自然な束感とツヤで、今やメンズヘアスタイルの定番となりつつあるN.ナチュラルバーム。「気になっているけど、男性の使い方がよく分からない…」と、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そもそもN.ナチュラルバームがメンズに選ばれる理由から、まずは基本となる手のひらでオイル状に溶かす方法、そして失敗しない髪への付け方と馴染ませるコツまで、初心者にも分かりやすく徹底解説します。
使用量の目安はどれくらいなのか、従来のワックスとの違いとナチュラルな仕上がりとはどんなものなのか、といった素朴な疑問もスッキリ解消するはずです。
さらに、センターパートやマッシュなど人気ヘアとの相性、パーマヘアの質感を活かすスタイリング方法といった応用テクニックも網羅。驚くことに髪だけじゃないハンドケアやリップケアとしての活用法や、他のスタイリング剤と混ぜてセット力や質感を調整する裏技、そして気になる香りやビジネスシーンでも使えるかという点にも深く迫ります。
この記事を最後まで読めば、あなたもN.ナチュラルバームの正しい使い方で、毎日のオシャレをさらに楽しめるようになります。
- ベタつかない正しい付け方と自分に合う適量がわかる
- センターパートなどトレンドヘアをおしゃれに仕上げるコツがわかる
- 髪だけでなくハンドクリームにもなる万能な活用術を知れる
- 手持ちのワックスと混ぜて質感を自在に操る裏技がわかる
メンズ向け!N.ナチュラルバームの基本的な使い方
- N.ナチュラルバームがメンズに選ばれる理由
- まずは基本!手のひらでオイル状に溶かす
- 失敗しない髪への付け方と馴染ませるコツ
- 使用量の目安はどれくらい?
- ワックスとの違いとナチュラルな仕上がり
N.ナチュラルバームがメンズに選ばれる理由
近年、美容室やセレクトショップでよく見かける「N.(エヌドット)ナチュラルバーム」。もともとは女性を中心に人気を博していましたが、今や多くの男性からも絶大な支持を集めています。なぜ、これほどまでにメンズの心をつかんでいるのでしょうか。
結論から言うと、N.ナチュラルバームがメンズに選ばれる理由は、「作り込みすぎない自然な仕上がり」「髪や肌への優しさ」そして「一つで何役もこなす多用途性」という、現代の男性がスタイリング剤に求めるニーズを見事に満たしているからです。単なるヘアワックスとは一線を画す、その魅力について詳しく解説していきます。
N.ナチュラルバームがメンズに選ばれる3つの理由
- キメすぎない、自然なツヤと束感を演出できる
- 天然由来成分100%で髪や肌に優しく、ハンドクリームにもなる
- ヘアスタイリング以外にも使えるマルチユース性で荷物を減らせる
理由1:トレンド感のある「自然な仕上がり」
N.ナチュラルバームが支持される最大の理由は、その絶妙なスタイリング力にあります。ガチガチに固めるのではなく、髪本来の質感を活かしながら、自然なツヤと程よい束感を与えてくれるのです。
例えば、近年のメンズヘアで主流となっているセンターパートやマッシュスタイルは、作り込みすぎない「抜け感」が重要になります。N.ナチュラルバームを使えば、ベタつくことなく髪に潤いとまとまりを与え、まるで何もしもしていないかのような、こなれた雰囲気を簡単に演出できます。
また、一度セットした後でも手ぐしで簡単にスタイルを修正できるのも大きな魅力でしょう。風で髪が乱れても、サッと手で直せる手軽さは、ハードスプレーやジェルにはない利点といえます。


理由2:髪と肌への優しさと、手間いらずの「使いやすさ」
スタイリング剤による頭皮や肌への負担を気にする男性は少なくありません。その点、N.ナチュラルバームは非常に安心して使用できる製品です。
その理由は、天然由来成分100%で作られていることにあります。公式サイトによると、シアバターやミツロウといった保湿効果の高い成分が主原料とされています。(参照:N.公式サイト)
そして、この成分へのこだわりが、驚くべき「使いやすさ」に繋がっています。スタイリング後、手に残ったバームを洗い流す必要がなく、そのままハンドクリームやリップクリームとして肌になじませることができるのです。この手軽さは、忙しい朝や面倒くさがりな男性にとって、これ以上ないメリットではないでしょうか。
爽やかなマンダリンオレンジ&ベルガモットの香りも、性別を問わず好まれる要因の一つ。強すぎない自然な香りは、ビジネスシーンでもプライベートでも心地よく香ります。
N.ナチュラルバームの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な成分 | シアバター、ミツロウ、ホホバ種子油など(天然由来成分のみ) |
| 香り | マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り |
| 主な用途 | ヘアスタイリング、ハンドケア、リップケアなど |
| テクスチャー | 固形のバーム状(手のひらで温めるとオイル状に変化) |
※商品の詳細や最新情報は公式サイトでご確認ください。
理由3:荷物を減らせる「多用途性(マルチユース)」
前述の通り、N.ナチュラルバームは髪だけでなく全身に使えるのが大きな特徴です。このマルチユース性は、特にミニマリスト志向の男性や、旅行・出張が多い方にとって非常に魅力的です。
具体的には、以下のような使い方ができます。
- ヘアスタイリング剤として:髪にツヤとまとまりを与える。
- ハンド&ネイルクリームとして:乾燥しがちな手指をしっとり保湿する。
- リップバームとして:唇の乾燥を防ぐ。
- 練り香水のように:手首などにつけて香りを楽しむ。
これ一つあれば、ヘアワックス、ハンドクリーム、リップクリームを別々に持ち歩く必要がありません。カバンの中身をスッキリさせたい、荷物はできるだけ少なくしたい、というニーズに完璧に応えてくれるのです。
知っておきたいデメリットと注意点
多くのメリットがある一方で、いくつか注意点もあります。購入前に確認しておきましょう。
- セット力は強くない:髪をしっかり立ち上げたり、ハードにキープしたりするスタイルには向きません。あくまでナチュラルな仕上がりを目的とした製品です。
- つけすぎに注意:オイルが主成分のため、量を多くつけすぎると髪がベタついて重い印象になってしまいます。最初は少量から試すのがおすすめです。
- 冬場は固くなりやすい:気温が低いとバームが固くなります。使う際は、手のひらの熱でしっかりとオイル状になるまで溶かしてから髪につけるのがポイントです。
これらの理由から、N.ナチュラルバームは、ただのスタイリング剤にとどまらない価値を提供してくれるアイテムとして、多くの男性に選ばれています。もしあなたが「頑張りすぎないお洒落」や「シンプルで質の良いもの」を求めているなら、一度試してみる価値は十分にあるでしょう。
まずは基本!手のひらでオイル状に溶かす
N.(エヌドット)ナチュラルバームを男性が使いこなす上で、最も重要であり、全ての基本となるのが「手のひらでしっかりとオイル状に溶かす」という工程です。一見、面倒に感じるかもしれませんが、このひと手間をかけるかどうかが、スタイリングの仕上がりを天国と地獄ほどに分けてしまいます。
なぜなら、バームは常温では固形の状態だからです。もし固形のまま髪につけようとすると、一部分にだけベタッと塊で付着してしまい、髪全体に均一に馴染ませることができません。これでは、不自然なテカリやベタつきの原因となり、清潔感のあるスタイルからはほど遠い結果になってしまいます。
一方で、手のひらの体温でじっくりと温めて透明なオイル状に変化させることで、バームが髪の一本一本にスムーズに行き渡るようになります。その結果、ナチュラルなツヤ感や程よい束感を、まるでプロが仕上げたかのように再現できるのです。


正しい溶かし方の具体的な手順
ここでは、誰でも簡単にできる正しい溶かし方の手順を解説します。
まず、清潔な指で適量をすくい取ります。量は後ほど詳しく解説しますが、最初は「少ないかな?」と感じるくらいで十分でしょう。次に、すくい取ったバームを手のひらに乗せ、両手を擦り合わせるようにして温めていきます。焦らず、ゆっくりと体温を伝えるイメージです。
すると、最初は白く固まっていたバームが、徐々に透明なオイル状に変化していくのが分かります。このとき、白い塊(ダマ)が完全になくなるまで、じっくりと溶かしきることが大切。手のひら全体はもちろん、指の間にもオイルを広げるように意識すると、後で髪に馴染ませる際にムラなく塗布できます。
溶かし方の3ステップ
- Step1:適量を指で取る
- Step2:手のひらに乗せ、両手を擦り合わせる
- Step3:白い塊が完全になくなり、透明なオイル状になるまで溶かす
溶かし方のポイントと注意点
バームを溶かす際には、いくつかの注意点があります。これらを意識するだけで、さらにスタイリングの質が向上するでしょう。
特に気温が低い冬場は、バームが固くなりやすく、溶けにくいことがあります。このような場合は、いつもより少し時間をかけて、丁寧に温めることを心がけてください。急いでいるからといって、溶かし方が不十分なまま髪につけてしまうと、髪の表面に白い粉が吹いたように見えてしまうこともあるため、注意が必要です。
逆に言えば、この「溶かす」という基本さえマスターしてしまえば、N.ナチュラルバームのポテンシャルを最大限に引き出し、理想のヘアスタイルを簡単に作れるようになります。
これはNG!やってはいけない使い方
指先で取った固形のバームを、そのまま髪の毛に直接なすりつけるのは絶対にやめましょう。ベタつきやムラの原因となり、せっかくのスタイリングが台無しになってしまいます。
失敗しない髪への付け方と馴染ませるコツ
N.(エヌドット)ナチュラルバームは、自然なツヤ感と束感を演出できるため、男女問わず人気の高いスタイリング剤です。しかし、男性が使おうとすると「思ったようにセットできない」「ただベタつくだけで終わってしまう」といった悩みの声も少なくありません。
実は、失敗の多くはバームの性能ではなく、その使い方に原因があります。正しい付け方とちょっとしたコツさえ押さえれば、誰でも簡単におしゃれなヘアスタイルを実現できるのです。
ここでは、N.ナチュラルバームを使いこなすための具体的な手順と、馴染ませる際の重要なポイントを分かりやすく解説していきます。これまで上手く使えなかった方も、これから挑戦する方も、ぜひ参考にしてみてください。


Step 1: 適切な量をとり、手のひらで完全に溶かす
N.ナチュラルバームを使いこなす上で、最も重要と言えるのが最初のステップです。結論から言うと、ごく少量を手に取り、透明なオイル状になるまでしっかりと手のひらで溶かすことが成功の鍵を握ります。
なぜなら、バームは常温では固形のため、そのまま髪に付けると一部分にだけ固まって付着し、ムラやベタつきの直接的な原因になってしまうからです。手のひらの熱を使ってオイル状に変化させることで、髪全体に均一に塗布できるようになります。
使用量の目安は、髪の長さや量によって調整しますが、まずは以下の基準から試してみることをお勧めします。
| ヘアスタイル | 使用量の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| ベリーショート〜ショート | 米粒1つ分 | ごく少量で十分。足りなければ少しずつ足す。 |
| ミディアム・パーマヘア | 小豆1粒大 | 髪全体に動きを出したい場合に適した量。 |
| ロング | あずき1粒〜2粒大 | 毛先の保湿やまとまりを出す目的で調整する。 |
この量を指先で取り、手のひら全体、そして指の間までしっかりと擦り合わせるように伸ばしてください。白い塊がなくなり、完全に透明でツヤのあるオイル状になったら準備完了の合図です。
Step 2: 髪の内側から全体に馴染ませる
バームを手のひらに伸ばせたら、いよいよ髪に付けていきます。ここでのポイントは、髪の表面からではなく、内側から空気を入れるように馴染ませることです。
多くの方がやりがちな失敗は、いきなり前髪やトップの表面に付けてしまうこと。これでは根元が潰れてボリュームがなくなり、一番目立つ部分がベタついて見えてしまいます。
正しい付け方の順番は、以下の通りです。
- バック(後頭部)
- サイド(横)
- トップ(頭頂部)
- 前髪(最後にごく少量)
髪の量が多い後頭部から付け始めることで、付けすぎを防ぎ、バランス良く全体にバームを行き渡らせることができます。シャンプーをする時のように、髪の根元は避け、中間から毛先に向かって手ぐしを通しながら、わしゃわしゃと大胆に馴染ませていきましょう。この段階では、まだスタイルを細かく作る必要はありません。
Step 3: 指先で毛束をつくりシルエットを整える
髪全体にバームが馴染んだら、最後の仕上げに入ります。手にわずかに残ったバームを使い、指先で毛束をつまんだり、ねじったりして動きを出していくのです。
全体のシルエットを見ながら、トップに高さを出したり、サイドの広がりを抑えたりと、理想の形に整えていきます。特に、束感を出したい前髪やもみあげ部分は、指先で優しくつまむようにスタイリングすると、自然でこなれた印象になります。
この最終調整によって、ただバームを付けただけではない、立体感と動きのあるプロのような仕上がりを期待できるでしょう。


N.ナチュラルバームを使う上での注意点
N.ナチュラルバームは非常に優れた製品ですが、特性を理解しておくことも大切です。以下の点に注意しましょう。
- キープ力はワックスより控えめ: 自然な仕上がりが魅力ですが、ハードなセット力はありません。スタイルを一日中キープしたい場合は、仕上げにヘアスプレーを併用することをおすすめします。
- 熱に弱い性質: シアバターなど天然由来成分でできているため、高温の場所に置くと溶けてしまう可能性があります。特に夏場の車内や直射日光が当たる場所での保管は避けてください。
- 洗い落ちについて: オイルベースのため、人によってはシャンプーで落ちにくいと感じることがあります。シャンプー前にお湯でしっかりと予洗いをしたり、洗浄力の高いシャンプーを使ったりすると、すっきりと洗い流せます。
これらのコツと注意点を押さえることで、N.ナチュラルバームはメンズヘアスタイリングの強力な味方になります。ベタつきとは無縁の、理想のツヤと束感をぜひ手に入れてください。
使用量の目安はどれくらい?
N.ナチュラルバームをメンズが使う上で、最も重要なポイントの一つが使用量の見極めです。結論から言うと、基本的には「ごく少量」から試すのが正解となります。
なぜなら、N.ナチュラルバームはシアバターなどの天然由来成分が主体のオイルリッチな製品で、非常に伸びが良いという特徴を持っているからです。そのため、一般的なワックスと同じ感覚で取ってしまうと、髪がベタついて重い印象になり、理想のスタイルを作るのが難しくなってしまいます。
例えば、ショートヘアの方が初めて使う場合、まずは米粒1〜2粒大ほどの量から試してみるのが良いでしょう。これを手のひらでしっかりと温めて透明なオイル状にしてから髪に馴染ませるだけで、自然なツヤとまとまりを実感できるはずです。


ここでは、髪の長さや目指すスタイルに合わせた、より具体的な使用量の目安をご紹介します。
髪の長さ・スタイル別の使用量目安
自分の髪の長さと、どのような質感に仕上げたいかに合わせて、バームの量を調整することが上手に使いこなす秘訣です。以下の表はあくまで目安なので、ご自身の髪質や毛量に合わせて微調整してみてください。
| 髪の長さ | ナチュラルな束感・ツヤ感 | ウェットな質感・パーマ感 |
|---|---|---|
| ベリーショート | 米粒1粒大 | 米粒2粒大 |
| ショート | 米粒2粒大~小豆大 | 小豆大~パール小粒大 |
| ミディアム | 小豆大 | パール小粒大 |
このように、作りたいスタイルの方向性によっても最適な量は変わってきます。まずはナチュラルな量から試し、ウェット感を出したい場合は少しずつ足していく方法が失敗しにくいでしょう。
使用量を調整する際のポイント
最適な量を見つけるためには、いくつかのコツがあります。特に重要なのは「一気に付けない」という意識です。
N. ナチュラルバームは、「足りなければ足す」という引き算ではなく「足し算」の考え方で使うのが基本になります。最初に多めに取ってしまうと、後から減らすのは非常に困難です。しかし、少量から始めれば、全体のバランスを見ながら理想の質感になるまで少しずつ付け足していくことが可能になります。
また、髪に付ける前の準備も大切です。指で取ったバームは、必ず両手のひらで擦り合わせ、固形感がなくなり完全に透明なオイル状になるまでしっかりと伸ばしてください。このひと手間を加えることで、バームが髪全体にムラなく均一に行き渡り、ごく少量でも高いスタイリング効果を発揮してくれるようになります。
もしバームを付けすぎてしまったら?
万が一、量を間違えて髪がベタベタになってしまった場合でも、諦める必要はありません。まずは、キッチンペーパーやティッシュで髪の表面を優しく掴むようにして、余分な油分を吸い取ってみましょう。
その後、ドライヤーの温風を根元から軽く当てて、水分を飛ばすように乾かすと、少し質感が軽くなることがあります。それでも改善しない場合は、一度洗い流すのが最善の策かもしれません。
いずれにしても、N. ナチュラルバームを使いこなす鍵は、少量から試して自分だけの「最適量」を見つけ出すことです。この感覚さえ掴めれば、毎日のスタイリングがもっと楽しく、そして手軽なものになるでしょう。
ワックスとの違いとナチュラルな仕上がり
「ヘアワックスは使ったことがあるけど、バームって何が違うの?」と感じている男性は多いのではないでしょうか。結論から言うと、N.ナチュラルバームとワックスの最も大きな違いは、「セット力と質感」にあります。
ワックスが髪をしっかりと固めてスタイルを維持するのに対し、バームは髪に潤いと自然なツヤを与え、まるで作り込んでいないような、こなれた雰囲気を演出するアイテムなのです。
なぜなら、両者は配合されている成分と、そもそものスタイリングにおける目的が異なるからです。多くのヘアワックスは、スタイルを長時間キープするために合成樹脂などを含んでいます。
一方で、N.ナチュラルバームはシアバターをはじめとする天然由来のオイルが主成分となっています。このため、髪を保湿しながら、自然なまとまりや毛流れを作ることを得意としているのです。


ワックスとN.ナチュラルバームの比較
それぞれの特徴をより深く理解するために、ワックスとN.ナチュラルバームの違いを項目ごとに比較してみましょう。ご自身の髪質や、目指すスタイルに合わせてどちらが最適か考える参考にしてください。
| 項目 | ヘアワックス | N.ナチュラルバーム |
|---|---|---|
| 主な目的 | スタイルの造形・キープ | 保湿・ツヤ出し・まとまり |
| セット力 | 弱いものから非常に強いものまで様々 | 弱い〜中程度(自然な毛流れを作る程度) |
| 質感 | マット、ドライ、ウェットなど多様 | 自然なツヤ、しっとりとした質感 |
| 主な成分 | 合成樹脂、ロウ、油分など | シアバターなどの天然由来オイル、ミツロウなど |
| 向いているスタイル | 束感のあるショート、髪を立たせるスタイル | パーマヘア、ミディアム〜ロング、ウェットヘア |
| その他 | 種類が豊富で目的に合わせて選びやすい | ハンドクリームなど全身の保湿に使える |
バームが作り出す「ナチュラルな仕上がり」とは?
N.ナチュラルバームが特に得意とするのは、「頑張りすぎていないのにおしゃれ」な雰囲気の演出です。ワックスのように髪を固めないので、風になびくような自然な動きを損なうことがありません。手ぐしで簡単にスタイルを直せるのも大きな魅力でしょう。
例えば、パーマをかけている方であれば、乾いた髪に揉み込むだけでパサつきがちな毛先に潤いを与え、カールをきれいに再現してくれます。また、直毛の方でも、髪の広がりを抑えて自然な毛流れとツヤをプラスすることが可能です。このように、髪本来の質感を活かしながら、さりげなく清潔感とまとまりを出すのがバームの真骨頂と言えるでしょう。
N.ナチュラルバームを使う上での注意点
非常に便利なN.ナチュラルバームですが、いくつか知っておきたい注意点も存在します。まず、前述の通り、ワックスほどの強いキープ力はありません。そのため、髪をしっかり立ち上げたいスタイルや、一日中完璧に形を維持したい場合には物足りなさを感じる可能性があります。
また、オイルが主成分であるため、つけすぎると髪がベタついて重い印象になってしまうことも。最初は少量(米粒大程度)を手のひらでよく温めてから、毛先を中心に馴染ませていくのが失敗しないコツです。
知っておくと便利!実は全身に使える万能アイテム
N.ナチュラルバームの特筆すべき点は、天然由来成分で作られているため、髪だけでなく肌の保湿にも使えることです。スタイリング後に手に残ったバームは、そのままハンドクリームとして手に馴染ませたり、乾燥が気になるひじやかかと、さらにはリップクリーム代わりに使ったりすることもできます。
旅行の際に荷物を減らしたい時などにも重宝する、まさに万能アイテムなのです。
このように、N.ナチュラルバームはヘアワックスとは異なる魅力と役割を持っています。強いセット力でスタイルを作り込むのではなく、髪をケアしながら自然な美しさを引き出したい方にとって、これ以上ない選択肢となるはずです。ご自身のライフスタイルや求める雰囲気に合わせて、ワックスとの使い分けを楽しんでみてはいかがでしょうか。
N.ナチュラルバームの使い方を応用!メンズ向けスタイリング術
- センターパートやマッシュなど人気ヘアとの相性
- パーマヘアの質感を活かすスタイリング方法
- 髪だけじゃない!ハンドケアやリップケアとしての活用法
- 他のスタイリング剤と混ぜてセット力や質感を調整
- 気になる香りは?ビジネスシーンでも使えるか
センターパートやマッシュなど人気ヘアとの相性
N.ナチュラルバームは、センターパートやマッシュヘアといった、現在のメンズヘアトレンドに最適なスタイリング剤の一つです。その理由は、自然なツヤ感と束感を演出しながらも、作り込みすぎない「こなれ感」を手軽に実現できるからに他なりません。
ワックスで固めたようなスタイルとは一線を画す、ナチュラルな仕上がりを求める方にぴったりのアイテムなのです。
ここでは、なぜN.ナチュラルバームがこれらの人気ヘアスタイルと相性が良いのか、具体的なスタイリングのコツも交えながら詳しく解説していきます。


センターパート:知的な毛流れを自然にキープ
センターパートの魅力は、なんといっても上品で知的な印象を与える美しい毛流れです。N.ナチュラルバームは、この魅力を最大限に引き出す手助けをしてくれます。
例えば、ハードワックスで固めてしまうと、どこか不自然な印象になりがちですが、N.ナチュラルバームであれば髪本来の柔らかさを活かせます。そのため、自然なまとまりと潤いのあるツヤをプラスすることが可能です。
また、スタイリング剤自体の重さが少ないため、前髪がペタッと潰れてしまう心配が少なく、ふんわりとした立ち上がりをキープしやすいのも嬉しいポイントになります。
センターパートのスタイリング手順
- ごく少量のバーム(米粒1〜2粒程度)を指先にとります。
- 手のひらでしっかりと伸ばし、オイル状になるまで温めます。
- 根元を避け、髪の中間から毛先に向かって、手ぐしを通すようになじませます。
- 指先で前髪の分け目や毛流れを整えれば完成です。
このように、簡単なステップで、清潔感のある洗練されたセンターパートスタイルが完成します。
マッシュヘア:空気感のある柔らかな束感を演出
丸みのあるシルエットが特徴のマッシュヘアにも、N.ナチュラルバームは非常にマッチするでしょう。ともすれば重く見えがちなマッシュスタイルに、空気感と軽やかな動きを与えてくれるのです。
髪全体にクシャっと揉み込むだけで、柔らかな束感が生まれ、無造作でおしゃれな雰囲気に仕上がります。頑張りすぎていないのに、どこか計算されたような絶妙な質感を表現できるのが、N.ナチュラルバームならではの魅力と言えるでしょう。パサつきを抑えてくれるので、カラーやパーマで傷んだ髪も綺麗に見せてくれます。
マッシュヘアのスタイリング手順
- 少し多め(小指の爪の半分程度)のバームを手に取ります。
- 手のひらでしっかり温めてオイル状に変化させます。
- 髪の内側から手を入れて、空気を含ませるように全体へ揉み込みましょう。
- 表面の髪を指先で軽くつまみ、束感と動きを出してシルエットを整えます。
このひと手間で、ただ乾かしただけとは違う、こなれたマッシュスタイルが手に入ります。
相性は抜群!でも知っておきたい注意点も
ここまで見てきたように、N.ナチュラルバームはトレンドヘアと相性抜群ですが、いくつか知っておきたい注意点もあります。これを理解した上で使うことで、より上手に活用できるはずです。
セット力は控えめです
N.ナチュラルバームは、あくまで自然な質感を出すためのスタイリング剤であり、ハードワックスのような強いセット力やキープ力は期待できません。髪質が硬い方や、一日中スタイルをしっかり固定したい場合は、仕上げにヘアスプレーを併用することをお勧めします。
つけすぎはベタつきの原因に
保湿力が高い分、つけすぎてしまうと髪がベタついたり、重くなってボリュームダウンの原因になったりします。最初は「少し足りないかな?」と感じるくらいの少量から試してみて、徐々に調整していくのが失敗しないコツです。
これらの特性を理解し、自分の髪質や目指すスタイルに合わせて使い分けることが重要になります。
各ヘアスタイルとの相性をまとめると、以下のようになります。
| ヘアスタイル | 相性 | スタイリングのポイント |
|---|---|---|
| センターパート | ◎(非常に良い) | 自然な毛流れと上品なツヤ感を演出。根元を避けてつけるのがコツです。 |
| マッシュヘア | ◎(非常に良い) | 空気感のある柔らかな束感を作るのに最適。全体に揉み込んで使用します。 |
| パーマスタイル | ○(良い) | パサつきを抑え、カール感を綺麗に見せられます。ウェット感を出しやすいです。 |
| ショートヘア(立ち上げるスタイル) | △(工夫が必要) | セット力が弱いため、単体での使用は不向きです。スプレーとの併用が必須。 |
N.ナチュラルバームの特性を把握し、自分のヘアスタイルに合わせて使い方を工夫することで、スタイリングの幅はさらに広がるでしょう。
パーマヘアの質感を活かすスタイリング方法
N.ナチュラルバームは、メンズのパーマスタイルにおいて、その質感を最大限に引き出すための強力な味方になります。自然なツヤ感と柔らかな束感を演出し、まるで作り込んでいないかのような無造作ヘアを簡単に再現できるのが最大の魅力でしょう。
ワックスのように固めすぎず、オイルのようにベタつかない絶妙な使用感は、一度使うと手放せなくなるかもしれません。
その理由は、N.ナチュラルバームが持つ独自の特性にあります。シアバターをはじめとする天然由来成分100%で作られているため、髪に潤いを与えながらスタイリングできるのです。パーマによってパサつきがちな髪をしっとりとまとめ、健康的なツヤを表現するのに非常に適しています。
また、適度なセット力でカールをだれさせず、一日中柔らかな動きをキープしてくれるでしょう。


基本的なスタイリング手順
ここでは、N.ナチュラルバームを使ってパーマヘアの質感を活かすための、具体的なスタイリング手順を解説します。簡単なステップで、プロのような仕上がりを目指せます。
1. 髪をハーフウェットの状態にする
まず、スタイリングの前に髪を濡らすことが最も重要なポイントです。パーマのカールは、髪が濡れているときに最も強く現れる特性を持っています。
霧吹きなどで髪全体を湿らせるか、朝シャン派の人はタオルで優しく水分を拭き取り、髪から水が滴らない程度の「ハーフウェット」な状態を目指してください。このひと手間が、仕上がりの質感を大きく左右します。
2. バームを適量とり、しっかり伸ばす
次に、N.ナチュラルバームを指で適量すくい取ります。量の目安は、ショートヘアであれば小指の爪の第一関節に乗る程度から試してみましょう。これを手のひらに乗せ、両手をこすり合わせるようにして、固形のバームが完全に透明なオイル状になるまでしっかりと温めてください。
この工程を怠ると、髪に白い塊が残ってしまい、ムラの原因となるので注意が必要です。
3. 髪の内側から揉み込むように付ける
オイル状になったバームを、いきなり髪の表面に付けるのは避けましょう。まずは、髪の内側、根元に近い部分から手ぐしを通すようにして全体になじませていきます。そして、毛先を中心に、カールをくしゅくしゅと優しく握り込むようにしてバームを付けていきましょう。
この「揉み込み」の作業によって、パーマのカールがくっきりと蘇り、自然な束感が生まれるのです。
4. シルエットを整えて完成
全体にバームがなじんだら、最後に全体のシルエットを整えます。トップにボリュームを出したり、サイドを抑えたり、前髪の毛流れを作ったりと、理想の形に近づけてください。
手に残った少量のバームで、表面の毛束を軽くつまむようにすると、より立体感のあるスタイルが完成します。あとは自然乾燥、もしくはドライヤーの弱風で根元を中心に乾かせば、柔らかな質感をキープしたパーマスタイルの出来上がりです。
パーマスタイリングの成功の秘訣
N.ナチュラルバームを使ったパーマスタイリングで失敗しないための秘訣は、「少量から始めて、足りなければ足す」という意識を持つことです。一度にたくさん付けてしまうと、重さでせっかくのパーマがだれてしまったり、ベタついた印象になったりすることがあります。
まずは少量から試し、自分の髪質や長さに合った最適な量を見つけていくことが大切です。
知っておきたい注意点と応用テクニック
N.ナチュラルバームは非常に優れたスタイリング剤ですが、いくつか知っておくべき注意点も存在します。これを理解した上で、さらに使いこなすための応用テクニックもご紹介します。
N.ナチュラルバーム使用時の注意点
N.ナチュラルバームは、ワックスやジェルのような強いセット力はありません。そのため、髪をカチッと固めたいスタイルや、一日中絶対に崩したくないという場合には不向きな場合があります。
あくまで「自然な質感」や「柔らかな動き」を出すためのスタイリング剤と理解しておくと良いでしょう。また、前述の通り、付けすぎはベタつきの原因になるため、量の調整には注意が必要です。
もし、もう少しキープ力が欲しいと感じる場合は、N.ナチュラルバームで全体の質感を作った後、キープしたい部分にだけハードスプレーを軽く吹きかけるという合わせ技も有効です。
逆に、もっとツヤ感やウェット感が欲しいときには、同シリーズの「N.ポリッシュオイル」を1〜2滴混ぜて使うと、より濡れたような質感を演出できます。このように、他のスタイリング剤と組み合わせることで、表現の幅はさらに広がるでしょう。
残ったバームはそのままハンドケアに
N.ナチュラルバームの素晴らしい点の一つは、スタイリング後に手に残ったバームを洗い流す必要がないことです。天然由来成分で作られているため、そのままハンドクリームやネイルオイルとして肌になじませることができます。忙しい朝に手を洗う手間が省けるだけでなく、手指の保湿もできるため、まさに一石二鳥のアイテムと言えます。
髪だけじゃない!ハンドケアやリップケアとしての活用法
N.(エヌドット)ナチュラルバームは、ヘアスタイリング剤として非常に人気がありますが、その魅力は髪のセットだけに留まりません。実は、髪だけでなく、手や唇など全身の保湿ケアにも使える万能アイテムなのです。
この記事では、N.ナチュラルバームの隠れた魅力である、ハンドケアやリップケアとしての具体的な活用法を詳しくご紹介します。ヘアセットのついでに全身のケアができる手軽さを知れば、あなたの毎日がもっと快適になるでしょう。


なぜ全身に使えるの?その理由は「成分」にあり
N.ナチュラルバームがなぜ全身に使えるのか、その理由は主成分にあります。このバームは、シアバターやミツロウといった天然由来成分100%で作られています。そのため、デリケートな肌にも優しく、安心して使用できるのです。
化学的な成分がほとんど含まれていないことから、髪につけた後、手を洗う必要がありません。むしろ、手に残ったバームをそのままハンドクリームとして馴染ませることで、手軽に保湿ケアが完了します。この手軽さが、忙しい男性からも支持されている大きな理由の一つと言えるでしょう。
N.ナチュラルバームが全身に使える理由
シアバターやミツロウなど、保湿効果の高い天然由来成分のみで構成されているため、髪だけでなく肌の保湿にも適しています。このシンプルな成分構成が、マルチに使える秘密なのです。
ハンドケアとしての具体的な使い方
ヘアスタイリング後、手に残ったバームを捨てるのは非常にもったいないです。そのまま手の甲や指先に塗り込むだけで、立派なハンドケアになります。
使い方はとても簡単です。まず、手のひらに残ったバームを両手で温めるように広げます。そして、乾燥が気になる手の甲や指先、爪の周り(甘皮部分)に優しくマッサージするように馴染ませていきましょう。特に、ささくれや爪の乾燥が気になる方にはネイルオイル代わりのケアとしてもおすすめです。
バームは肌にスッと馴染み、ベタつきが少ないため、塗った後すぐにスマートフォンやパソコンを触っても気になりにくいのが嬉しいポイント。柑橘系の爽やかな香りが、仕事の合間のリフレッシュにも繋がります。
リップケアとしての意外な活用法
乾燥してカサカサになった唇のケアにも、N.ナチュラルバームは役立ちます。天然由来成分でできているため、デリケートな唇にも使用できるのです。
ごく少量を指先に取り、唇に優しくトントンと乗せるように塗るのがコツです。体温でじんわりと溶けて、唇に潤いの膜を作ってくれます。日中の乾燥対策はもちろん、夜寝る前に少し多めに塗ってリップパックとして活用するのも効果的な使い方となります。
ただし、あくまで化粧品であり、食べ物ではありません。リップケアとして使用する際は、口の中に入らないように注意してください。


その他のおすすめ活用法と注意点
N.ナチュラルバームの活用法は、ハンドケアやリップケアだけではありません。他にも様々な使い方が考えられます。
【補足】こんな使い方もできる!
- ボディケアに: ひじ、ひざ、かかとなど、特に乾燥や角質が気になる部分の集中保湿に。
- 練り香水として: ほのかな香り立ちなので、手首や首筋に少量つけて、さりげない香りを楽しむ。
- 髭(ひげ)の保湿に: シェービング後のデリケートな肌の保湿ケアとしても活用できます。
このように、N.ナチュラルバームは一つ持っているだけで様々なシーンで活躍する非常に便利なアイテムです。しかし、使用する際にはいくつか注意点もあります。
使用上の注意点
天然由来成分ではありますが、すべての人に合うとは限りません。肌が敏感な方は、使用前に腕の内側などでパッチテストを行うことをお勧めします。
また、バームは熱に弱い性質を持っています。夏場の車内や直射日光が当たる場所など、高温になる場所での保管は避けるようにしましょう。溶けて液体状になってしまう可能性があります。
これらの点を理解した上で、N.ナチュラルバームを全身のケアに活用してみてください。きっとその万能さに驚くはずです。
他のスタイリング剤と混ぜてセット力や質感を調整
N.(エヌドット)ナチュラルバームの魅力は、単体で使うだけでなく、他のスタイリング剤と組み合わせて使える点にもあります。お手持ちのワックスやジェルと混ぜることで、セット力や質感を自分好みに調整でき、スタイリングの可能性が大きく広がるでしょう。
なぜなら、ナチュラルバームはオイル成分が主体でセット力が穏やかなため、他のスタイリング剤の特性を活かしつつ、ツヤ感やまとまりといったバームならではの良さをプラスできるからです。これにより、スタイリング剤をいくつも買い揃えることなく、一つのアイテムで様々なヘアスタイルに対応可能となります。


ワックスと混ぜてセット力と操作性をアップ
最も一般的な組み合わせが、ワックスとのミックスです。ナチュラルバームとワックスを混ぜ合わせることで、それぞれの長所を活かしたスタイリングが実現します。
例えば、セット力の高いハードワックスと混ぜると、キープ力を高めながら、バームの油分が髪のパサつきを抑え、自然なツヤを与えてくれます。ワックス単体だと髪がきしんだり、時間が経つと乾燥して見えたりすることがありますが、バームを少量加えるだけで、なめらかな指通りと潤いのある質感を一日中キープしやすくなるのです。
混ぜる際の比率は、作りたいヘアスタイルによって調整するのがポイントです。束感をしっかり出したい場合は「バーム1:ワックス2」、ナチュラルな動きとツヤ感を両立させたいなら「バーム2:ワックス1」のように、少しずつ試しながら最適なバランスを見つけてみてください。
ジェルと混ぜてウェット感とキープ力を両立
ジェルと混ぜる使い方も、特にパーマスタイルやウェットな質感を好む方におすすめです。ジェルは速乾性が高く、一度固まると修正が難しいという側面がありますが、ナチュラルバームを混ぜることで、この課題を解消できます。
バームのオイル成分がジェルの乾くスピードを緩やかにしてくれるため、髪に馴染ませてからスタイリングを調整する時間を確保しやすくなります。また、ジェル特有のパリッとした硬い仕上がりではなく、ツヤと潤いを保ったまま、しなやかに固まる質感が生まれるのも魅力です。
これにより、色気のあるウェットスタイルを、より自然な印象で作り上げることが可能になります。
混ぜ合わせテクニックのまとめ
スタイリング剤を混ぜる際は、まず手のひらでナチュラルバームをしっかりとオイル状になるまで温めるのがコツです。そこに別のスタイリング剤を加えて、手のひら全体で白く濁るまで均一に混ぜ合わせましょう。こうすることで、髪全体にムラなく塗布できます。
組み合わせによる効果の違い
どのスタイリング剤と混ぜるかによって、仕上がりの質感やセット力は大きく変わります。ここでは代表的な組み合わせと、それによって期待できる効果を表にまとめました。
| 混ぜるスタイリング剤 | 期待できる効果 | おすすめの髪型・シーン |
|---|---|---|
| ハードワックス | セット力UP、程よいツヤ感、束感の強調 | ショートの立ち上げ、パーマスタイルのリッジ感強調 |
| ファイバーワックス | 動きと束感を出しつつ、パサつきを抑える | ミディアムヘア、無造作な毛流れを作りたい時 |
| ジェル | ウェット感を維持しつつ、操作性を向上させ固めすぎない | ウェットなパーマスタイル、七三分け、ビジネスシーン |
| ヘアオイル | ツヤ感とまとまりを最大限に引き出す(セット力はほぼ無し) | ロングヘア、ストレートヘア、ダメージが気になる髪のケア |
混ぜて使う際の注意点
スタイリング剤を混ぜる際は、いくつか注意が必要です。まず、一度に多くの量を混ぜすぎないようにしましょう。最初は少量から試し、髪質やスタイルに合う比率を見つけることが大切です。また、製品の組み合わせによっては、成分がうまく混ざらず分離してしまったり、本来の効果が薄れてしまったりする可能性もゼロではありません。
特に水溶性のジェルと油性のバームは、混ぜすぎるとキープ力が落ちることがあるため、バランスを見ながら調整してください。
気になる香りは?ビジネスシーンでも使えるか
スタイリング剤を選ぶとき、性能と同じくらい重要になるのが「香り」ではないでしょうか。特に、毎日使うものだからこそ、自分好みの心地よい香りを選びたいものです。N.ナチュラルバームは、その使用感だけでなく、上質な香りでも多くの支持を集めています。
結論から言うと、N.ナチュラルバームの香りは「マンダリンオレンジ&ベルガモット」を基調とした、爽やかで心地よい柑橘系の香りです。天然由来の精油のみで香りづけされているため、人工的な香りが苦手な方でも受け入れやすい自然な芳香が特徴となります。


この爽やかな香りは、朝のスタイリング時間をリフレッシュタイムに変えてくれるでしょう。つける瞬間にフワッと香り、気分をシャキッとさせてくれます。
ビジネスシーンでの使用は可能?
メンズが特に気になるのは、ビジネスシーンでこの香りが浮いてしまわないか、という点だと考えられます。香水ほど強く香るものではありませんが、香りに対する配慮は社会人としてのマナーの一つです。
N.ナチュラルバームの香りは、つける量とタイミングにさえ気をつければ、ビジネスシーンでも全く問題なく使用できます。むしろ、清潔感を演出する上でプラスに働くことさえあるでしょう。
なぜなら、このバームの香りは持続性がそこまで高くないからです。つけた直後は爽やかな香りをしっかりと感じられますが、時間とともに穏やかに変化し、数時間後には自分だけがほのかに感じる程度に落ち着きます。そのため、オフィスで隣の席の人に不快感を与える心配は少ないと考えられます。
- 清潔感のある爽やかな香り
- 強すぎず、ほのかに香る程度であること
- 多くの人に受け入れられやすい自然な香り
N.ナチュラルバームの香りは、これらの条件を見事に満たしています。
周囲に配慮した使い方
いくら良い香りでも、つけすぎてしまうと逆効果です。ビジネスシーンでスマートに香りを取り入れるためには、いくつか注意点があります。
まず、使用量を守ることが大切です。髪の長さにもよりますが、基本はごく少量(米粒大〜小豆大)を指先に取り、手のひらでよく温めてから髪になじませてください。量が多すぎると、スタイリングが重くなるだけでなく、香りも強くなってしまいます。
次に、つけるタイミングも工夫すると良いでしょう。出社直前につけるよりも、家を出る20〜30分前につけておくと、オフィスに着く頃には香りが角の取れた柔らかい印象に変化しています。
このように、N.ナチュラルバームは上質で爽やかな香りが魅力のスタイリング剤です。使い方次第で、あなたの印象をワンランクアップさせる心強い味方になってくれるでしょう。ビジネスシーンでも自信を持って使えるよう、適量を守り、周囲への配慮を忘れずに活用してみてください。
まとめ:メンズもN.ナチュラルバームの正しい使い方でオシャレを楽しもう
N.ナチュラルバームは自然な仕上がりと多用途性でメンズに人気のスタイリング剤。少量を手のひらでオイル状に溶かし、髪の内側から馴染ませるのが成功の鍵。トレンドヘアとの相性も良く、全身の保湿ケアに使える万能性も魅力です。
- 作り込みすぎない自然なツヤ感と、こなれた雰囲気を演出する絶妙な束感が魅力
- シアバターなど天然由来成分100%で作られ、髪だけでなくデリケートな肌にも優しい
- スタイリング後に手に残ったバームは洗い流さず、そのままハンドケアとして使える
- ヘアケア以外にもリップやひじなど、乾燥が気になる全身の保湿ケアに使える万能性
- ハードワックスのような強いセット力はなく、あくまでナチュラルな仕上がりを目的とする
- 使う際は手のひらの体温でじっくり温め、透明なオイル状になるまで溶かすのが基本
- 固形のまま髪につけてしまうと、ムラやベタつきの原因になるため絶対に避けるべき
- 非常に伸びが良いため、最初は米粒ほどの少量から試して自分に合う量を見つける
- 髪につける際は表面からではなく、髪の内側や後頭部から馴染ませていくのがコツ
- 全体に馴染ませた後、指先に残ったバームで毛束をつまみ、シルエットを整え仕上げる
- センターパートやマッシュなど、自然な毛流れを活かすトレンドヘアとの相性が抜群
- パーマヘアのパサつきを抑え、濡れた髪に揉み込むだけでカール感を綺麗に再現できる
- 手持ちのワックスと混ぜ合わせることで、セット力やツヤ感を自分好みに調整できる
- マンダリンオレンジとベルガモットの爽やかな香りは、ビジネスシーンでも使いやすい
- 天然オイルが主成分のため、夏場の車内など高温になる場所での保管は避けるべき







