解するために、簡単な比較表を見てみましょう。
特徴 | 通常のビューラー | 部分用ビューラー |
---|---|---|
得意なこと | まつ毛全体を一度にカールさせる | 細かい部分の調整、短いまつ毛のカール |
おすすめの人 | メイク初心者、時短で仕上げたい人 | 目頭・目尻のカールにこだわりたい人 |
対応範囲 | 目の形によっては目頭・目尻が上がりにくい | 目頭、目尻、下まつ毛までしっかり対応 |
仕上がり | 全体的に均一で自然なカール | 細部までこだわった理想のカール |
つまり、通常のビューラーで全体のベースを作り、部分用ビューラーで目頭や目尻、下まつ毛などの「あと一歩」を仕上げるのが、最も効果的な使い方と言えるでしょう。
【基本編】部分用ビューラーの正しい使い方ステップ
それでは、早速部分用ビューラーの基本的な使い方を見ていきましょう。難しそうに見えるかもしれませんが、3つのステップを意識するだけで、誰でも簡単に使いこなせるようになります。
- ステップ1:カールさせたい部分を確認する
まず、鏡をよく見て、どの部分のまつ毛を上げたいのかを正確に把握します。目頭なのか、目尻なのか、それとも中央部分の上がりきっていない箇所なのか、ターゲットを定めましょう。 - ステップ2:まつ毛の根元を優しく挟む
部分用ビューラーを持ち、カールさせたい部分のまつ毛の根元を優しく挟んでください。このとき、まぶたを挟んでしまわないように十分注意が必要です。 - ステップ3:手首を返しながら毛先へ移動
根元を挟んだら、軽く力を入れたまま手首を少しずつ返しながら、ビューラーを毛先に向かってスライドさせます。これを2〜3回に分けて行うと、自然で美しいカールが生まれます。
ワンポイントアドバイス
基本的な使い方としては、まず通常のビューラーでまつ毛全体を軽く上げておき、その後に部分用ビューラーで仕上げるのがおすすめです。こうすることで、より自然で立体感のある仕上がりを目指せます。
【応用編】パーツ別!理想の目元を叶えるテクニック
基本の使い方をマスターしたら、次はパーツごとのテクニックに挑戦してみましょう。少しの工夫で、アイメイクのクオリティがぐっと上がります。
- 目頭のまつ毛
目頭の短いまつ毛は、ビューラーを少し斜め内側(鼻の方向)に傾けて挟むのがコツです。こうすれば、目がパッチリと大きく見える効果が期待できます。 - 目尻のまつ毛
目尻は、ビューラーを外側に向かって少し引き上げるように使いましょう。切れ長で涼しげな、大人っぽい印象を演出することが可能になります。 - 下まつ毛
下まつ毛に使う際は、ビューラーを逆さに持ち、下方向に向かって優しくカールさせます。下まつ毛が下がることで目の縦幅が強調され、より印象的な目元になるでしょう。

特に一重さんや奥二重さんは、まぶたで隠れがちな目頭のまつ毛をしっかり上げるだけで、目の印象が大きく変わるのでぜひ試してみてくださいね!
知っておきたい!部分用ビューラーの注意点
とても便利な部分用ビューラーですが、使用する上でいくつか注意しておきたい点があります。大切なまつ毛を守るためにも、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。
使用上の注意点
力の入れすぎはNG
強い力で一度にカールさせようとすると、まつ毛がカクッと不自然に折れ曲がってしまったり、最悪の場合抜けてしまったりする原因になります。あくまで「優しく、数回に分けて」を心がけてください。
ゴムの定期的な交換
ビューラーのゴムは消耗品です。劣化するとカールがつきにくくなるだけでなく、まつ毛を傷つける恐れもあります。亀裂が入ったり弾力がなくなったりしたら、すぐに新しいものと交換しましょう。一般的には2〜3ヶ月ごとの交換が推奨されています。
マスカラを塗る前に使用する
これは通常のビューラーも同じですが、マスカラが乾いた後にビューラーを使うと、まつ毛が固まって折れやすくなります。必ずマスカラを塗る前の、乾いた清潔なまつ毛に使用してください。
これらの注意点を守ることで、まつ毛への負担を最小限に抑えながら、安全に美しいカールを作ることができます。
豆知識:ビューラーを少し温めて使う裏技
ドライヤーの温風を軽く当ててビューラーを人肌程度に温めてから使うと、ホットビューラーのようにカールがつきやすくなり、持続力もアップするという情報があります。ただし、熱しすぎるとやけどの危険があるため、必ず手の甲などで温度を確認してから使用するようにしてください。
このように、部分用ビューラーは、いつものアイメイクにプラスするだけで、目元の印象を自由自在に操れる優れたアイテムです。今まで「どうせ上がらないから」と諦めていた目頭や目尻のまつ毛も、このアイテムがあればきっと理想のカールを描いてくれるでしょう。
ぜひ、あなたも部分用ビューラーをメイクポーチに加えて、ワンランク上のアイメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。
マスカラ下地とマスカラでカールを長持ちさせる
ビューラーで綺麗に立ち上げたはずのまつげが、マスカラを塗った途端に下がってしまったり、時間が経つといつの間にか元通りになってしまったり…。このような経験、ありませんか?せっかくのアイメイクも、まつげが下がっているだけで印象がぼやけてしまいがちです。
しかし、諦めるのはまだ早いかもしれません。実は、マスカラ下地とマスカラの塗り方を少し工夫するだけで、まつげのカールは劇的に長持ちするようになります。

私も以前は「マスカラ下地って本当に意味あるの?」なんて思っていました…。でも、正しい使い方を知ってからは、もう下地なしのメイクは考えられません!
ここでは、一日中くるんと上向きのまつげをキープするための、マスカラ下地とマスカラの効果的な使い方を詳しく解説していきます。
なぜマスカラ下地がカールキープの鍵になるのか?
そもそも、なぜマスカラ下地を使うとカールが長持ちするのでしょうか。その理由は、マスカラ下地が持つ複数の役割にあります。
最大の理由は、ビューラーで作ったカールの形をがっちりと固定する点です。言ってしまえば、ヘアセットでいうヘアスプレーのような役割を果たします。下地に含まれる成分がまつげをコーティングし、湿気や重力に負けない土台を作ってくれるのです。
また、下地を使うことでマスカラの付きが良くなり、ダマになりにくくなるというメリットも存在します。他にも、繊維入りの下地であればまつげに長さをプラスしてくれますし、美容成分が配合されている製品を選べば、メイク中のまつげをケアすることも期待できます。
マスカラ下地の主な役割
- ビューラーで作ったカールの形状を固定・キープする
- マスカラのボリュームやロング効果を高める
- マスカラのノリを良くし、ダマを防ぐ
- まつげをコーティングし、マスカラの色素沈着やダメージから守る
このように、マスカラ下地は単にカールをキープするだけでなく、マスカラの効果を最大限に引き出し、美しい仕上がりをサポートする重要なアイテムなのです。
あなたの目元に合うマスカラ下地の選び方
マスカラ下地と一言で言っても、様々な種類があります。どれを選べば良いか分からないという方のために、ここではタイプ別の特徴と選び方のポイントをご紹介します。
主に形状(ブラシかコームか)と色(透明かカラーか)で分類できます。それぞれの特徴を理解し、ご自身のまつげの悩みや理想の仕上がりに合わせて選んでみましょう。
タイプ | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
コームタイプ | まつげを1本1本とかしやすく、セパレートしやすい。ダマになりにくい。 | 一度に付く液量が少なく、ボリューム感を出すのは難しい場合がある。 | 自然で繊細な、綺麗なセパレートまつげにしたい人。 |
ブラシタイプ | 根元からしっかりと液を付けやすく、ボリューム感を出しやすい。 | 液が付きすぎてダマになったり、束になったりしやすい。 | まつげの存在感をアップさせ、ぱっちりとした目元にしたい人。 |
透明・半透明タイプ | 後に塗るマスカラの色を邪魔しない。白残りの心配がない。 | 塗った部分が分かりにくく、塗りムラができやすいことがある。 | マスカラの色をそのまま楽しみたい人。ナチュラルメイク派の人。 |
カラータイプ(白・黒など) | 塗った場所が分かりやすい。白はマスカラの発色を助け、黒は単体でも使える。 | 白タイプは、上からマスカラを重ねないと白さが残ってしまう。 | マスカラの発色を良くしたい人。下地だけで目力を少しアップさせたい人。 |

ちなみに、初めてマスカラ下地を使うなら、透明のコームタイプがおすすめですよ!ダマになりにくくて失敗が少ないので、扱いやすいと思います。
カールキープ力が劇的に変わる!正しい塗り方ステップ
良いアイテムを選んでも、塗り方が正しくなければ効果は半減してしまいます。ここでは、カールを一日中キープするための、マスカラ下地とマスカラの塗り方を具体的に解説します。
ステップ1:マスカラ下地は「根元」が命
まずは、ビューラーでまつげの根元からしっかりとカールをつけます。この土台作りが非常に重要です。
次に、マスカラ下地を塗っていきます。このとき、容器のフチでブラシやコームをしごき、余分な液を落とすのがポイント。液の付けすぎは、重さでカールが下がる原因になります。
そして、まつげの根元にブラシをぐっと押し当て、2〜3秒キープします。そこから、まつげを持ち上げるように毛先に向かってスッととかしましょう。この「根元でキープ」するひと手間で、カールキープ力に大きな差が出ます。
ステップ2:マスカラは「乾ききる前」に重ねる
マスカラ下地が完全に乾いてしまうと、マスカラがうまく乗らずにダマの原因になることがあります。一方で、濡れすぎていると下地のカールキープ力が発揮されません。そのため、下地が半乾きの状態、触っても指に付かないけれど、まだ少ししっとりしているくらいのタイミングでマスカラを塗るのが理想的です。
マスカラも下地と同様に、まずは根元にしっかりとブラシを当ててから、毛先に向かって塗ります。ボリュームを出したい場合はジグザグに、長さを出したい場合はスッとまっすぐにとかすように塗ると、理想の仕上がりに近づきます。
ワンポイントアドバイス:便利アイテムの活用
塗り終わった後にマスカラコームでとかすと、余分なダマが取れてより美しいセパレートまつげが完成します。また、メイクの仕上げにホットビューラーを使うと、カールがさらに強化され、温熱効果で長時間上向きをキープしやすくなるのでおすすめです。
知っておきたい注意点とデメリット
マスカラ下地は非常に便利なアイテムですが、いくつか知っておきたい注意点もあります。これを理解した上で、上手に活用しましょう。
まず、カールキープ力が高い製品は、ウォータープルーフタイプが多い傾向にあります。これは、汗や皮脂に強いというメリットがある一方で、通常のクレンジングでは落ちにくいというデメリットにも繋がります。
メイクオフは丁寧に!
ウォータープルーフのマスカラや下地を使った日は、必ずポイントメイク専用のリムーバーを使用してください。コットンにリムーバーを染み込ませて数秒間まぶたに当て、こすらずに優しく拭き取りましょう。無理に落とそうとすると、まつげが抜けたり、目元の皮膚に負担をかけたりする原因となります。
また、前述の通り、下地やマスカラを塗りすぎてしまうと、その重みでかえってカールが落ちてしまうこともあります。ボリュームを出したい気持ちは分かりますが、「少し物足りないかな?」と感じるくらいが、結果的に綺麗なカールを維持できることも多いのです。何事も「適量」を心がけることが大切ですね。
外出先で二重ラインが崩れた時の簡単お直し術
外出先でふと鏡を見たら、朝バッチリ決めたはずの二重ラインが崩れていて、思わず焦ってしまった経験はありませんか。時間が経つと皮脂や瞬きで、どうしても二重のりはヨレやすくなってしまいますよね。
しかし、正しいお直し方法を知っていれば、もう大丈夫。この記事では、外出先でもサッと綺麗に二重ラインを復活させるための、簡単なテクニックをご紹介します。
持ち運びやすい最小限のアイテムでできる方法なので、ぜひ参考にして、一日中自信の持てる目元をキープしてくださいね。

私も昔はよく崩れて、トイレでこっそり直していました…。でもコツさえ掴めば、本当に簡単なんですよ!
準備しておきたい!ポーチに入れておくべき最小限のお直しアイテム
外出先でスマートにお直しを完了させるためには、事前の準備が何よりも大切です。かさばるメイクポーチを持ち歩くのは大変なので、本当に必要なものだけを厳選して入れておくのがポイントになります。
なぜなら、アイテムが多すぎると探すのに時間がかかりますし、逆に足りなくても綺麗に直すことができないからです。ここでは、これさえあれば安心、という最小限のお直しアイテムを紹介します。
お直しポーチの必須アイテムリスト
- 綿棒(個包装タイプ): 崩れたのりやヨレたアイシャドウをピンポイントで拭き取るのに必須。個包装なら衛生的で、ポーチの中も汚れません。
- 普段使っている二重のり・アイテープ: 使い慣れたものが一番綺麗に仕上がります。小さなサイズのものや、サンプル品があれば持ち運びに便利でしょう。
- プッシャー: 二重のラインを整えるために必要です。テープタイプの場合は、貼り付ける際にも活躍します。
- 小さな鏡: 手鏡があると、細かい部分まで確認しながら作業できるため、仕上がりが格段にアップします。
これらの基本アイテムに加えて、アイシャドウを直すためのチップや、目元のヨレをカバーするコンシーラーがあると、さらに完璧な仕上がりを目指せます。自分のメイクに合わせて、必要なものをプラスしてみてください。
アイプチ・二重のり別!崩れた二重ラインの直し方ステップ
二重メイクアイテムは、まぶたをくっつける「接着タイプ」と、乾くと膜になる「非接着タイプ(皮膜タイプ)」に大きく分けられます。そして、それぞれのタイプで崩れ方やお直しのコツが少し異なります。
ここでは、タイプ別の具体的なお直し手順を解説しますので、ご自身の使っているアイテムに合わせて実践してみましょう。
接着タイプ(リキッド・テープ)の場合
まぶたを直接貼り合わせる接着タイプは、ラインの端が剥がれてきたり、目頭部分が浮いてきたりすることが多いです。お直しの際は、崩れた部分だけをピンポイントで修正するのが綺麗に仕上げるコツです。
まず、綿棒で剥がれかけたのりや、ヨレたアイメイク、皮脂などを優しく拭き取ってください。このとき、強くこすると肌を傷めたり、メイクが広範囲に崩れたりする原因になるので注意が必要です。
次に、拭き取った部分が完全に乾いているのを確認してから、少量の二重のりを薄く塗り足します。そして、プッシャーを使って元の二重ラインに沿って優しく押さえ、形を整えましょう。最後にアイシャドウを上から軽く重ねると、のりのテカリが抑えられ、より自然な仕上がりになります。
厚塗りはNG!
早く直したいからと、焦ってのりをたくさん付けてしまうと、乾きにくくなるだけでなく、不自然に盛り上がって余計に目立ってしまいます。あくまで「少量を薄く」を心がけてください。
非接着タイプ(皮膜タイプ)の場合
まぶたの上に人工的な皮膜を作って二重を形成する非接着タイプは、乾燥や瞬きによって皮膜が白く浮いたり、ひび割れたりすることがあります。
このタイプのお直しで最も重要なのは、無理に浮いた皮膜を剥がさないことです。無理に剥がすと、ベースメイクごと取れてしまい、修正が大変になってしまいます。
もし皮膜が少し浮いている程度であれば、指で優しくポンポンと押さえてなじませるだけで落ち着くこともあります。それでも直らない場合は、綿棒の先に少しだけ化粧水や乳液を付けて、浮いた部分を優しくなじませるように溶かしてオフしましょう。
その後、ヨレた部分を指でならしてから、再度上から皮膜タイプののりを薄く重ね塗りします。この時も、厚塗りになるとシワっぽく見えてしまうため、重ねるのは一度だけにするのがおすすめです。

皮膜タイプは「溶かしてオフ」が合言葉!覚えておくと、いざという時に焦らずに対応できますよ。
ビューラーは使っていい?お直し時のまつ毛メイクの注意点
二重ラインを直すと、一緒にまつ毛のカールも落ちてしまい、ビューラーをかけ直したくなるかもしれません。しかし、結論から言うと、二重のお直し直後にビューラーを使うのは、少し注意が必要です。
その理由は、塗り足した二重のりが完全に乾ききっていない状態でビューラーを使うと、圧力がかかってせっかく直したラインが崩れてしまう可能性があるからです。最悪の場合、まぶたを挟んでしまう危険性も考えられます。
もしビューラーを使いたいのであれば、二重のりが完全に乾いたことを指でそっと触って確認してからにしましょう。そして、まつ毛の根元からグッと上げるのではなく、毛先だけを軽くカールさせる程度に留めておくのが無難です。
ホットビューラーなら比較的安心!
熱でカールを作るホットビューラーは、まぶたに直接圧力をかけることが少ないため、お直し後のまつ毛メイクに適している場合があります。まぶたに触れないように注意しながら、根元から優しく持ち上げるように使うと、綺麗なカールを復活させやすいでしょう。
マスカラを塗り直す際も、ダマにならないように軽く重ねる程度にしてください。お直しは、あくまで応急処置。やりすぎると、かえってメイクが濃く不自然な印象になってしまうので、全体のバランスを見ながら調整することが大切です。
そもそも崩れさせない!二重を長時間キープする朝のメイク術
外出先でのお直し方法を知っておくことはもちろん重要ですが、もっと言えば、そもそも崩れにくい二重を朝の段階で作っておくことが理想的です。実は、メイク前のちょっとしたひと手間で、二重の持続力は大きく変わります。
なぜなら、二重のりが崩れる最大の原因は、まぶたに残った油分や水分にあるからです。これらが接着力を弱めてしまうため、メイク前にはまぶたをサラサラの状態にしておくことが何よりも重要になります。
メイク前の下準備が成功のカギ
まず、スキンケアの段階で、油分の多いクリームや乳液をまぶたに塗るのは避けましょう。保湿は大切ですが、さっぱりとしたタイプの化粧水などで済ませるのがおすすめです。
そして、アイメイクを始める直前に、ティッシュやあぶらとり紙でまぶたを優しく押さえ、余分な皮脂やスキンケアの油分を徹底的にオフします。この一手間があるかないかで、キープ力に雲泥の差が生まれるのです。
さらに、アイシャドウ下地を薄く塗っておくと、まぶたの表面がサラサラになるだけでなく、二重のりの密着度を高める効果も期待できます。
二重のりの塗り方にもコツがある
下準備が完了したら、二重のりを塗っていきます。ここでのポイントは以下の通りです。
崩れ知らずの二重を作る3つのルール
- 欲張りすぎない幅にする: 幅広い二重にしようとすると、まぶたへの負担が大きくなり、崩れやすくなります。自分のまぶたに合った、自然なラインを見つけることが大切です。
- 薄く均一に塗る: のりは一度にたくさん塗るのではなく、薄い層を均一に伸ばすように塗りましょう。ムラがあると、そこから剥がれやすくなります。
- 完全に乾かす: 特に接着タイプも皮膜タイプも、生乾きの状態は崩れの最大の原因です。ドライヤーの冷風を遠くから当てるなどして、しっかりと乾かす時間を確保してください。
このように、朝のメイクで少しだけ意識を変えるだけで、日中の「崩れたかも…」という不安を大きく減らすことができます。ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は、外出先で二重ラインが崩れてしまった時の簡単なお直し術から、そもそも崩れにくくするための朝のメイクのコツまで、幅広くご紹介しました。
この記事のポイント
- 外出先でのお直しには、「綿棒」「二重のり」「プッシャー」など最小限のアイテムを準備しておくことが重要です。
- お直しは、使っている二重のりのタイプ(接着・非接着)に合わせた方法で行うと、より綺麗に仕上がります。
- お直し直後のビューラーの使用は、ラインが崩れる原因になるため、完全に乾いてから慎重に行いましょう。
- 朝のメイク前にまぶたの油分をしっかりオフするだけで、二重のキープ力は格段にアップします。
日中の二重崩れは、アイプチを使っている人なら誰でも経験する可能性のある悩みです。しかし、正しい対処法を知っていれば、もう焦る必要はありません。この記事で紹介したテクニックを活用して、いつでも自信の持てる綺麗な目元をキープしてくださいね。
まとめ:アイプチとビューラーを正しく使って理想の二重を手に入れよう
アイプチとビューラーは基本的にビューラーが先ですが、使う種類で最適な順番は変わります。メイク前の下準備や塗り方のコツを実践し、一日中崩れない理想的な二重と上向きまつげを目指しましょう。
- 基本的にはアイプチの前にビューラーでまつげをカールさせるのがおすすめです
- 先にビューラーを使うことでアイプチで作った二重ラインを崩す失敗を防ぎます
- まつげを上げておくとまぶたが持ち上がり理想の二重ラインを見つけやすくなります
- のり(リキッド)タイプのアイプチを使用する場合は必ずビューラーを先に使います
- テープタイプはカールが邪魔になることがあるためアイプチを先に貼るのが基本です
- メイクを始める前にまぶたの油分や汚れをしっかりオフすることが成功のカギです
- ビューラーを使う前にはまつげが完全に乾いた状態にしておくことが大切です
- まつげ用コームで毛流れを整えてからビューラーで挟むと綺麗に仕上がります
- ビューラーのゴムは劣化するとまつげを傷めるため定期的に交換しましょう
- アイプチが完全に乾いてからビューラーは優しく小刻みに使うのがコツです
- 熱でカールさせるホットビューラーは二重ラインに負担をかけずおすすめです
- 目頭や目尻の上がりにくい短いまつげには部分用ビューラーがとても便利です
- マスカラ下地を塗ることでビューラーで作ったカールのキープ力が格段に向上します
- マスカラ下地はまつげの根元にしっかり当ててから毛先へ塗るのがコツです
- 外出先で二重が崩れた時は綿棒で優しく拭き取ってからピンポイントで直します