プールや海で泳いでいるとき、「もっと視界がクリアだったら、さらに楽しめるのに」と感じたことはありませんか?視力が低い方にとって、水中でのぼやけた視界はストレスの原因にもなります。そんな悩みを解決してくれるのが度付きゴーグルですが、いざ購入しようとすると「一体どこで買えるのだろう?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。度付きゴーグルは、身近なメガネ・コンタクトレンズ販売店や大手スポーツ用品店、スイミング用品専門店といった実店舗から、Amazonや楽天市場などのECサイト、さらにはメーカーの公式オンラインストアまで、様々な場所で手に入れることができます。この記事では、それぞれの購入場所の特徴を詳しく解説していきます。
しかし、どこで買えるかが分かっただけでは十分ではありません。本当に大切なのは、自分にぴったりの一品を選ぶことです。そのためには、自分の視力に合った度数の選び方を正しく理解し、既製品とオーダーメイドの違いを知ることが重要です。
また、左右で度数が違う場合の対処法や、快適なスイミングに欠かせないくもり止めやUVカット機能の有無、そして何よりもフィット感を確かめる重要性についても、この記事で詳しく掘り下げていきます。
この記事を最後までお読みいただければ、あなたに最適な度付きゴーグルがどこで買えるかしっかりと見極め、自信を持って選べるようになるはずです。さあ、クリアな視界で水中世界を存分に楽しむための第一歩を踏み出しましょう。
- 専門店からネット通販まで最適な購入場所が見つかる
- 水中でも快適な視界を保つ正しい度数の選び方がわかる
- 左右の視力違いや乱視といった個別の悩みを解決できる
- オーダーメイドと既製品の違いを知り購入の失敗を防げる
度付きゴーグルはどこで買える?主な購入場所を紹介
- メガネ・コンタクトレンズ販売店
- 大手スポーツ用品店
- スイミング用品専門店
- Amazonや楽天市場などのECサイト
- メーカーの公式オンラインストア
メガネ・コンタクトレンズ販売店
度付きゴーグルを探す際、最も確実で安心できる購入場所が、普段からお世話になっているメガネ・コンタクトレンズ販売店です。
なぜなら、専門の知識を持ったスタッフによる正確な視力測定から、使用目的に合わせた最適なレンズの提案まで、一貫したサポートを受けられるからです。特に初めて度付きゴーグルを作る方や、自分の視力に不安がある方にとっては、これ以上ないほど心強い選択肢となるでしょう。

確かに、目のことだから専門の人に相談できるのは大きいわよね!
メガネ店で購入する3つの大きなメリット
メガネ店で度付きゴーグルを購入することには、他の方法にはない多くの利点が存在します。ここでは、代表的なメリットを3つご紹介いたします。
第一に、なんといっても視力測定の正確性が挙げられます。自己判断や古いデータで作ってしまうと、水中で気分が悪くなったり、安全性が損なわれたりする可能性があります。店舗では最新の機器で丁寧に視力を測ってくれるため、自分の目にジャストフィットするゴーグルを手に入れることが可能です。
第二に、専門スタッフに直接相談できる点も魅力です。例えば、「競泳で使うのか、フィットネスで使うのか」「屋外のプールか、屋内か」といった利用シーンを伝えることで、レンズの色や種類、UVカット機能の有無など、最適な商品を提案してもらえます。
左右の視力が違う場合や乱視が入っている場合でも、きめ細かく対応してくれるのは専門店ならではの強みと言えるでしょう。
そして第三のメリットは、購入後のアフターサービスが充実していることです。万が一、使用していて不具合が生じた場合や、フィッティングの微調整が必要になった際にも、快く対応してくれます。長く快適に使い続けるためには、こうした保証やサポート体制が非常に重要となります。
知っておきたいデメリットと注意点
一方で、メガネ店での購入にはいくつかの注意点も存在します。メリットだけでなく、デメリットも理解した上で検討することが大切です。
最も大きな点は、価格が比較的高くなる傾向にあることです。インターネット通販などで販売されている既製品の度付きゴーグルに比べると、オーダーメイドに近い形になるため、費用はかさみがちです。予算を重視する方にとっては、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
また、注文してから完成までに日数がかかることも考慮しておく必要があります。視力測定からレンズの加工、フレームへの取り付けといった工程があるため、基本的に即日持ち帰ることは難しいです。大会や旅行など、使用する予定が決まっている場合は、少なくとも1~2週間の余裕を持って店舗へ足を運ぶことをお勧めします。
さらに、店舗によっては取り扱っているゴーグルの種類やデザインが限られているケースもあります。特定のブランドやモデルにこだわりがある場合は、事前に電話などで在庫や取り扱いの有無を確認しておくとスムーズでしょう。
メガネ・コンタクトレンズ販売店のメリット・デメリット
項目 | 詳細 |
---|---|
メリット | ・専門家による正確な視力測定 ・用途に合わせた最適な商品を提案してもらえる ・左右の度数違いや乱視にも対応可能 ・フィッティング調整などアフターサービスが充実 |
デメリット | ・価格が比較的高価になる傾向 ・注文から受け取りまで日数がかかる ・店舗によって品揃えが限られる場合がある |
購入までの一般的な流れ
メガネ店で度付きゴーグルを注文する際の、大まかな流れは以下のようになります。
まず店舗へ行き、スタッフに度付きゴーグルを作りたい旨を伝えます。次に、専門のスタッフによる視力測定が行われます。このとき、普段使っているメガネやコンタクトレンズがあれば持参すると、度数を決める際の参考になります。
視力データが確定したら、ゴーグルのフレームを選びます。デザインやフィット感を実際に試しながら、気に入ったものを見つけましょう。フレームが決まれば、最後にレンズの種類を選んで注文は完了です。支払い後、指定された日にち以降に店舗で商品を受け取るという段取りになります。
購入時の注意ポイント
普段コンタクトレンズを使用している方は、コンタクトレンズの度数データではメガネやゴーグルは作れないので注意が必要です。必ず店舗で視力測定を受けるか、眼科で発行された処方箋を持参してください。また、前述の通り、完成までには時間がかかるため、使用予定日から逆算して早めに行動を開始することが肝心です。

なるほど!普段のメガネと同じ度数でいいわけじゃないのね。水中だと光の屈折率が変わるから、少し弱めの度数にするのが一般的みたいよ。
このように、メガネ・コンタクトレンズ販売店は、多少の手間やコストはかかっても、自分だけの最適なゴーグルを安心して手に入れたい方にとって、最もおすすめできる購入場所です。クリアな視界で、スポーツやレジャーをこれまで以上に楽しみましょう。
大手スポーツ用品店
度付きゴーグルが必要になったとき、多くの方が最初に思い浮かべるのが、身近にある大手スポーツ用品店ではないでしょうか。結論から言いますと、スポーツデポ、スーパースポーツゼビオ、ヒマラヤスポーツといった全国展開している大手スポーツ用品店で、度付きゴーグルを購入することは可能です。
これらの店舗は、スイミングやウィンタースポーツなど、様々なアクティビティに必要なアイテムを一度に揃えられる点が大きな魅力でしょう。そのため、他の用具と一緒にゴーグルを直接手に取って選びたい方にとっては、非常に便利な選択肢となります。

「明日プールに行くのにゴーグルがない!」なんて急いでいる時でも、店舗に行けばその日のうちに手に入るのは嬉しいポイントですよね!
スポーツ用品店で購入できるゴーグルの特徴
大手スポーツ用品店で取り扱っている度付きゴーグルは、主に「既製度付きゴーグル」と呼ばれるタイプになります。これは、あらかじめいくつかの度数が用意されており、自分の視力に近いものを選んで購入する形式の製品です。
メガネやコンタクトレンズのように、一人ひとりの視力に合わせて細かく調整するオーダーメイド品とは異なり、例えば「-2.0」「-3.0」「-4.0」といったように、0.5や1.0刻みで度数が設定されていることが一般的です。左右のレンズを別々の度数で組み合わせられるパーツ販売形式の商品も存在します。
あらかじめ用意された度数の中から、自分の視力に最も近いものを選んで購入するタイプのゴーグルです。手軽に購入できる反面、細かい視力補正には限界があります。
大手スポーツ用品店で購入するメリットとデメリット
では、具体的に大手スポーツ用品店で度付きゴーグルを選ぶことには、どのような良い点と注意すべき点があるのでしょうか。ここでは、メリットとデメリットをまとめて比較してみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
実店舗で商品を直接見て触れる | 度数の選択肢が限られる |
フィット感を試着して確認できる | 乱視や強い近視には対応できない |
購入したその日のうちに持ち帰れる | 左右の度数が大きく違う場合に対応しにくい |
専門知識を持つスタッフに相談できる | 店舗によって品揃えに差がある |
このように、最大のメリットは手軽さとスピード感にあります。一方で、視力の補正という点においては、メガネ専門店などで作るオーダーメイド品には及ばないケースも少なくありません。特に、乱視がある方や、左右の視力に大きな差がある方は、既製品では快適な視界を得られない可能性があります。
スポーツ用品店で購入する場合、自分の正確な度数を把握していることが前提となります。もし、ご自身の視力データが分からない場合は、購入前に必ず眼科を受診し、正確な処方箋をもらっておくことを強く推奨します。自己判断で度数を選ぶと、眼精疲労や頭痛の原因になることもあるため注意が必要です。
店舗によっては、取り扱っているメーカーが限られている場合があります。特定のブランドのゴーグルが欲しい場合は、事前に店舗の公式サイトで取り扱い状況を確認するか、電話で問い合わせておくとスムーズに購入できるでしょう。
スイミング用品専門店
度付きゴーグルを探す際、最も確実で安心できる購入場所の一つが、スイミング用品専門店です。水泳に関する商品を専門的に扱っているため、品揃えの豊富さやスタッフの専門知識に大きな期待が持てます。
ここでは、初めて度付きゴーグルを購入する方や、自分に最適な一品をじっくり選びたい方にとって、なぜスイミング用品専門店がおすすめなのか、その理由をメリット・デメリットを交えながら詳しく解説していきます。

やっぱり専門のお店は頼りになりますよね!どんな良いことがあるのか、詳しく知りたいです。
最大の魅力は専門スタッフによる的確なアドバイス
スイミング用品専門店を訪れる一番のメリットは、水泳用品に精通した専門スタッフに直接相談できる点にあります。ただ商品を売るだけでなく、利用者の悩みやニーズに寄り添った的確なアドバイスを提供してくれるでしょう。
例えば、度付きゴーグル選びでは、単に視力に合わせるだけでは不十分な場合があります。顔の形や骨格は人それぞれ違うため、フィット感が非常に重要になるのです。専門店のスタッフは、数多くの商品知識と接客経験から、あなたの顔の形に合いやすいモデルを提案してくれます。
また、左右で視力が異なる場合や乱視の有無など、個別の状況に応じた相談ができるのも心強いポイントです。既製品で対応できる範囲なのか、それともオーダーメイドが必要なのかといった判断も、専門家の意見を参考にすることで、より安心して決めることができます。
- 自分の視力に合う度数の選び方
- 左右で度数が違う場合の対応方法
- フィット感が高く、水が入りにくいモデルの推薦
- レンズの色の違いによる見え方の特徴
- 競技用とフィットネス用の違い
豊富な品揃えと「試着」の重要性
専門店ならではの豊富な品揃えも、見逃せない大きな利点です。国内の主要メーカーであるVIEW(ビュー)、SWANS(スワンズ)、arena(アリーナ)、MIZUNO(ミズノ)といった人気ブランドの度付きゴーグルが、一堂に会していることも珍しくありません。
そして何より重要なのが、実際に商品を手に取り、試着できることです。ゴーグルのフィット感は、快適なスイミング体験に直結します。インターネット通販では写真とスペックでしか判断できませんが、店舗であれば自分の顔に当てて、クッション部分の密着度やベルトの調整しやすさを直接確認できます。
特に、鼻ベルトのパーツが複数サイズ付属しているモデルも多く、自分の顔幅にぴったり合うものを選ぶ作業は、購入後の満足度を大きく左右するでしょう。このように、失敗の少ないゴーグル選びを実現できるのが、店舗購入の強みと言えます。
知っておきたいデメリットや注意点
多くのメリットがある一方で、スイミング用品専門店での購入にはいくつかの注意点も存在します。
まず、価格面です。専門店では基本的に定価に近い価格で販売されていることが多く、インターネット通販のセール品などと比較すると割高に感じられる可能性があります。ただし、これは専門的なアドバイスや試着といった付加価値に対する対価と考えることもできるでしょう。
また、店舗の立地も課題の一つです。専門店は都市部や大型商業施設内に集中している傾向があり、お住まいの地域によってはアクセスしにくいかもしれません。
- 価格: 他の購入方法(ネット通販など)と比べて高くなる傾向があります。
- 店舗の場所: お住まいの近くに店舗があるか、事前に確認が必要です。
- 在庫状況: 希望するモデルや度数が必ずしも在庫にあるとは限りません。取り寄せになる場合、手元に届くまで時間がかかることもあります。
これらの理由から、もし近くに専門店がない場合は、大型スポーツ用品店のスイミングコーナーを訪ねてみるのも一つの方法です。専門店ほどではないかもしれませんが、専門知識を持つスタッフが在籍している場合もあります。

なるほど!メリットだけじゃなくて、注意点も理解した上で選ぶことが大切なんですね。自分に合った買い方ができそうです!
Amazonや楽天市場などのECサイト
度付きゴーグルを手に入れたいと考えたとき、多くの方が最初に思い浮かべるのがAmazonや楽天市場といった大手ECサイトではないでしょうか。結論から言えば、これらのオンラインショップは、時間や場所を選ばずに豊富な選択肢から自分に合った商品を探せる、非常に便利な購入先です。
なぜなら、実店舗と比べて圧倒的に多くのメーカーやブランドの商品が一覧で表示され、価格や機能、デザインを簡単に比較検討できるからです。わざわざ店舗に足を運ぶ手間が省けるため、忙しい方にとっても大きなメリットといえるでしょう。

家にいながら、いろんな種類のゴーグルを見比べられるのは本当に助かりますよね!口コミもたくさんあるから、選ぶときの参考になります。
ECサイトを利用する具体的なメリット
ECサイトで度付きゴーグルを購入することには、多くの利点があります。まず挙げられるのは、やはりその「選択肢の多さ」です。スイミング用はもちろん、スキーやスノーボード用のもの、さらには子供用の小さなサイズまで、あらゆる用途と年代に合わせた商品が見つかります。
中には、レンズの度数とゴーグルのフレームを別々に選んで組み合わせるセミオーダータイプの商品も販売されています。
また、価格の比較が容易な点も見逃せません。複数のショップの価格を一覧で確認できるため、最もお得な条件で購入しやすいのです。セール期間やクーポン、ポイント還元などを活用すれば、実店舗よりも安く手に入れられる可能性も高まります。
そしてもう一つは、購入者レビューの存在です。実際に商品を使った人の「フィット感はどうだったか」「レンズは曇りにくかったか」といった生の声は、商品選びにおいて非常に重要な情報源となります。これは、試着ができないオンラインショッピングの弱点を補う、大きな強みと言えるでしょう。
購入前に知っておきたい!ECサイトの注意点
一方で、ECサイトでの購入にはいくつかの注意点も存在します。最も重要なのは、試着ができないため、自分の顔にフィットするかどうかを事前に確認できないことです。ゴーグルは顔との密着度が低いと水が入ってきたり、長時間使用すると痛みを感じたりすることがあります。
このため、商品のサイズ表記を細かく確認したり、レビューで自分と似た顔の形の人の感想を探したりといった工夫が必要になります。
自分の視力データを正確に把握しておく必要があります
ECサイトで購入する場合、レンズの度数を自分で選択しなければなりません。視力は変化することもあるため、古いメガネの度数を参考にするのは避けた方が無難です。購入前には、必ず眼科を受診し、最新の正確な処方箋データ(度数S・乱視C・軸AX・瞳孔間距離PDなど)を用意しておくことを強く推奨します。
自己判断で度数を選ぶと、目に合わずに頭痛やめまいの原因となる可能性があります。
さらに、商品によってはレンズとゴーグル本体が別々に届き、自分で組み立てる必要があるケースもあります。組み立て自体は難しくないことが多いですが、購入前に商品説明をよく読んで、どのような状態で届くのかを確認しておくと安心です。
ECサイトでの購入メリット・デメリットまとめ
ここで、ECサイトで度付きゴーグルを購入する際のメリットとデメリットを一度整理してみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
メリット | 品揃えが非常に豊富で、用途やデザインから選べる。価格比較が容易で、セールやポイントでお得に購入できる可能性がある。購入者レビューを参考にできる。24時間いつでも注文できる。 |
デメリット | 試着ができないため、フィット感が購入してみないと分からない。自分の正確な度数を把握している必要がある。商品によっては自分で組み立てる手間がかかる場合がある。 |
ECサイトでの購入を成功させるコツ
- 事前に眼科で正確な処方箋をもらう。
- 商品のサイズ表記や仕様を細かくチェックする。
- 購入者レビューを熟読し、特にフィット感に関する記述を参考にする。
- 返品・交換ポリシーを確認しておく。
このように考えると、ECサイトは自分の視力データを正確に把握しており、商品情報をしっかり吟味できる方にとっては、非常に有効な購入手段です。これらのメリットと注意点を理解した上で、自分に合ったゴーグル探しに役立ててみてください。
メーカーの公式オンラインストア
近年、度付きゴーグルをメーカーの公式オンラインストアで直接購入する方が増えています。結論から言うと、この方法は品質や情報の信頼性が非常に高く、安心して自分に合ったゴーグルを選びたい方にとって最適な選択肢の一つと言えるでしょう。

メーカーから直接買えるなんて、なんだか特別感があるよね!最新モデルもいち早く手に入りそう!
なぜなら、メーカー直販ならではの豊富な品揃えと、開発元だからこそ提供できる正確な商品情報が手に入るからです。ここでは、公式オンラインストアを利用する際のメリットや注意点について、詳しく解説していきます。
公式オンラインストアで購入する大きなメリット
メーカーの公式サイトを利用する最大の魅力は、その圧倒的な「安心感」と「品揃え」にあります。例えば、量販店では取り扱いのない最新モデルや、オンライン限定のカラーバリエーションが見つかることも少なくありません。
また、商品に関する情報が最も正確で詳細なのも公式ストアならでは。レンズの素材や機能、お手入れ方法といった細かな情報まで確認できるため、納得して購入を進められます。
- 偽物の心配がなく、100%正規品が手に入る。
- 最新モデルや限定商品、豊富なカラーから選べる。
- 商品の機能や仕様に関する情報が最も正確で信頼できる。
- メーカーによっては、パーツを組み合わせてカスタマイズできるサービスがある。
特に、VIEW(タバタ)のようにレンズやストラップなどのパーツを自由に組み合わせて自分だけのオリジナルゴーグルを作れるサービスは、公式オンラインストアならではの楽しみ方です。
知っておきたいデメリットと注意点
一方で、便利なオンラインストアにも注意すべき点が存在します。最も大きなデメリットは、購入前に試着ができないことでしょう。ゴーグルのフィット感は水の侵入を防ぐ上で非常に重要であり、顔の形に合わないと快適なスイミングは望めません。
他にも、価格は定価で販売されていることが多く、実店舗や他のオンラインショップのような割引はあまり期待できない傾向にあります。注文から商品が手元に届くまでに時間がかかる場合があることも、念頭に置いておく必要があります。
正確な視力データの準備
度付きゴーグルを注文するには、ご自身の正確な視力データが必要です。普段使っているメガネやコンタクトレンズの度数をそのまま使うのではなく、必ず眼科を受診し、ゴーグル用の処方箋を発行してもらうことを強く推奨します。コンタクトレンズとメガネでは、眼とレンズの距離が違うため、必要な度数が異なる場合があるからです。
返品・交換ポリシーの確認
度付きレンズは個人のために用意されるため、一度注文すると「フィット感が合わなかった」といった自己都合での返品や交換ができないケースがほとんどです。購入ボタンを押す前に、サイトの返品・交換に関する規約を必ず確認してください。
主要メーカーの公式オンラインストア情報
ここでは、代表的なスイムゴーグルメーカーの公式オンラインストアの特徴を簡単にまとめました。各メーカーで乱視対応の有無やカスタマイズの自由度が異なりますので、比較検討の参考にしてください。
メーカー名 | 特徴 | 公式ストア |
---|---|---|
VIEW(タバタ) | 度付きゴーグルのパイオニア。パーツを自由に組み合わせる「VPSシリーズ」が人気。幅広い度数に対応しています。 | VIEW公式オンラインストア |
SWANS(山本光学) | 「Made in Japan」にこだわる国産メーカー。高い品質とフィット感で定評があります。レーシングモデルも豊富です。 | SWANS公式オンラインショップ |
arena | 世界的なスイムウェアブランド。デザイン性が高く、ウェアとコーディネートしやすいモデルが見つかります。 | arena (デサントストア) |

なるほど!メーカーによって特徴が全然違うんだね。自分の好きなブランドがある人や、最新の機能にこだわりたい人には、公式ストアがピッタリかもしれないね!
このように考えると、メーカーの公式オンラインストアは、特定のブランドにこだわりがある方や、豊富な選択肢からじっくり選びたい方にとって、非常に魅力的な購入場所です。ただし、試着ができないリスクや正確な度数データが必要になる点を理解した上で、慎重に利用することが大切になります。
度付きゴーグルはどこで買えるか分かった後の選び方のポイント
- 自分の視力に合った度数の選び方
- 既製品とオーダーメイドの違い
- 左右で度数が違う場合の対処法
- くもり止めやUVカット機能の有無
- フィット感を確かめる重要性
自分の視力に合った度数の選び方
度付きゴーグルを手に入れると決めたら、次に重要なのが「自分に合った度数を選ぶ」ことです。しかし、この度数選び、実は少しコツがいります。
結論からお伝えすると、普段お使いのメガネやコンタクトレンズの度数をそのまま選ぶのは避けるべきです。なぜなら、水中と陸上とでは光の屈折率が異なり、物の見え方が変わるため、適切な調整が必要になるからです。ここでは、ご自身の視力に最適な度付きゴーグルを見つけるための具体的な選び方を解説します。

「とりあえずメガネと同じでいいや」は危険なんだね!しっかり確認していこう!
ステップ1:眼科で視力を測定してもらうのが最も確実
度付きゴーグルの度数選びで、最も安全で確実な方法は眼科を受診し、専門医に相談することです。
眼科では、現在の正確な視力はもちろん、目の健康状態までチェックしてもらえます。その上で、「スイミングで使う度付きゴーグルを作りたい」という目的を伝えれば、最適な度数を処方してもらえるでしょう。
もし、お手元にメガネやコンタクトレンズの処方箋があれば、それを持参すると診察がスムーズに進む場合があります。多少の手間はかかりますが、特に視力に不安がある方や、長期間視力測定をしていない方には、この方法を強く推奨します。
ステップ2:処方箋を元に度数の目安を計算する
眼科へ行く時間がない場合、お手元の処方箋からゴーグルの度数を計算する方法もあります。ただし、これはあくまで目安を知るための方法であり、自己判断にはリスクが伴うことをご理解ください。
一般的に、度付きゴーグルの度数を算出するための目安として、以下の計算式が用いられることがあります。
度付きゴーグルの度数目安の計算式
ゴーグルの度数 = S(球面度数) + C(乱視度数) ÷ 2
「S」は近視や遠視の度数を、「C」は乱視の度数を示しています。例えば、処方箋に「S:-4.00」「C:-1.00」と記載があった場合、計算式は以下のようになります。
例:-4.00 + (-1.00 ÷ 2) = -4.50
この場合、ゴーグルの度数は「-4.50」が目安となります。
自己判断で度数を選ぶ際の注意点
この計算式は簡易的なものであり、すべての人に当てはまるわけではありません。特に乱視が強い場合、この計算では適切な視界が得られない可能性があります。合わない度数のゴーグルを使い続けると、頭痛や目の疲れ、気分が悪くなる原因にもなりかねないため、慎重に判断することが求められます。
ステップ3:計算結果から最適な度数を選ぶ
度数の目安がわかったら、いよいよゴーグルを選びます。市販されている度付きゴーグルの多くは、-1.5、-2.0、-2.5のように、0.5刻みで度数が設定されています。
ここでのポイントは、計算で出た数値と全く同じか、それよりも一段階弱い度数を選ぶことです。その理由は、水中では光の屈折の関係で、陸上よりも物が約1.25倍大きく、そして近くに見える特性があるからです。そのため、陸上と同じようにハッキリ見える度数を選ぶと、水中では度が強すぎると感じてしまうことがあります。
計算結果の度数 | 推奨されるゴーグルの度数 | ポイント |
---|---|---|
-4.50 | -4.5 | 計算値と一致する度数がある場合はそれを選ぶ。 |
-3.75 | -3.5 | 計算値に最も近い、一段階弱い度数を選ぶ。 |
-5.25 | -5.0 | 同様に、計算値よりも少し弱い度数を選択する。 |
プールサイドでの安全性や、水中で快適に過ごすことを考慮すると、「完璧に見える」ことよりも「ぼやけずに安全が確認できる」程度の視力を確保するのが理想的だと言えるでしょう。
左右の視力が違う場合や乱視が強い場合は?
人によっては、左右で視力が異なったり、乱視が強かったりするケースもあるでしょう。そのような場合の対処法も知っておくと安心です。
左右の視力が異なる、いわゆる「ガチャ目」の方は、左右のレンズを別々の度数で組み合わせられるパーツ組み立て式のゴーグルがおすすめです。これにより、それぞれの目に合った最適な視界を確保できます。
一方で、乱視が強い(処方箋のCの数値が-2.00を超えるなど)場合は、注意が必要です。前述の通り、市販のゴーグルの多くは乱視に対応していません。無理に既製品を使うと、物が二重に見えたり、視界が歪んだりすることがあります。
このような場合は、ゴーグルを専門に扱う眼鏡店などで、乱視にも対応したオーダーメイドのゴーグルを作成することを検討するのが良いでしょう。
補足:子供の度付きゴーグル選び
お子様用の度付きゴーグルを選ぶ際は、特に慎重さが求められます。成長期は視力が変化しやすいため、少なくとも1年に1回は眼科で視力検査を受け、その時々の視力に合ったゴーグルを用意してあげることが大切です。
既製品とオーダーメイドの違い
度付きゴーグルを手に入れようと考えたとき、多くの方が最初に突き当たるのが「既製品」と「オーダーメイド」のどちらを選ぶかという問題ではないでしょうか。
この二つには、価格や性能、手軽さなど、それぞれに大きな違いがあります。自分の視力や使い方にぴったりのゴーグルを選ぶためには、まず両者の特徴をしっかりと理解しておくことが大切です。
ここでは、既製品とオーダーメイドのゴーグルがそれぞれどのようなものなのか、メリット・デメリットを交えながら詳しく解説していきます。

既製品とオーダーメイド、言葉は聞いたことあるけど、具体的に何が違うんだろう…?自分にはどっちが合っているのか、ここでしっかり確認しておきましょう!
手軽さと価格が魅力の「既製品」
まずご紹介するのは、スポーツ用品店やオンラインストアなどで手軽に購入できる「既製品」の度付きゴーグルです。
これは、あらかじめ一定の度数(例:-2.0、-3.0など)が設定されたレンズが組み込まれているタイプのゴーグルになります。最大の魅力は、なんといってもその手軽さと価格の手頃さでしょう。店舗に行けばその日のうちに持ち帰ることができ、価格も数千円からと比較的安価なものが多くなっています。
しかし、手軽な一方でいくつかの注意点も存在します。既製品は、左右同じ度数のレンズがセットになっていることがほとんどです。そのため、左右の視力に大きな差がある方には不向きな場合があります。
また、乱視には対応しておらず、度数も0.5や1.0刻みなど段階的にしか用意されていないため、普段お使いのメガネと全く同じ見え方を再現するのは難しいかもしれません。
既製品を選ぶ際の注意点
既製品の度付きゴーグルを選ぶ際は、普段使用しているメガネよりも一段階弱い度数を選ぶのが一般的とされています。なぜなら、水中では物が近く、大きく見えるため、陸上と同じ度数だとかえって度が強すぎると感じることがあるからです。ただし、これはあくまで一般的な目安なので、可能であれば試着して見え方を確認することをおすすめします。
自分の瞳に完全フィット「オーダーメイド」
一方で「オーダーメイド」のゴーグルは、眼鏡店などで視力測定を行い、その結果に基づいて一人ひとりの瞳に合わせて作る完全カスタム品です。
最大のメリットは、自分の視力に完璧に合ったレンズを作製できる点にあります。左右の度数が違う場合はもちろん、既製品では対応できない乱視にもしっかりと対応が可能です。さらに、瞳孔間距離(PD)と呼ばれる左右の黒目の中心間の距離も正確に合わせるため、見え方の違和感が少なく、快適な視界を確保できます。
このように言うと、オーダーメイドは非常に優れた選択肢に思えます。しかし、完成までに数日から数週間程度の時間が必要になるほか、価格も1万円以上からと、既製品に比べて高価になる傾向があります。作製できる店舗も眼鏡店などに限られるため、購入場所の選択肢は既製品より少なくなります。
オーダーメイドはこんな方におすすめ
以下のような方は、価格が少し高くてもオーダーメイドを選ぶことで、より快適なスイミングライフを送れるでしょう。
- 左右の視力に差がある方
- 強い乱視がある方
- よりクリアで快適な見え方を追求したい方
- 競技などで本格的に水泳に取り組んでいる方
【比較表】既製品とオーダーメイドの違いが一目瞭然
これまで解説してきた既製品とオーダーメイドの特徴を、分かりやすく表にまとめました。どちらを選ぶか迷った際の参考にしてください。
項目 | 既製品 | オーダーメイド |
---|---|---|
価格 | 安価(数千円~) | 高価(1万円以上~) |
納期 | 即日 | 数日~数週間 |
左右の度数差 | 対応できないことが多い | 対応可能 |
乱視対応 | 非対応 | 対応可能 |
度数の細かさ | 段階的(0.5刻みなど) | 細かく調整可能 |
主な購入場所 | スポーツ用品店、オンラインストア | 眼鏡店 |

なるほど!こうして比べてみると、違いがはっきり分かりますね。レジャーでたまに使うくらいなら既製品、しっかり泳ぎたいならオーダーメイド、という風に使い方で選ぶのも良さそうです!
このように、既製品とオーダーメイドには、それぞれに長所と短所があります。どちらか一方が絶対的に優れているというわけではなく、ご自身の視力の状態、使用目的、そして予算に応じて最適なものを選ぶことが何より重要です。これらの違いをよく理解した上で、自分に合った度付きゴーグルを見つけてくださいね。
左右で度数が違う場合の対処法
「左右で視力が違うから、自分に合う度付きゴーグルなんて見つからないだろう…」と諦めていませんか。実は、左右の度数が異なる、いわゆる「ガチャ目」や「不同視」と呼ばれる方でも、快適な水中視界を手に入れる方法は複数あります。それぞれの方法にメリットと注意点があるため、ご自身の状況に合わせて最適な選択をすることが大切です。
ここでは、左右で度数が違う場合の具体的な対処法について、詳しく解説していきます。

大丈夫!左右の視力が違っても、ちゃんと見えるゴーグルは作れるから安心してね!
手軽さが魅力!左右のレンズを別々に選ぶ「セミオーダー」
最も手軽で一般的な方法が、左右のレンズをそれぞれ異なる度数で選び、一つのゴーグルとして組み立てる「セミオーダー」です。
これは、多くのスポーツ用品店やオンラインストアで対応している方法になります。具体的には、片方ずつのレンズと、それらをつなぐ鼻ベルトやストラップなどのパーツがセットになった組み立てキットが販売されています。
例えば、右目は「-3.0」、左目は「-3.5」といったように、ご自身の視力に近い度数のレンズを個別に購入し、自分で組み立てる仕組みです。
この方法の最大の利点は、比較的安価で、店舗によってはその日のうちに手に入ることでしょう。しかし、いくつかの注意点も存在します。
セミオーダーのメリット
- 比較的リーズナブルな価格で購入できる
- スポーツ用品店やネット通販で手軽に入手可能
- 即日または短期間で手元に届くことが多い
セミオーダーの注意点・デメリット
- 度数の刻みが0.5や1.0単位など、大まかな場合が多い
- 乱視や細かい度数の調整には対応していないことがほとんど
- レンズの種類やカラーの選択肢が限られる場合がある
このように、セミオーダーは手軽さが魅力である一方、細かい視力矯正には限界があります。強い乱視がない方や、まずは気軽に度付きゴーグルを試してみたいという方におすすめの方法と言えるでしょう。
乱視にも対応!メガネ店で作る「フルオーダー」
より精密な視力矯正を求めるのであれば、メガネ店で作成する「フルオーダー」が最適な選択肢となります。
その理由は、普段使っているメガネを作るのと同じ工程で、専門家が一人ひとりの目の状態に合わせてゴーグルを製作してくれるからです。眼科で発行された処方箋を持参すれば、近視や遠視はもちろん、乱視の度合いや軸の角度まで正確に反映させたレンズを作ることが可能です。
お店では、専門のスタッフが視力測定からフレーム選び、そしてフィッティングまで丁寧に対応してくれます。顔の形にしっかりフィットするゴーグルを選べるため、水の侵入を防ぎ、長時間の使用でも快適さが持続するでしょう。ただし、特注品となるため、価格は高くなる傾向があり、完成までには一定の期間を要します。

乱視が強い人や、競技でコンマ1秒を争うスイマーは、やっぱりフルオーダーが断然おすすめ!見え方が全然違うよ。
セミオーダーとフルオーダーの主な違いを以下の表にまとめましたので、どちらの方法がご自身に合っているか検討する際の参考にしてください。
比較項目 | セミオーダー | フルオーダー |
---|---|---|
対応できる視力 | 左右の度数違い(近視のみが多い) | 左右の度数違い、乱視、遠視、プリズムなど |
度数の細かさ | 0.5~1.0刻みが一般的 | 0.25刻みで精密に調整可能 |
購入場所 | スポーツ用品店、オンラインストアなど | メガネ店 |
価格帯 | 比較的安価(数千円~) | 高価になる傾向(1万円以上~) |
納期 | 即日~数日 | 数日~数週間 |
ゴーグルの度数選びで知っておきたい重要なこと
左右で度数が違う場合の対処法が分かったところで、次に重要になるのが「度数選び」です。ここで一つ、知っておくべき大切なポイントがあります。
それは、水中では光の屈折率が陸上と異なるため、物が実際よりも大きく、そして近くに見えるという点です。そのため、一般的には陸上で使用しているメガネやコンタクトレンズと全く同じ度数にすると、度数が強すぎてしまい、気分が悪くなることがあります。
度数選びの注意点
ゴーグルの度数は、陸上で使うメガネよりも一段階から二段階弱い度数を選ぶのが基本とされています。例えば、普段-4.0のメガネを使っている場合、ゴーグルは-3.5や-3.0を選ぶといった具合です。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、最適な度数は個人の感覚によって異なります。自己判断で度数を決めると、かえって見えにくくなる可能性もあるため、必ず購入店のスタッフや眼科医に相談しましょう。
特にフルオーダーでゴーグルを作る際は、眼科で「スイミングゴーグル用」として処方箋を発行してもらうのが最も確実です。自分の目に合わないゴーグルを使い続けると、眼精疲労や頭痛の原因にもなりかねません。快適で安全なスイミングライフのために、度数選びは慎重に行ってください。
くもり止めやUVカット機能の有無
度付きゴーグルを選ぶ際、自分の視力に合う度数を見つけることに集中しがちです。しかし、それと同じくらい大切なのが、快適で安全なスイミングをサポートしてくれる「付加機能」の有無です。特に、「くもり止め」と「UVカット」は、ゴーグル選びにおいて非常に重要なチェックポイントとなります。これらの機能があるかないかで、視界のクリアさや目の健康への配慮が大きく変わってくるでしょう。
ここでは、なぜこれらの機能が重要なのか、そして選ぶ際にどのような点に注意すればよいのかを詳しく解説していきます。
視界をクリアに保つ「くもり止め機能」の重要性
スイミング中にゴーグルのレンズがくもってしまい、前がよく見えなくなった経験はありませんか。これは非常にストレスが溜まるだけでなく、安全性にも関わる問題です。なぜなら、視界が悪いと壁までの距離感が掴みにくくなったり、同じコースで泳いでいる他の人と接触したりする危険性が高まるからです。
このため、ほとんどの度付きゴーグルには、購入時からレンズの内側にくもりを防止するための特殊なコーティングが施されています。
くもり止め効果を長持ちさせるための注意点
ゴーグルのくもり止めコーティングは非常にデリケートです。効果をできるだけ長く維持するためには、レンズの内側を指やタオルで絶対にこすらないようにしてください。使用後は、水道の真水で優しくすすぎ、ケースなどに入れて自然乾燥させるのがおすすめです。
もし、長期間の使用でくもり止め効果が薄れてきたと感じたら、市販の「スイミングゴーグル専用くもり止め液」を使用することで、快適な視界を取り戻せます。くもり止め液をレンズの内側に塗り、軽くすすいで乾かすだけで効果が復活するので、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
目の健康を守る「UVカット機能」の必要性
屋外のプールや海で泳ぐ機会が少しでもあるのなら、UVカット機能が付いたゴーグルを選ぶことを強く推奨します。肌の日焼けを気にする方は多いですが、実は目も紫外線によって大きなダメージを受けるからです。
特に水辺は、空から降り注ぐ紫外線だけでなく、水面からの照り返しも加わるため、想像以上に紫外線が強い環境です。紫外線は、目の疲れや充血の原因になるだけでなく、長期間にわたって浴び続けることで、白内障などの眼病のリスクを高める可能性があるとも言われています。
レンズの色とUVカット性能は別物
「色が濃いレンズ(スモークやミラー)だから紫外線もカットしてくれるはず」と思いがちですが、これは誤解です。レンズの色とUVカット機能は必ずしも連動していません。クリアな透明レンズでもUVカット率が高い製品もあれば、逆に色が濃くてもUVカット機能がない製品も存在します。
購入の際は、必ずパッケージや商品説明に記載されている「UVカット」や「紫外線カット率99%以上」といったスペック表示を確認することが大切です。
最近では、室内プールでも大きな窓から日差しが入る施設が増えています。将来的に屋外で使う可能性も考慮すると、最初からUVカット機能が付いているモデルを選んでおくと、あらゆるシーンで安心して使用できるのでおすすめです。

せっかくの度付きゴーグルですから、クリアな視界で安全に楽しみたいですよね!「くもり止め」で快適さを、「UVカット」で目の健康をしっかり守ってくれるゴーグルを選んで、スイミングを存分に楽しんでくださいね。
フィット感を確かめる重要性
結論から申し上げますと、度付きゴーグルを選ぶ上で、レンズの度数と同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「顔へのフィット感」です。なぜなら、いくら度数がぴったり合っていても、ゴーグルが顔にフィットしていなければ、水中でクリアな視界を確保するという本来の役割を果たせないからです。
フィットしないゴーグルは、泳いでいる最中に水が浸入する直接的な原因になります。また、目の周りや鼻が痛くなるなど、不快感を引き起こすことも少なくありません。
特に度付きゴーグルの場合、ゴーグルがズレることでレンズの中心と瞳の位置が合わなくなり、視界が歪んでしまう危険性も考えられます。これでは、せっかくの度付きゴーグルが逆効果になってしまいかねないのです。
正しいフィット感を見極める3つのポイント
ここでは、フィット感を確かめるための具体的なチェックポイントをいくつかご紹介します。実際にゴーグルを手に取った際に、ぜひ試してみてください。
ゴーグルを選ぶ際には、以下の3点を意識して試着してみましょう。
- クッションが肌に吸い付くか
- 鼻ベルト(ノーズブリッジ)の幅が合っているか
- ストラップの締め付け具合は適切か
まず、クッション部分の密着度です。ストラップを頭にかけずに、ゴーグルをそっと目に当ててみましょう。軽く押し付けた後、手を離しても数秒間ゴーグルが落ちなければ、あなたの顔の形に合っている可能性が高いといえます。逆に、すぐに落ちてしまうものは、残念ながら顔の骨格に合っていないのかもしれません。
次に、鼻ベルトの調整も欠かせないポイントです。鼻ベルトが広すぎると水が入りやすくなり、狭すぎると目に食い込んで痛みの原因となります。多くの製品ではサイズの違う鼻ベルトが付属しているので、自分の鼻幅に最適なものに交換できるか確認することも大切になります。
そして最後に、ストラップの調整を行いましょう。快適に泳ぐためには、きつすぎず、緩すぎない絶妙な締め付けが求められます。ストラップをかけた状態で、ゴーグルが安定し、かつ痛みを感じないかを確認してください。

実は私も昔、デザインの可愛さだけでゴーグルを選んで大失敗した経験があるんです…。泳ぎ始めた途端に水が入ってきて、プールサイドで何度も調整する羽目になりました。この「試着」の一手間が、本当に大事なんですよ!
オンライン購入の落とし穴
最近はオンラインストアでも手軽に度付きゴーグルを購入できるようになりました。品揃えが豊富で価格も魅力的なことが多いですが、最大のデメリットは試着ができないことにあります。
レビューや商品説明だけで判断するのは、いわば「賭け」のようなものです。もし自分の顔に合わなかった場合、結局買い直すことになり、かえって高くついてしまうケースも少なくありません。
安さだけで選ぶのは危険
特に初めて度付きゴーグルを購入する方や、自分の顔の形に合うゴーグルがまだ見つかっていない方は、オンラインでの購入は慎重になるべきでしょう。フィットしないゴーグルを使い続けると、水泳そのものがストレスになってしまうことも考えられます。
これらの理由から、度付きゴーグルは可能な限り実店舗で専門スタッフに相談しながら、実際に試着して選ぶことを強くおすすめします。メガネ店や大型スポーツ用品店であれば、専門的な知識を持ったスタッフがあなたの顔に合うゴーグル選びを手伝ってくれるはずです。
ここで、フィット感が良いゴーグルと悪いゴーグルの違いを表にまとめてみました。
チェック項目 | フィット感が良い状態 | フィット感が悪い状態 |
---|---|---|
装着感 | 顔に吸い付くような感覚がある | すぐに外れる、または隙間を感じる |
目の周り | クッションが均等に当たっている | 一部が強く圧迫されて痛い |
鼻 | 鼻ベルトがちょうどよくフィットしている | 鼻が痛い、またはレンズが目に近い/遠い |
水漏れ | 泳いでも水が入ってこない | すぐに水が浸入して視界がぼやける |
視界 | ズレにくく、クリアな視界が保たれる | ズレやすく、視界が歪んだりぼやけたりする |
補足:試着時のワンポイントアドバイス
もし可能であれば、普段使っているスイミングキャップを持参して、キャップをかぶった状態で試着すると、より実際に近いフィット感を確認できます。キャップの有無で、ストラップの位置や締め付け感が微妙に変わることがあるためです。
このように、快適で安全なスイミングライフを送るためには、度付きゴーグルのフィット感の確認が不可欠といえます。少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、この一手間をかけることで、後悔のないゴーグル選びができるでしょう。
まとめ:自分に合う度付きゴーグルがどこで買えるか見極めよう
度付きゴーグルはメガネ店やECサイトなど多様な場所で購入可能です。専門的なサポート、手軽さ、価格など各々に特徴があるため、自分の視力や用途に合った最適な購入先を見極めることが、快適な水中視界を得る鍵となります。
- メガネ店では専門スタッフによる正確な視力測定が受けられる
- 左右の度数違いや乱視など細かい視力補正にも柔軟に対応可能
- 購入後のフィッティング調整などアフターサービスが充実している
- オーダーメイド品は価格が高めで完成までに時間がかかる傾向
- スポーツ用品店では商品を試着しフィット感を直接確認できる
- 既製品が中心ですぐ持ち帰れるが度数の選択肢は限られる
- ECサイトは豊富な品揃えと価格比較のしやすさが大きな利点
- オンライン購入は試着ができないためフィット感のリスクがある
- 自分の正確な視力データを把握してからオンラインで注文しよう
- メーカーの公式サイトなら最新モデルや限定品を安心して買える
- 既製品は手軽だが乱視対応など細かい視力補正は難しいだろう
- オーダーメイドは高価だが自分の瞳に合わせて完璧に作製できる
- 水中での見え方を考慮して陸上用より少し弱い度数を選ぶのが基本
- 屋外プールや海で使うなら目を守るUVカット機能は必須といえる
- 水の侵入を防ぐためには自分の顔へのフィット感が最も重要になる